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「やっと原作通りのリメイク版」連載開始から27年の時を経て“令和に復活を遂げた”神アニメ… 原作者が譲れなかった“2つの条件”

  • 2025.5.26

過去にアニメ放送されていた名作が、令和になってよりクオリティがアップしてリメイクされた作品も多くあります。今回は、そんな“令和にリメイクで蘇った神アニメ”5選をセレクトしました。

本記事では第2弾として、 2024年放送のアニメ『フルーツバスケット』をご紹介します。

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます

“令和にリメイク”で蘇った神アニメ『フルーツバスケット』

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Google Geminiにて作成(イメージ)
  • 作品名:『フルーツバスケット』
  • 放送期間: 1st season:2019年4月6日~9月21日、2nd season:2020年4月7日~9月22日、The Final:2021年4月6日~6月29日

あらすじ

高屋奈月さんの同名漫画を原作に、 TMS/8PAN制作でリメイク。

都立海原高校に通う女子高生・本田透(石見舞菜香)は、唯一の家族だった母親を亡くしてから1人でテント暮らしをしていました。山の中にテントを立てた透でしたが、その場所は同級生・草摩由希(島崎信長)の敷地だったのです。

紆余曲折を経て、透は草摩家の家に居候することに。しかし、居候を始めたことをきっかけに、透は「異性に抱き着かれると十二支の獣に変身する」という草摩一族の呪縛を知ってしまうのでした―。

アニメ『フルーツバスケット』のリメイク版が評価されたワケ

漫画『フルーツバスケット』は1998年から2006年まで、雑誌『花とゆめ』にて連載されていた大人気漫画です。2001年にテレビ東京系列にて全26話のアニメが放送後、2019年から2021年にかけて3期構成・全63話でリメイク版が放送されました。2022年2月18日には、映画『フルーツバスケット -prelude-』も公開されています。

リメイク版を視聴した方のなかには、「旧作の絵と声が完全に脳に刷り込まれているので、いくら原作通りにやっても、どうしても違和感だけが残る」「自分の中でのフルーツバスケットは堀江さんの透くんと関さんの夾くんだけなんで、リメイクは見れない」という厳しい声も。リメイク版は旧版からキャストやデザインが一新されたため、一部の旧版ファンから賛否両論が寄せされたようです。

しかし、リメイク版は原作が丁寧に再現されているところにおいて多数の高評価が集まっていた様子。旧版は原作未完結のなかでの放送ということもあり、原作とは異なる展開が繰り広げられました。一方で、リメイク版は原作完結までを描いているため、「原作リスペクトが強いリメイクですね」「漫画からずっと好きだけど、やっと原作通りのリメイク版でほんと素敵な仕上がりに」と原作ファンから喜びの声が寄せられていました。

原作者・高屋奈月氏が総監修!アニメ『フルーツバスケット』

アニメ『フルーツバスケット』の旧版とリメイク版の大きな違いは、原作者である高屋奈月さんが総監修を務めていることです。リメイク版の制作にあたり、高屋さんは「すべて新しいメンバーで作ってください」「絵を私の絵に寄せないでくれ」という2つの要望を出したそうです。

2つの要望を出した理由として、高屋さんは「閉じた幕をもう一度開けたいというのならば、新しく、新しいすべてで世界を再構築してください」「絵のブレが酷かったので、それも新しく再構築してほしかった」とコメント。高屋さんのこだわりと、高屋さんの要望を真摯に受け止めた制作サイドの努力によって、リメイク版は高く評価される作品となったのですね!

まだアニメ『フルーツバスケット』を観たことがない方、また本記事を読んでアニメ『フルーツバスケット』に興味を持っていただけた方は、“心癒される名作ラブコメ”をぜひ目撃してみてください!


ライター:天木拓海
映画・アニメ・ドラマなど、エンタメ作品を観ることを趣味としているライター。エンタメ関連のテーマを中心に、作品考察記事/コラム記事などを手掛ける。

※記事は執筆時点の情報です