東京都「水道の基本料金を無料に」SNSでさまざまな反応「都民がうらやましい」「そのぶん電気代に回せる」

まだ5月にもかかわらず、日本各地で暑い日が続いています。20日には、東京都八王子で30度を超え、今年初めての真夏日が観測されました。今夏は全国的に平年よりも気温が高くなる見込みとなっているそうで、すでに辟易としてしまっている人も少なくないかもしれません。

そのような状況の中で、東京都は20日、今夏4ヶ月間の一般家庭向けの水道基本料を無償化する方針であることを発表。SNSでも大きな話題になっています。

SNSでは水道基本料が無料になることに対し喜びのコメントが多数。東京都にとどまらず、全国的に実施して欲しいと望む声も少なくありませんでした。

はたして、世の中の人は東京都が今夏4ヶ月間の一般家庭向けの水道基本料を無償化する方針を発表したことに対し、どのような考えを抱いているのでしょうか？詳しくご紹介します。

水道基本料無償化の検討に至った経緯

東京都によると、今夏は猛暑になることが予想されているものの、物価高による生活への不安からエアコンの利用控えが懸念されているとのこと。

そこで、今夏に限り一般家庭用の水道基本料を無償化することで、東京都民の光熱水費の軽減をさせ、それにより、エアコンの利用を促し熱中症対策の一助となることを目的としているとのことです。

なお、期間は検針の時期によって、6月〜9月、もしくは7月〜10月とのこと。また、無償化されるのはあくまで水道基本料金のみで、水道代全額ではない点に要注意。使いすぎると高額な請求が届いてしまう可能性があります。

水道基本料の無償化が検討されていることに、肯定的な内容のコメントを寄せている方は少なくないようです。

水道料金が減る分、電気代により多くの出費を割けるという内容のコメントも。

また、電気ではなく水道基本料が無償化されるに至った理由の1つとして、水道局は東京都の管轄のため、ある程度自由がききやすいのではないかと指摘している人もいらっしゃいました。

ただし、繰り返し注意喚起がされているように、無償化の対象はあくまで水道基本料のみです。勘違いして水道を過剰に利用すると、想像をはるかに超える額の請求が来る可能性があるためご注意を。

実際に、SNSでは全額無料になると勘違いしている方がとても多い様子。

もしご家族やご友人が誤った捉え方をしていたら、トラブルを避けるためにも訂正してあげたほうが良いかもしれません。

都民の暮らしを支える東京都の取り組みは、ほかの地域にお住まいの人々からも評価されているようです。

東京都民が羨ましい、自分の住んでいる地域でもやって欲しいと羨む内容のコメントも多数。

しかし、宇都宮市など、過去に同様の取り組みを行なった自治体もあります。

また、できれば全国的に水道基本料が無償化されて欲しいという趣旨の意見もありました。

今回は、東京都が今夏4ヶ月間の一般家庭向けの水道基本料を無償化する方針を発表したことに対する世の中の人の考えをご紹介しました。

こちらの事業を評価する内容のコメントは多く、電気ではなく水道基本料をゼロにするのは、水道局が東京都の管轄であるためと推測する趣旨の投稿も。また、あくまで水道基本料の無償化であり、全額無料ではない点に注意する必要があるという内容のコメントもありました。

そのほか、自分の住んでいる地域でもやって欲しいという趣旨の意見もありました。