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シミ・くすみの原因って? 糖化って何のこと? シミと肝斑との違いは?【皮膚科医が回答!】

  • 2025.4.25

強い紫外線が降り注ぐ季節が到来。ダメージが増える春夏の肌悩みに、美容のプロが回答! 今年は圧倒的透明感を手に入れよう!

Q.10代や20代の頃に浴びた紫外線が、エイジングとして影響が出ることはある?

A.もちろんあります! 

「銀座ケイスキンクリニック」
院長・皮膚科医 慶田朋子先生

DNAレベルでは紫外線ダメージは消すことができません。その結果、薄いシミは20歳前後から出現し、30歳前後からは浅いシワや老人性イボが出現することも。 

Q.紫外線以外にシミやくすみを引き起こすものはある?

A.角層の乱れ、乾燥、酸化皮脂、女性ホルモン……etc 

「銀座ケイスキンクリニック」
院長・皮膚科医 慶田朋子先生

角質が乱れて水分量が少なくなると、肌はくすんで見えます。乾燥による軽微な炎症、酸化皮脂による角層の乱れもくすみに。 

Q.肌トラブルなど、肌の炎症もシミの原因になるって本当?

A.本当です! 

「銀座ケイスキンクリニック」
院長・皮膚科医 慶田朋子先生

湿疹・やけど、傷などの痕がシミになったものを“炎症後色素沈着”といい、肌が炎症を起こした際にメラニンが過剰分泌されることにより発生します。 

Q.シミと肝斑はどうやって見分ける?

A.広範囲に広がる灰色がかったシミが肝斑 

「銀座ケイスキンクリニック」
院長・皮膚科医 慶田朋子先生

淡褐色から褐色の平らなシミに対し、上頰部〜頰外側、額の生え際など広範囲に、ぼんやりと広がる灰色がかった褐色斑が肝斑です。 

Q.糖化って何のこと?

A.老化を促進する現象のひとつ。くすみも引き起こします! 

「銀座ケイスキンクリニック」
院長・皮膚科医 慶田朋子先生

血液中の余分な糖が体内のタンパク質や脂質と結びつき、糖化最終産物(AGEs)となって、老化を促進。動脈硬化などの原因にも。 

トップス¥8,250(エマ ルージュ・ヴィフ/アバハウスインターナショナル オンラインストア) ビスチェ¥13,000(バナナ・リパブリック) ハートネックレス¥36,300、コインネックレス¥34,100、ピアス¥48,400(すべてマリハ)


Photograph=Yuri Hanamori (model) Hair & Make-up=Mikako Kikuchi〈TRON〉 Styling=Mika Nagaoka Model=Lisa Oda Text=Yuka Hashimoto

※InRed2025年5月号より。情報は雑誌掲載時のものになります。
※画像・イラスト・文章の無断転載はご遠慮ください。

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