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「吐きそうになった」「残酷すぎる」“救いのない脚本”に視聴者戦慄…実力派俳優「正直、嫌でした」出演を悩んだ“衝撃の一作”

  • 2025.5.28

衝撃のバッドエンドに、思わず「見なきゃよかった」と後悔してしまいそうになる作品。しかし、バッドエンド作品は私たちの感情を深く揺さぶり、忘れられない体験を与えてくれます。今回は、そんな“救いのない結末”に心が揺さぶられる名作5選をセレクトしました。

本記事では第1弾として、2013年公開の映画『凶悪』をご紹介します。

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます

“救いのない結末”に心が揺さぶられる名作・映画『凶悪』

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(C)SANKEI
  • 作品名:映画『凶悪』
  • 公開日:2013年9月21日

あらすじ

小説『凶悪 -ある死刑囚の告発-』(新潮45編集部編)を原作に、白石和彌さん監督のもと実写映画化。

スクープ雑誌の記者・藤井修一(山田孝之)は、獄中の死刑囚・須藤純次(ピエール瀧)から、警察が把握していない3件の殺人事件の告白を受けます。事件の首謀者は「先生」と呼ばれる不動産ブローカー・木村孝雄(リリー・フランキー)。須藤は木村に唆され、金銭や土地を巡るトラブルで殺人に手を染めていたのです。

藤井は半信半疑ながらも取材を進め、須藤の供述の生々しさと、木村という存在に引き込まれていきます。自身の記事をきっかけに警察が捜査を開始し、木村は逮捕されますが、須藤の告白には自身の死刑執行を遅らせる意図も含まれていました。藤井は、正義感と真相究明の間で葛藤しながらも記事を書き上げ、事件は法廷へ。しかし、そこには衝撃的な結末が待ち受けていましたーー

実際の事件をベースとした衝撃作…主役たちの怪演と驚愕のラストに言葉を失う※ネタバレあり

映画『凶悪』は実際に起きた殺人事件をもとに、フィクションも織り交ぜながらも事件の内容を忠実に再現した作品です。作中では残酷な手口で人が殺される描写が映し出されますが、実際に起こった事件がモデルであると考えると胸が締め付けられます

作品を視聴した一部の方からは、「人間の残酷な野獣面が表現されていて吐きそうになった」「残酷すぎる」「救いがまったくない展開」などの声が上がっていました。

一方で、主役を務めた俳優陣の演技については多くの方から高い評価を得ています。特に、物語のカギを握る人物・木村孝雄を演じたリリー・フランキーさんの底知れない不気味さや狂気を帯びた演技は、トラウマレベルの衝撃でした。人が死んでいく姿を目の前にして、嬉々として笑みを浮かべる表情はまさに「凶悪」の象徴とも言えるでしょう。

SNSなどでは「リリー・フランキーの救いようのない極悪性は一生のトラウマ」「人の命を何とも思わないピエール瀧が怖いと思いきや、それを上回るリリー・フランキー演じる先生の恐ろしさ」「とにかく素晴らしい演技の俳優さんだらけ」など、その演技力の高さを評価する声が多く寄せられていました。

「正直、嫌でしたよ」実力派俳優が語る制作の裏側…映画『凶悪』

実際に起こった事件を基に、ストーリーが展開していく映画『凶悪』。須藤純次を演じたピエール瀧さんは、本作の出演に対してとある悩みを抱えていたそうです。インタビューにて、同作の出演に対する率直な思いを打ち明けています。

「実際にモデルとなった人は拘置所にいるし、被害者も遺族の数も半端ない。演じるということは、そういう方々とつながりを持つということ。正直、嫌でしたよ」
出典:映画.com 『凶悪』インタビューにて

しかし、オファーを受けるかどうか悩んでいた時に、リリー・フランキーさんから電話が掛かってきたそうで、そのことをきっかけに出演を決意したそうです。

まだ映画『凶悪』を観たことがない方、また本記事を読んで映画『凶悪』に興味を持っていただけた方は、“鬼気迫る演技と驚愕のラスト”をぜひ目撃してみてください!


ライター:天木拓海
映画・アニメ・ドラマなど、エンタメ作品を観ることを趣味としているライター。エンタメ関連のテーマを中心に、作品考察記事/コラム記事などを手掛ける。

※記事は執筆時点の情報です