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国民的シリーズ “8年ぶり復活”に「泣けてきた」生まれた熱狂…「とんでもない傑作」“大ヒットを記録”した至高映画

  • 2026.3.13

映画やドラマの中には、長い年月を経て再び脚光を浴びる作品があります。今回は、そんな中から"数年ぶりに復活を遂げた作品"を5本セレクトしました。本記事ではその第2弾として、映画 『帰ってきた あぶない刑事』(東映)をご紹介します。前作から8年――70代になった伝説のバディが、横浜に帰ってきました。38年愛され続ける本シリーズの、変わらない魅力と新たな見どころに迫ります。

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます

あらすじ

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「ラルフローレン銀座」のオープニングセレモニー 土屋太鳳  (C)SANKEI
  • 作品名(配給):映画 『帰ってきた あぶない刑事』(東映)
  • 公開日:2024年5月24日
  • 出演:舘ひろし(鷹山敏樹 役)、柴田恭兵(大下勇次 役)ほか

ニュージーランドで探偵をしていた鷹山敏樹(舘ひろし)と大下勇次(柴田恭兵)。しかし現地で“出禁”となり、2人は8年ぶりに横浜へ帰ってきます。

新たに探偵事務所を開業した彼らのもとに、永峰彩夏(土屋太鳳)が「行方不明の母親を探してほしい」とやってきました。彼女の母親は2人の旧知の女性だったため、ひょっとすると「どちらかの娘かもしれない」という疑惑が浮上します。

消息を追うなかで、横浜で起きている連続殺人事件に直面する2人。かつての後輩・町田透(仲村トオル)の監視を受けつつ調査を進めていくと、過去の因縁や、カジノ誘致を企てる元銀星会組長の息子・海堂巧(早乙女太一)の企みが明らかになっていき……。

不滅の『あぶ刑事』――8年ぶりの劇場版で復活

1986年のテレビドラマ放送開始以来、38年にわたって愛されてきた「あぶない刑事」シリーズ。本作はドラマ2シリーズとテレビスペシャル、劇場版7作を経た劇場版第8作目にあたり、前作『さらば あぶない刑事』から実に8年ぶりの復活作として、2024年5月24日に公開されました。SNSでは「泣けてきた」「ずっと待ってた」など歓喜の声が続出。

監督は原廣利さん、脚本は大川俊道さんと岡芳郎さんです。タカ役の舘ひろしさんとユージ役の柴田恭兵さんを筆頭に、浅野温子さん、仲村トオルさんらお馴染みのキャスト陣が集結。警察を定年退職して横浜で探偵事務所を開業したタカとユージの新たな活躍が描かれています。

さらに土屋太鳳さん、西野七瀬さん、早乙女太一さん、岸谷五朗さん、吉瀬美智子さんら豪華な新キャストも顔を揃えています。

興行収入は約16.3億円を突破し(2024年8月時点)、前作を上回る大ヒットを記録。第48回日本アカデミー賞では、映画ファン投票で選ばれる「話題賞」作品部門にも輝き、快挙を遂げました。鑑賞後、「とんでもない傑作」「最高です」「感無量」など称賛の声が相次ぎました。

『令和に昭和をやる』宣言!――70代の二人が魅せた美学

本作の最大の魅力は、70代を迎えても細身のスーツを粋に着こなす舘ひろしさんと柴田恭兵さんの圧倒的な存在感です。

劇中ではCGやワイヤーに頼らないリアルなアクションが展開されており、ハーレーダビッドソンに跨り両手離しでショットガンを放つタカのアクションや、ユージの全力疾走、日産レパードによるカーアクションといったシリーズの代名詞がふんだんに盛り込まれています。

また、お互いのために命を懸けるタカとユージの絆が、38年目にして初めて「愛」という言葉で語られる点も、本作の大きな魅力です。

さらに、どんな窮地でも悲壮感を漂わせず、ジョークを交えて切り抜けるシリーズならではのカラッとしたトーンは本作でも健在。
「令和に昭和をやろう」という制作コンセプトのもと、現代のスタイリッシュな映像と「あぶ刑事」特有の軽妙なやり取りが見事に融合した作品に仕上がっています。

舘&柴田も驚嘆!土屋太鳳の女優魂

本作をさらに魅力的にしているのが、新ヒロインの永峰彩夏を演じる土屋太鳳さんの存在です。土屋さんが演じるのは探偵事務所の依頼人第1号で、タカとユージのどちらかの娘かもしれないという、物語の鍵を握る重要な役どころとなっています。

当初は伝説的なシリーズへの参加に重圧を感じて出演を迷ったものの、台本の世界観やハーレーに惹かれて参加を決意したといいます。

撮影現場では、そのすさまじいプロ根性も話題になりました。ロケ地の都合で1年後に同じシーンを再撮影した際、結婚と出産を経たにもかかわらず、1年前と全く同じ体型で現場に現れた土屋さん。そのストイックな姿勢と女優魂には、舘さんと柴田さんも驚嘆したそうです。

観客からも「笑顔が素敵」「かっこ可愛くて大好き「演技力に圧倒された」「まさにハマリ役」と、称賛の声が相次ぎました。こうした温かい反響の数々は、土屋さんの本気の挑戦がしっかりと観客に届いた何よりの証と言えるでしょう。

ファン待望の復活劇が"シリーズ最高傑作"と呼ばれる理由

本作は、2016年公開の前作『さらば あぶない刑事』から8年ぶりの復活を果たした、ファン待望の劇場版最新作です。

探偵として横浜に戻ってきたタカとユージは、70代となっても健在のハードボイルドなアクションとコミカルな掛け合いで観客を魅了します。また、物語の鍵を握る新ヒロイン・土屋太鳳の存在感が、歴史ある作品に新たな輝きをもたらしました。

「数年ぶりに復活を遂げた作品」として再び注目を集める本作。長きにわたって愛されるシリーズの根幹はそのままに、令和の時代に合わせてアップデートされた、まさにシリーズの集大成と呼ぶにふさわしい仕上がりとなっています。

伝説のバディが魅せる最高にクールな姿を、ぜひその目で確かめてみてください。


※記事は執筆時点の情報です