スーパー店員が「横入りやめてください！」と言いたくなる客の“迷惑行為”に「めんどくさい」「ダメ元で…」

現在、例外はあるものの多くのスーパーのレジ袋が有料です。レジ袋を購入する際に、「いるのかいらないのかはっきり言わないお客さん」や、「横入りしてくるお客さん」が少なくないのだそう。店員さんのSNSアカウントでは、困惑する声がよく投稿されています。

今回は、当社のアンケートに寄せられた「レジ袋購入時の迷惑エピソード2選」を紹介します。

１、レジ袋を購入したい人はレジに並んで！

スーパーの店員さんのSNSアカウントで「レジ会計後にレジ袋を購入したい人はちゃんとレジに並んでください！」といった趣旨の投稿がされ、話題になりました。

そこで、「お会計の後で有料レジ袋だけ購入したい時に直接レジ店員に話しかける」という方に、その理由をアンケートで伺ったところ、次のようなコメントが寄せられました。

レジ袋が欲しいだけなので直接レジの店員に話しかけちゃう。さすがにまた並ぶのはめんどくさいし人多かったら時間かかるから。
（40代男性・会社員・愛知県）

レジ袋を購入するためだけに列に並び直すのは面倒に感じてしまい、直接店員さんに話しかけても良さそうに思うからです。
（30代女性・主婦・宮城県）

とりあえず声をかけてみてダメなら列に並ぶと思います。そのまま袋だけ購入できたらラッキーという感じです。
（50代男性・会社員・東海地方）

ダメかも知れないが（列に並ばないといけないかもしれないが、袋だけであれば、他の並んでるお客さんも理解はしてくれそうだから）、一応、声掛けは試してみる。
（60代男性・無職・福岡県）

お会計の後で有料レジ袋だけ購入したい時、「直接レジ店員に話しかける」に52票、「列に並びなおす」に248票と、列に並びなおす派が圧倒的に多い結果となりました。

列に並びなおすという方からは、「商品を購入する時はレジに並ぶべきだと思うため」「他の人に迷惑をかけてしまうため」という意見が多くありました。

会計後にレジ袋が欲しくなった時に、すぐ買えそうと店員さんに声をかけたくなりますが、すでに並んでいる方に迷惑ではないか気になりますよね。実際に店員経験のある方からは「そのような場合、他のお客様が迷惑そうにされていた」との体験談も寄せられていました。

また別の、レジ店員をしているという方のSNSアカウントで「『レジ袋はご入用ですか？』と聞いた時に『大丈夫です』と答えるお客さんがいるが、必要なのか不要なのか、分かりづらい」といった趣旨の投稿がされ、話題になりました。

そこで、店員さんからレジ袋が必要か聞かれたときに「大丈夫です」と答える理由について伺ったところ、次のようなコメントが寄せられました。

店員の人が聞いてくれているのに、いらないです、と言うとはっきりしすぎて、ちょっと言葉がきつい感じがするかなと思ってしまう。大丈夫です、だとやわらかい感じになるから。
（40代女性・パート・千葉県）

大丈夫ですが紛らわしいとおもっているが、とっさに聞かれると反射的に大丈夫ですと言ってしまう。
（40代男性・フリーター・愛知県）

いりません、いらないです、という言い方にトゲがあるような気がしてつい大丈夫ですとしまいます。店員さん側が困っていたとは知らず…今後気をつけます。
（50代女性・専業主婦・福岡県）

柔らかい言い方だと思って大丈夫ですと言ってました。わかりづらい言い方だという認識がそもそもなかったです。ちなみに必要な時はお願いしますと言います。
（30代女性・パート・北海道）

今回集まった300票のうち、「大丈夫ですと答える」という方が120票、「他の答え方をする」という方が180票で、他の答え方をする側が多い結果になりました。

他の答え方をするという方からは、「いりません」「袋あります」などとはっきり答えるという意見が多くありました。

「大丈夫」という返答は人によっては曖昧に捉えられることも。柔らかい表現だと考え、つい言ってしまいがちですが、分かりやすく意思表示できる返答をしたほうがいいのかもしれませんね。

レジ袋有料化に伴う、2つのトラブルについて紹介しました。

会計後にレジ袋が欲しくなった際、レジに並びなおさずに直接店員さんへ声かけすること、レジ袋の有無について「大丈夫です」という答えてしまうことは、どちらも店員さんを悩ませてしまうこともあります。

レジ袋の購入は小さな買い物でも、他の商品と同様にレジの並びなおしが必要です。また、店員さんがはっきりと判断できる言葉で伝えることが大切です。ちょっとした気遣いが、誰もが気持ちよく買い物できる環境づくりにつながります。

次回買い物に行ったときは、ぜひレジ袋購入時の行動を意識してみると良いかもしれませんね。

※本記事は媒体独自に募集したアンケートを元に構成しています

・調査方法：インターネットサービスによる任意回答（記述式）
・調査期間：2024/11/21～2024/11/25、2025/3/27
・調査対象：全国／18歳以上／性別不問
・有効回答数：各300