ペン・バッジリー、「ゴシップガール」出演中にブレイク・ライヴリーと交際するのは難しかった

「ゴシップガール」出演中、ブレイク・ライブリーと交際していたペン・バッジリーは、ドラマで演じたロマンスを自身の恋愛と切り離して考えることが、とても難しかったそうだ。2007年から2015年にかけて放送された同ドラマは、ニューヨークの高級住宅地に暮らす高校生たちの恋愛模様を、彼らが抱える苦悩とともにスキャンダラスに描いて、世界中でヒットした。

ペン演じるダン・ハンフリーとブレイク演じるセリーナ・ヴァンダーウッドセンのロマンスは、ドラマ人気を支えた理由の一つだったが、2人は私生活でも2007年から2010年まで断続的に交際。ドラマの中でも複雑な恋愛関係にあったこともあり、ファンはペンに役柄を重ねるようになったという。

ポッドキャスト「Call Her Daddy」でペンは、映画とドラマの違いを指摘。「映画とテレビドラマは多くの点で異なる。映画は単発で、全力を尽くした後は望もうが望まなかろうが、次の作品に移る」けれど、テレビドラマの場合は「絶えず続けていくことになる」「長く1つの役柄を演じていると、セレブリティという側面が大きな位置を占めるようになる。誰にでも言えることだと思うけど、きちんと分けて考えられなくなってしまうんだ。役どころと同じ人間だと見られ、街中でも役名で呼ばれる。職場でも、常にそのキャラクターでいなければいけない。

当時20代だった彼は「自尊心の面で」、ダンと自分を「分けて考えるほど、感情的に成熟していなかった」という。「ダンについて人が考えていることが、僕について人が思うことと同じにみえた」と振り返った。なお、ペンとブレイクは破局後も撮影現場では友好的な関係を続け、「プロに徹していた」と伝えられている。

その後、ペンは2017年にドミノ・カークと結婚し、2020年に長男が誕生、現在妻は双子を妊娠中だそう。一方のブレイクも、ライアン・レイノルズと結婚し、4人の子どもをもうけている。

Text: Tae Terai

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