2025年はノスタルジックに春を纏う。軽やかな70sブラウスで叶えるトレンドスタイル6選

2025.4.13

ロマンティックな風が吹く、ボーホームードの春

クロエ（CHLOÉ）のクリエイティブ・ディレクター、シェミナ・カマリの手腕、そしてクロエガールズを象徴するシエナ・ミラーやデイジー・エドガー＝ジョーンズのスタイルが火付け役となり、“自由でロマンティック”なボーホーシックが、この春、再びシーンの主役に。2024年から『VOGUE JAPAN』でも注目してきたこのムードは、季節の移ろいとともに街へと広がりを見せている。

数年前までは“実用的”の代名詞だったサボが、今季はアイコニックな存在に進化。厚底サンダルやフリンジデニム、大ぶりのアクセサリーなど、70年代を彷彿とさせるスタイルが再び脚光を浴びている。そして今、ワードローブに取り入れたいのが、1枚で“今”を語るブラウスだ。

そんなムードを体現する最旬ストリートスタイルを、6ルック厳選。レトロなロマンスをまとって、春の装いをアップデートしてみて。

レースブラウス x ブラックフレアパンツ

2025年春夏のトレンドのなかでも、ひときわ視線を集めるのが、クロエのランウェイを彷彿とさせる白のレースボーホーブラウス。ナチュラルな透け感と繊細な刺繍が、ボヘミアンシックのムードを軽やかに纏わせてくれる。合わせるなら、控えめなフレアが美しいブラックのパンツで、すっきりと。ウエストにはロゴ入りベルトでアクセントを添えるのが正解。センシュアルさと抜け感のバランスが絶妙な、今季らしい洗練ルックが完成。

シアーブラウス×ブラウンパンツ

エレガントな透け感が魅力のパールホワイトのシアーブラウスには、今季注目のブラウンパンツをコーディネート。フレアシルエットの裾で足もとをさりげなく覆えば、レトロとエフォートレスが溶け合う、70sムード漂う装いに仕上がる。

ボウタイブラウス x フレアパンツ

甘さのあるピーチカラーのフリル襟ブラウスには、センターライン入りのフレアパンツにインして、シルエットにメリハリを。足もとをブラウンのヒールで引き締めれば、淡いトーンのグラデーションが上品にまとまる。やわらかくも芯のある、春のワントーンスタイルが完成する。

Vネックブラウス x フレアジーンズ

王道ボーホースタイルといえば、デニムにブラウスのコーディネート。そんなクラシックな着こなしも、コインネックレスと今季のイットバッグをプラスするだけで、ぐっと今の気分に。ノスタルジーとトレンド感を共存させた、新しいボーホールックがここに。

ボウタイブラウス x ジーンズ

レースやラッフルの甘さを少しお休みして、ミニマルにシフトするのも◎。2025年春夏、ファッション賢者たちが選んでいるのは、クリーンなリボン付きブラウス。タイムレスなボウタイデザインは、きちんと感と女性らしさを両立し、オフィスにもデイリーにもマッチ。

レースブラウス x ホワイトデニム

繊細なディテールが魅力のヴィンテージライクなブラウスには、あえてホワイトパンツを合わせて、潔くオールホワイトでまとめるのもおすすめ。モダンな花嫁を彷彿とさせるようなピュアさと大胆さを併せ持つスタイルは、街中の視線をさらうこと間違いない。

Text: Renata Joffre Adaptation: Saori Yoshida

From: VOGUE.MX

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