1. トップ
  2. 「胸糞悪い」「見下しすぎ」“過激な脚本”に批難が殺到…“最高視聴率26%”を記録した、一流女優へと歩みを進めた名作

「胸糞悪い」「見下しすぎ」“過激な脚本”に批難が殺到…“最高視聴率26%”を記録した、一流女優へと歩みを進めた名作

  • 2025.5.22

とある作品をきっかけに大ブレイクを果たし、名女優への道を歩み始める。そんなシンデレラストーリーを掴んだ女優さんは、私たちが知らないだけで意外と多く存在します。今回はそんな“快演で魅せた名女優を5名をご紹介。

本記事では第1弾として、篠原涼子さんをピックアップします。篠原涼子さんの代表作「ハケンの品格」のあらすじ紹介とともに、篠原涼子さんが女優として活動したくなかった理由についても解説します。

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です。
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます。

undefined
(C)SANKEI
  • 活動期間:1990年~
  • 代表作:アンフェア、ハケンの品格

経歴

篠原涼子さんは1989年に自身で芸能オーディションを受け、現事務所に合格。そして、1990年には「東京パフォーマンスドール」に加入し、ダンスアイドルグループの一員として活動していました。1994年には、小室哲哉さんプロデュースのソロシングル「恋しさと せつなさと 心強さと」の販売数が220万枚を超えて大ヒットを記録し、アイドルではなく歌手として知名度が上がっていきました。

その後女優業に力を入れ、2006年放送のテレビドラマ「アンフェア」や2007年、2020年放送のテレビドラマ「ハケンの品格」での好演をきっかけに国民的女優として名を馳せていきました。

篠原涼子の代表作!ドラマ『ハケンの品格』の魅力とは…?

2007年に放送され、13年後の2020年に続編も放送されたテレビドラマ「ハケンの品格」は、お仕事をテーマとした日本を代表する人気ドラマです。ハケンの品格は、「契約延長はしない、担当セクション以外の仕事はしない、休日出勤や残業もしない」を条件として働くスーパーハケン、大前春子が主人公のストーリー。

篠原涼子さんの演じるスーパーハケン大前春子は、食品商社「S&F」のマーケティング課へ派遣され、自身が持つ資格や知識を役立てながら社内で起きるトラブルを周りを巻き込みながら解決していきます。会社での働き方を問われる中で、正社員と派遣社員を対比しながら、人々の生き方を焦点を当てたストーリー性が話題になり、最高視聴率26%を記録しました。

SNSでは「ハケンの品格おもしろいけど、社員がハケンを見下しすぎじゃない?」「高校生?の頃見てた時は何も思わず普通に見てたけど実際に今会社員の自分が見るハケンの品格は胸糞悪すぎてヤバイ 篠原涼子好きだから見たいんだけどS&Fの人たち働かなさすぎでイライラしちゃう」「ハケンの品格見始めた。人事の奴ら胸糞悪い」と、正社員の派遣社員に対する態度に厳しい声も見受けられました。

一方で「面白かった〜社会人になってからお仕事ドラマ見ると色々考えさせられるね」「ハケンの品格最高だったなぁ」「ドラマ『ハケンの品格』を見返してみたら、やっぱり最高に面白かった」「何度見ても面白い」と絶賛の声が続出。

また篠原涼子さんの快演も評価され、多くの視聴者から「なんでもできる大前さん、本当にかっこいい!」と好評の声が多く上がり、日本のお仕事ドラマとして今も人気の高い作品です。

篠原涼子の人気が止まらない

1990年にダンスアイドルグループの一員としてデビューした篠原涼子さん。とあるインタビューでは、「実は私、芸能界に入る時に“女優だけは絶対にやりたくない”と思っていたんです」と明かしています。

ただ女優というお仕事に対して憧れはあったそうで、「役者という仕事に憧れはあるけれど、“自信が無い私なんかがやっちゃだめだ”という想いが強かったです」と、デビュー当初は演技に対して自信がなかったため、女優はやりたくなかったそうです。女優業に挑戦する中で、演技を見た方から誉め言葉を受ける中で、少しずつ女優業に楽しさを感じ、今では日本を代表する女優の一人となりました。

これからもたくさんのドラマや映画などで快演を見せてくれることでしょう。今後の篠原涼子さんの活躍に目が離せません!


※記事内の情報は執筆時点の情報です。