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令和の米騒動!米の高さに驚く人続出!?米を買えないときの対処法とは

  • 2025.4.27

「米が入手しづらい」「米が値上がりしている」と困っている人が多い

「米が入手しづらい」「米が値上がりしている」と困っている人が多い
「米が入手しづらい」「米が値上がりしている」と困っている人が多い

最近、米の価格が上がっているというニュースをよく耳にしますよね。米は日本の食卓に欠かせないものですが、その価格が高騰すると、家計にも大きな影響が出てしまいます。中には「米を買えない…」と感じている人もいるのではないでしょうか。今回は、米の価格が高くなった時にできる対策をご紹介します。

チラシ・買い物情報サービス「トクバイ」を運営する「ロコガイド」が行った「米不足」に関する調査データを参照しながら紹介していきます。調査は2024年8月23日〜8月25日、全国のトクバイユーザー1万2816人を対象に行ったものです。

調査結果によると、「現在の米不足・米の値上がりについて困っているか」という質問に対して73.5%が「困っている」と回答しました。また、36.4%の人が「価格が高くても購入している」、35.4%の人は「食卓への米の登場回数を減らしている」と回答しました。多くの人が、さまざまな方法で食費を調整しながら、米の値上がりに対処していることが分かります。

米が値上がりしている理由

2024年の夏には、店頭から米が消えるほど品薄状態が続きました。秋には新米が出ることが期待されていましたが、2025年3月でも米の値上がりは収まっていません。一体なぜ、米はこれほどまでに値上がりしているのでしょうか。

2024年の米の収穫量は679万トンで、前年より18万トン増加しました。しかし、JAなどの主要な集荷業者が農家から購入した米の量は216万トンと、前年より21万トン減少しています。この減少の背景には、農家からの買い付け競争の激化があり、集荷業者が購入量を減らさざるを得なかったことが挙げられます。結果として、市場に出回る米の量が減り、価格が上昇していると考えられています。

農林水産省は2025年3月10日に備蓄米の入札を実施すると発表しました。備蓄米の放出が価格安定にどれほど効果があるかは不透明ですが、今後の動向に注目が集まっています。

米を買えないときにはどうする?

備蓄米の放出が決定しましたが、今後米の価格が安定するかどうかはまだ分かりません。このままでは、米を買えない家庭が増えてしまうかもしれません。そんなときには、米の代用品を試してみてはいかがでしょうか。

米を主食にしている人は多いですが、代用品としてうどんやそうめんなどの麺類、お餅、パンなどを使えば、米がなくても主食をしっかり確保できます。特に乾麺は保存期間が長く、備蓄にもぴったりです。米が買えない間は乾麺を活用し、米が手に入るようになったら備蓄として保管しておくのも一つの方法ですよ。パスタは安価で購入でき、乾麺のため保存がききます。

最近注目されているオートミールは、水と合わせてレンジで加熱するだけで、米のように手軽に食べられます。米が買えなくても、オートミールなら栄養をしっかり補いながら、簡単にご飯感覚を楽しめますよ。

また、米がない場合は、おかずで食事のボリュームを補うことで満足感が増します。米の栄養が取れない分、おかずでうまく補うのがポイントです。例えば、じゃがいもやさつまいもは食物繊維が豊富で、消化がゆっくり進み、血糖値の上昇を抑える効果を期待できます。さらに、じゃがいもやさつまいもは、焼いたり、蒸したり、レンジで加熱したりと、さまざまな調理方法で楽しめます。調理法によって味わいが変わるので、飽きずに続けやすいですね。少量の米がある場合は、じゃがいもご飯やさつまいもご飯にすると、米を節約しながらボリュームを増やせます。じゃがいもやさつまいもは、幅広く活用できるので、バリエーション豊かな食事を楽しめますよ。

【まとめ】米の値上がりに悩まされる今、米が手に入らない場合でも、工夫次第でおいしく栄養満点な食事を楽しめます。大切なのは、食事を楽しむことです。「米が買えないから食事がつまらない」「我慢し続けるのは辛い」と感じてしまうと、毎日の食事が苦しくなってしまいます。自分の好きな米の代用品や味付けを見つけることで、食事の楽しさを取り戻せるはずです。米が手に入りづらい今だからこそ、無理なく、楽しみながら毎日の食事を続けていきたいですね。

(natsu)

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