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「ほぼ死ぬ流れ」18歳でマフィアに拉致された衝撃の過去…溢れんばかりの色気で魅せる【実力派俳優】の壮絶人生

  • 2025.5.24

俳優としてさまざまな作品に出演し、高い評価を受ける方たちの中には、俳優以外の活動でも活躍する方がいます。今回は、そんな“マルチに活躍”する多才な俳優5選をセレクトしました。

本記事では第1弾として、斎藤工さんをご紹介します。

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます

“マルチに活躍”する多才な俳優・斎藤工

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(C)SANKEI
  • デビュー: 2001年
  • 代表作:『昼顔〜平日午後3時の恋人たち〜』『シン・ウルトラマン』『海に眠るダイヤモンド』等

経歴

高校生の頃からモデルとして活動していた斎藤工さんは、「TAKUMI」という名義でさまざまな雑誌に掲載されます。モデルとして活動しながらも、俳優養成所「伊藤正次演劇研究所」で演劇を学んでいた斎藤さん。プロデューサーからスカウトされたことをきっかけに、2001年に映画『時の香り〜リメンバー・ミー』で俳優デビューを果たします。

斎藤さんは数々の作品に出演し、俳優としての知名度をアップさせます。2012年には、本名である齊藤工名義でショートムービー「サクライロ」で監督デビューし、俳優と監督の2つの顔で活動の幅を広げた斎藤さん。その後は、映画館のない地域に映画を届ける移動映画館プロジェクト「cinema bird」の開始やミニシアター支援プラットフォーム『Mini Theater Park』を立ち上げなど、映画界を盛り上げる活動に奮闘しています。

苦労続きの貧乏生活に海外で拉致体験まで…俳優・監督として活躍中!

2001年に俳優デビュー、2012年に監督デビューを果たした斎藤さん。俳優としては第39回エランドール賞・新人賞、監督としては映画『blank13』で第20回上海国際映画祭・アジア新人賞部門最優秀監督賞を受賞するなど、マルチに活躍しています。

そんな斎藤さんですが、なんと18歳の時にフランス・パリでマフィアに拉致されたことがあるそうです。フランスでバックパッカーをしていた斎藤さんは、突然宿のドアを蹴破ってきたマフィアに襲われます。そして車に乗せられ、人里離れた場所に連れていかれたのだとか。「車から降りた時に、『僕を埋める穴を掘って』って言われたんですよ。自分で自分の墓かもしれない穴を掘らされた」と振り返ります。走馬灯が見えながらも穴を掘り始めた途端、「ジョークだ」「テイクケア!」と言われ、車が去っていったそうです。この話を聞いたリリー・フランキーは「ほぼ死ぬ流れだよね」と思わずツッコミをいれていました。

また、20代の頃はオーディションを受けても9割9分落ち続けていたという斎藤さん。なかなか仕事が決まらず、家賃も払えないほどに困窮していたために、祖母と暮らしながら30代前半まで新聞配達のアルバイトをしていたのだとか。俳優・監督として活躍する現在は、「映画を届け、現場環境を良くすることも、映画に育てられた僕ができる恩返し」と自然食のお弁当の差し入れや託児所の設置など、映画業界の環境改善に力を入れているそうです。

不倫男性役で魅せた快演

斎藤工さんの出演作品の中でも、特に注目を集めたのが2014年放送のドラマ『昼顔〜平日午後3時の恋人たち〜』です。斎藤さんは本作で、上戸彩さん演じる笹本紗和との不倫関係に陥る男性・北野裕一郎を熱演しています。

作品を視聴した方からは「昼顔の斎藤工はメロい。昼顔の時の斎藤工は推せる。定期的に思う」「昼顔の斎藤工はまじ最強」と、斎藤さんのセクシーさにメロメロになった方が多くいたようです。

俳優・監督として活躍を続ける斎藤工さんの今後に、期待が高まります!


ライター:天木拓海
映画・アニメ・ドラマなど、エンタメ作品を観ることを趣味としているライター。エンタメ関連のテーマを中心に、作品考察記事/コラム記事などを手掛ける。

※記事は執筆時点の情報です