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「もう二度と観れない…」「かなり苦しい」“救いなき結末”に嘆く声が殺到…“衝撃の展開”に「絶対に観た方がいい」大絶賛の秀作

  • 2025.5.21

演技力と人柄で、視聴者にも共演者にも愛されている女優がいます。
今回は、そんな“同業者も絶賛の名女優”5人のうち、第5弾として杉咲花さんをご紹介します。
子役から着実にキャリアを重ね、ついには共演者に一目置かれる座長へ…。 女優・杉咲花さんが今、愛される理由とは――。

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます

「食べっぷりが可愛い!」ロックスターの娘が伝説のCMでブレイク

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(C)SANKEI

1997年、東京都に生まれた杉咲花さん。父はロックバンド「RED WARRIORS」のギタリスト・木暮武彦さん、母はアニメ『マクロス7』などで知られる歌手、チエ・カジウラさんという芸能一家に育ちました。3歳の頃に両親が離婚し、以降は母とふたりで暮らしていたそうです。

10歳で「梶浦花」として芸能活動をスタート。味の素「Cook Do」のCMで、山口智充さん演じる父親と中華を頬張る姿が「食べっぷりが可愛い!」と話題になりました。

オーディション連敗…改名しても売れなかった挫折の日々

やがて志田未来さんに憧れ、彼女が所属する研音へ移籍。2011年「杉咲花」に改名し、本格的に女優としての再スタートを切ります。ドラマや映画への出演を重ねながら地道にキャリアを築いていきましたが、子役から若手女優への過渡期には、オーディションに落ち続ける日々を経験。自分の演技に悩み、自信を失いかけたこともあったといいます。

転機となったのは、2016年公開の映画『湯を沸かすほどの熱い愛』でした。宮沢りえさん演じる母親の娘役として、思春期の少女の揺れ動く姿を熱演。日本アカデミー賞で最優秀助演女優賞を受賞し、一躍“演技派”として注目を集めました。

以降は『花のち晴れ~花男 Next Season~』やNHK連続テレビ小説『おちょやん』など、主演作が続き、“実力で選ばれる女優”としての地位を固めていきます。

「きっとこの先もずっと忘れられない」と評される名作映画

一方、女優としての新たな挑戦にも注目が集まっています。2023年公開の映画『市子』では、重い役どころに体当たりで挑戦。市子の過去が断片的に明かされていく構成は、観客に強い印象を与えました。特に、市子が無戸籍であることや、過酷な家庭環境で育った背景が描かれる衝撃の展開は、観る者に深い衝撃を与えます。

SNSでは「社会の歪み、人間の業、悪意…強烈なストレートの連打でもう二度と観れない、否覚悟がなければもう一度見れない映画」「市子の壮絶な人生、救いのない結末 安易におもしろかったとは言えない映画でしたがおすすめ「絶対に観た方がいい」と絶賛の声とともに、あまりにも重く心に残るその内容に心が引きづられてしまう視聴者が多く見受けられました。

「演技に見えない」「自然体すぎる」SNSで話題となった若葉竜也との共演作

2024年に放送されたドラマ『アンメット ある脳外科医の日記』では、1日経つと前日の記憶がすべて消えてしまう記憶障害を抱えた脳外科医・川内ミヤビを熱演した杉咲さん。そして、同じ脳外科医でありミヤビの恋人役を若葉竜也さんが演じました。

その演技はSNSを中心に「演技に見えない」「愛しさを演じるのがうますぎる」「こんな綺麗な愛情はない」と大きな反響を呼び、配信の累計再生数は2200万回を突破。ギャラクシー賞の月間賞を受賞するなど、作品とともに杉咲さんの演技も高く評価されました。

今作品で杉咲さんと若葉さんの共演は4度目となり、以前共演した際には、「杉咲さんは、本当に奇跡みたいなことを連発するんですよ」(若葉竜也さん)、「いい表現をしたいという気持ちになってしまう瞬間がどうしてもあるのですが、若葉くんの前に立ってるとそういった欲が消えて、まるで全てが偶発的に起こったことのように思えてくるんです」(杉咲花さん)と、互いの演技力に高い信頼を寄せている様子を語っていました。

業界内でも絶賛の声が続出!名女優・杉咲花

俳優仲間からの信頼は非常に厚く、SNSでは、timeleszの原嘉孝さんが「役者として尊敬する俳優」として杉咲さんの名前を挙げたという投稿が話題に。また、ドラマ『アンメット』で共演した岡山天音さんも、杉咲さんの“座長ぶり”を絶賛。

自身の出番がない日にも現場に足を運び、静かに他の演者の芝居を見守る姿に、「いろんな現場を体験してきましたけど、こんな座長はいなかったなと。座長パンチをくらったというか、魅力的な座長で、出会ったことのない方だなと思いました」と語っています。2025年4月には映画『片思い世界』が公開。多くの視聴者や同業者を魅了する杉咲花さんに今後も注目が集まりそうです!


※記事は執筆時点の情報です