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高齢客「これにも値引きシール貼って!」スーパーでの行動に意見分かれる「権利はある」「図々しい」

  • 2025.5.23
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出典:Photo AC ※画像はイメージです

お店で店員さんが値引きシールを貼っていると気になる方も多いのではないでしょうか。タイミング悪く、すでにカゴに入れた商品にシールが貼られる様子を目撃することもありますよね。

SNSに「割引シールを貼っている店員さんに、ご高齢の方が『これも貼って!』とカゴから取り出したお惣菜を差し出したけど、『一旦カゴに入れたのはダメです』と断られていた」といった趣旨の投稿がされ、話題になりました。

そこで今回は、カゴに入れていた商品と同じ商品に値下げシールを貼り始めたら、店員さんにシールを貼ってもらうようお願いするか、しないかを調査しました。

値下げシールを貼ってもらうようお願いする?しない?

全国の18歳以上の男女300名を対象にアンケートを実施し、寄せられた結果がこちらです!

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出典:TRILL調べ

値下げシールを貼ってもらうようお願いするか、という質問に対する回答数は以下のとおりです。

  • 「シールを貼ってもらうようお願いする」117票
  • 「諦めて会計する」51票
  • 「こっそり売り場に戻して貼られるのを待つ」132票

今回は、「こっそり売り場に戻して貼られるのを待つ」という方が多い結果となりました

寄せられた意見を紹介します。

シールを貼ってもらうようお願いする方の意見

まずは、シールを貼ってもらうようお願いするという方の意見を紹介します。

同じ商品ならお願いする

自分が購入しようとしていた商品と同じ商品であれば、シールを貼ってもらう権利はあると思うからです。
(20代男性・会社員・東京都)
同じものが安くなるのであれば、お願いしてでもシールを貼ってもらうようにしています。
(30代女性・会社員・東北地方)

会計を済ませてなければ問題ない

せっかく同じ商品に値引きシールを貼っているのですからまだ会計を済ませているわけではないので貼ってもらわないと損でしょう。
(30代女性・フリーランス・東北地方)
まだレジに行っていないので、同じ条件の値段にしてもらうのは全く恥ずかしいことではない。
(50代男性・自営業・東北地方)

ダメ元で聞いてみる

これも貼ることはできますか、ということは聞くとは思います。ダメならば戻して、貼られたやつを買います
(30代男性・会社員)
シールが貼られようとしている商品と同じ消費期限であることを見せて、とりあえずはお願いしてみます。断られたら諦めます。
(50代男性・アルバイト・東京都)

シールを貼ってもらうようお願いする方からは、「同じ商品ならお願いする」「会計を済ませてなければ問題ない」という意見が多くありました。

諦めて会計する方の意見

一方、諦めて会計するという方の意見を紹介します。

恥ずかしい

恥ずかしくて頼めないので運が悪かったと思いあきらめます。そこまでがめつくはまだなれないかな。
(30代女性・主婦・岐阜県)
もちろん値下げシールを張ってもらいたい気持ちはあるのだが、恥ずかしいし、断られたらどうしようという気持ちになってしまう
(40代男性・自営業・東京都)

図々しいと思われたくない

なんとなく図々しい気がするので、潔く今回はタイミングが悪かったと諦めて、そのまま会計する。
(30代女性・会社員・千葉県)
安くしてもらいたい気持ちはありつつも直接声をかけるのは図々しく思われそうで抵抗があるから
(20代女性・フリーランス)

店員さんに迷惑だから

店員さんに手間をかけてしまい迷惑になるため、タイミングが悪かったと思い諦めて会計をする。
(30代女性・会社員・東海地方)
シールが貼ってあればありがたいですが、流石に催促までは、はしたなくて迷惑だしできません
(40代男性・会社員・東京都)

諦めて会計するという方は「恥ずかしい」「図々しいと思われたくない」という意見がもっとも多くありました。

また「店員さんに迷惑だから」と店員さんを気遣う意見も寄せられました。

こっそり売り場に戻して貼られるのを待つ方の意見

また、こっそり売り場に戻して貼られるのを待つという方の意見も紹介します。

貼られるのを待つ

何となく声をかけづらので、黙ってカゴのものを戻して値下げシールが貼られているものを手に取ります
(40代男性・自営業・埼玉県)
声をかける勇気はないですが、割引にして欲しいので売り場に戻します。または、貼られてるものと交換します
(20代女性・専業主婦・北海道)

他の商品を見ているフリをして待つ

目の前で待つのは恥ずかしいので、他の商品を見ているフリをしつつ、店員さんが貼り終わったら、シールが貼ってある商品と交換する
(20代女性・専業主婦・神奈川県)
声をかける勇気がないので、一度商品を戻して他の売り場を回ってから戻ってきて確認します
(30代女性・東京都)

店員さんがいなくなってから交換する

図々しいと思われたくないため、店員さんがいなくなったら、持っていた商品を戻し、シールの貼られた商品をとる
(30代女性・神奈川県)
声をかけてケチなやつと思われるのは嫌なので、後で店員がいなくなったのを見てカゴに入れたやつを戻して割引シールのものをカゴに入れ直します
(20代男性・会社員・東京都)

こっそり売り場に戻して貼られるのを待つという方からは「声はかけづらいので貼られるのを待つ」「他の商品を見ているフリをして待つ」という意見が寄せられました。

お客さんから値引きシールを貼ってと言われたときの対処法

一方、スーパー店員の経験のある方限定で、お客さんから値引きシールを貼ってと言われたときの対処法をお伺いしました。

お客様に申し出されたときは貼るように指導されていました。そのスーパーでは、いくらかの減収より廃棄が減る方が優先とのことでした。
(40代女性・会社員・東京都)
ちゃんと同じ商品であるかを確認してから、割引シールを貼っていました。たまに全然関係ない商品にシールを貼ってと頼む人もいるので、それはちゃんと断りました。
(40代男性・自営業・北海道)
お店のルールで「カゴに入れたものの割引はお断りします」となっていますので頑としてお断りしています。もちろん「意地悪!」などの捨て台詞を言って去っていく方、クレームを入れる方もいらっしゃいますが、それは全てお客様のワガママなので。
(50代女性・スーパー・東京都)
お願いされたら快く貼りますし、どうしようか悩んでいるかたがいたらお貼りしましょうかと声がけします。自分も買いもの先でそうされたら嬉しいので。
(40代女性・自由業・関東地方)

お客さんから値引きシールを貼ってと言われた時の対処法では「すぐ値引きする」「断る」などの意見が多く寄せられました。お店によって「ルール」が定められていることが多いようです。

割引は嬉しいけれど、店員さんには声をかけにくい?

今回の調査では、「こっそり売り場に戻して貼られるのを待つ」方が多い結果になりました。

シールを貼ってもらうようお願いする方は、「同じ商品なら当然」「会計前だから問題ない」と、合理的に考えているようです。

一方、諦めて会計する方やこっそり売り場に戻して貼られるのを待つ方は、「割引は嬉しいけれど、店員さんに声をかけるのは恥ずかしい」「図々しいと思われたくない」といった心理があるようです。



※本記事は媒体独自に募集したアンケートを元に構成しています

・調査方法:インターネットサービスによる任意回答(記述式)
・調査期間:2025/05/19〜2025/05/20
・調査対象:全国/18歳以上/性別不問
・有効回答数:300