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【大人女子の住まい】ギャラリーライクなムード漂うお部屋

  • 2025.5.3

毎号、大人ならではの素敵なお部屋を拝見する「大人女子の住まい」。今回は、スタジオとして貸し出すこともあるという草木さちさんのお宅へ。お気に入りの作品を、生活の中で愛でるための工夫が詰まった美しい空間です。

選び抜かれた家具と作品の魅力が引き立つ清潔感にあふれた空間

コの字形の間取りが珍しい草木さんのおうち。「webで建具やヘリンボーンのフローリングを見て一目惚れ」したのが、この物件の決め手。真っ白な壁とナチュラルな色合いのヘリボーン床が清潔感たっぷり。大きな家具は壁や床とトーンを揃え、かつ低い位置に置くことで、お部屋を広く見せることに成功しています。 このすがすがしい空間を彩るように置かれた、さまざまな雑貨にも注目。特に好きでコレクションしているという花瓶や器を、実用的に使うのはもちろん、オブジェのように各所に並べることで、生活空間がギャラリーのような雰囲気にアップデート。 また、アクセントカラーは凜とした印象の寒色系に統一。「北欧やフランスの作品が好きですが、特定の国のものだけにならないように気をつけています」という言葉通り、特定のイメージに固まらず、いろいろな海外のテイストがミックスされているのも特徴的。こだわりの家具や作品が引き立つ、しなやかで美しい住まいです。

House Data

◆所在地_東京都
◆住居歴_5年半
◆住宅形態_賃貸
◆間取り_1R
◆家族_一人暮らし

明るい光が差し込むリビング兼ワークスペース。「ヘリンボーン床をいかしたいから大きなラグは敷きません」。リーンロゼのソファは、カバーをオーダーしたお気に入り。

「仕事は閉塞感が少ない窓辺が◎」。限られたスペース用に選んだ丸机は、DIYで天板と脚を組み合わせた力作。チェアはハーマンミラーのリプロダクト品。壁の鏡はインターホン隠し!

廊下の一角を花瓶や画集の収納スペースとして活用。オブジェのような花瓶は、見せる収納もさまになる。

「リビング側と緩やかに区切られているから睡眠に集中できる」というベッド周り。寝室の雰囲気に合わせた写真を飾って。絵画制作で使うイーゼルには、オード・ミネの鏡を。

ドレッサーコーナーは、曲線的な家具が柔らかい印象。チェストはデンマークのヴィンテージ。

差し色は洗練された印象のラベンダー、ブルー、グリーンに統一。

海外のホテルみたいな洗面台。無造作に置かれているように見えるケア用品は「旅行先で買うことが多い」そう。

【草木さんのとっておきShop!】

GENERALFURNISHINGS & CO./ジェネラルファ二シングスアンドコー

独自の視点でセレクトされた国内外の作家ものが揃う

食器をはじめとしたオリジナルアイテムと、国内外からのセレクト品を展開するインテリアブランド。「好きな作品が多く揃っている上に、新しい作家さんとの出会いもある素敵なお店なのでチェックしています。お香やポスターなどのセンスのよい雑貨は、ギフトにもぴったりです」 
東京都渋谷区千駄ケ谷1-8-10 外苑アビタシオン1F 103
☎ 03-6432-9910 営業時間: 11:00~19:00 ㊡不定休
URL https://gfandco-shop.com/
Instagram @official_gfandco


徳 瑠里香さんプロフィール
フリーランスで編集・ライターとして活動。夫と小学1年生の娘の3人暮らし。現在の住まいは、2階建ての一軒家。設計事務所に依頼し、自らアイデアを出して造り上げた、思いの詰まった注文住宅。

撮影=片岡 祥 取材・文=野田比都美 間取り図=ジェオ

※InRed2025年4月号より。情報は雑誌掲載時のものになります。
※画像・イラスト・文章の無断転載はご遠慮ください。

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