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「見ていて嫌気がさす」「気持ち悪い」“リアルすぎる脚本”に物議…妖艶女優の怪演に「続編作って」大反響の名作

  • 2025.5.22

子どもの誕生は大きな幸せです。しかし、同時に母親としての悩みやストレスも多くなります。そんな苦悩を描いた作品は、特に母親として懸命に生きる女性の心に刺さりますよね。今回は、そんな“母親に刺さる”名作5選をセレクトしました。

本記事では第1弾として、 2017年放送のドラマ『お母さん、娘をやめていいですか?』をご紹介します。

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます

“母親に刺さる”名作ドラマ『お母さん、娘をやめていいですか?』

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(C)SANKEI
  • 作品名:ドラマ『お母さん、娘をやめていいですか?』
  • 公開日:2017年1月13日~3月3日

あらすじ

母である早瀬顕子(斉藤由貴)と二人三脚で、あらゆる困難を共に乗り越えてきた美月(波瑠)。2人は母と娘というよりも、まるで恋人同士のような仲の良さで、父である浩司(寺脇康文)は心配になるほどでした。

ある日、ハウスメーカーの松島太一(柳楽優弥)と親しくなった早瀬母娘。太一の人柄を気に入った顕子は、美月と付き合うように背中を押します。そして松島と仲を深めていくにつれ、母親との関係に疑問を持ち始めた美月。美月の気持ちの変化に気付いた顕子は、美月を離すまいと徐々に恐ろしい行動を取り始めるのでした――。

毒親親子の関係がリアルすぎ…ドラマ『お母さん、娘をやめていいですか?』の見どころ

ドラマ『お母さん、娘をやめていいですか?』の見どころは、毒親の母と娘の関係がリアルすぎるところです。「見事に依存的な母子関係ですごくうんざりする… 分かるから見ていて嫌気がさす。母親と戦ってる娘・戦い方が分からなくて困ってる娘って、現実にも意外と多いです」と依存関係にある母娘にもどかしさや不快感を感じている視聴者や、自分の子どもをコントロールしたい、自分の分身を作りたい、そんな毒親の心情や行動が「毒母にそっくりです」「毒母を持つ娘あるあるです。経験済み」「何だか気持ち悪いほどうちの母とリンクがある」と自身の経験と重なる部分があったというコメントも見られました。

また、リアルすぎる脚本に「NHKの『お母さん、娘をやめていいですか?』は切り口が良かったなと思った。割とリアルなどこにでもいるお母さん像に近かった」「毒親、特に毒母vs.娘が題材の作品こそ多くの人に観てもらいたいです」「親としての在り方を凄く考えた」と称賛の声も見受けられ、視聴者の心に深く刺さるテーマ性や、現代の家族関係を見つめ直すきっかけをもたらす作品として、高い評価を得ています。

さらに、毒親役を演じた斉藤由貴さんの狂気的な演技力も見どころ。娘に対して見せる表情や行動は、人間ドラマというよりもサスペンスホラー作品さながらの恐ろしさです。SNSには「『お母さん、娘をやめていいですか?』の母親役は、見ていて嫌になりそうだった。さすが斉藤さんの実力」「相変わらず、戦慄走るわぁ。斉藤由貴」「続編作ってくれないかな?改めて見ると斉藤由貴さんの妖艶さが凄い」「斉藤由貴さんの子供への狂愛は『お母さん、娘をやめていいですか?』が最高に好き」と怪演っぷりに驚愕するコメントが溢れていました。

怪演女優に思わぬ出来事が…?ドラマ『お母さん、娘をやめていいですか?』

ドラマ『お母さん、娘をやめていいですか?』で狂気の毒親役を演じ、多くの方の注目を集めた斉藤由貴さん。NHKでのインタビューにおいて「ものすごく話題になったことはすごくうれしかったのですが、この役を演じたあたりから怖いお母さん役の依頼をいただくことが多くなりました(笑)」と、思わぬ出来事を明かしました。

まだドラマ『お母さん、娘をやめていいですか?』を観たことがない方、また本記事を読んでドラマ『お母さん、娘をやめていいですか?』に興味を持っていただけた方は、“狂気の毒親”をぜひ目撃してみてください!


ライター:天木拓海
映画・アニメ・ドラマなど、エンタメ作品を観ることを趣味としているライター。エンタメ関連のテーマを中心に、作品考察記事/コラム記事などを手掛ける。

※記事は執筆時点の情報です