1. トップ
  2. ファッション
  3. 「パールやツイードは古臭い?」若ママの中で悩んだ40代ママが、卒園式で気づいた『流行より大切なこと』

「パールやツイードは古臭い?」若ママの中で悩んだ40代ママが、卒園式で気づいた『流行より大切なこと』

  • 2026.3.13

子どもの行事で、周りのママと自分を比べてしまった経験はありませんか。「若いママが多くて、浮いてしまうかもしれない」そんな不安を抱えながら出席した卒園式で、筆者の知人は大切なことに気付いたといいます。

画像: ftnews.jp
ftnews.jp

若くておしゃれなママと比べてしまう

私は40代の主婦です。去年、娘が幼稚園を卒園しましたが、園のママたちの中では年齢が高いほうでした。

実は入園式の時から、どこか自分が浮いているのではないかと、違和感を覚えていました。周りを見渡せば、私より一回りほど若いママばかりだったのです。

今どきのママたちはとてもおしゃれ。入園式では、ネイビーやベージュのセットアップにローヒール、かっちりしすぎていないのに、きちんと感のある装いの人が多くいました。さりげなくゴールドのアクセサリーを合わせている人もいれば、最低限のアクセサリーなのに洗練されて見える素敵な人もいて、思わず目で追ってしまいました。

無難な服装しか選べなくなっていた

一方で私が選んだのは、年齢に合わせて買った、オーソドックスなツイードジャケットスタイル。当時の私にとっては「間違いのない選択」だったはずですが、周囲の瑞々しい着こなしを前に、見る人が見れば、「少し古臭い」と思われてもおかしくないような服装だったかもしれない、と卑屈になっていたのです。

それから約3年。卒園式が近づくにつれ、私はまた服装のことで頭がいっぱいになっていました。「もう気にしなくていい」と思っていたはずなのに、いざその日が近づくと、また同じように悩む自分がいたのです。

「今どきパールのネックレスは古臭いかも」「ツイードのジャケットは堅苦しすぎる?」若い頃は、もっと冒険した服装を楽しんでいた気がします。ただ今は、新しいものを買うのがもったいないという気持ちが先立ち、無難な服装しか選べなくなった自分にモヤモヤしました。

卒園式で気づいた大切なこと

結局当日は失敗を恐れて、入園式と同じ装いで出席しました。ただ、「自分だけ浮いてるかも」と思ったのは一瞬だけでした。

子どもたちが入場してくると、不思議と自分の服装のことは気にならなくなったのです。目の前には、3年前よりずっと逞しく成長した娘の姿がありました。それを一心に見つめる時間の中で、私の服が何であるかは、もはや些細なことに思えたのです。集合写真に写っていたのは、流行を気にして縮こまる私ではなく、母親らしく穏やかに笑っている私でした。

大切なのは流行ではなく、落ち着いた気持ちで娘の大事な節目に立ち会うこと。卒園式は、そんな当たり前のことを改めて教えてくれた気がします。

【体験者:40代・女性主婦、回答時期:2026年1月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:花澤ひかる
主婦ライター。ママ友たちからの悩みを聞くうちに、この声を世に届けたいと、ブログなどで活動を開始し、現在はltnライターに転身。主婦目線を大事に、ママ世代へのフィールドワークと取材を行い、そのリアルな思いをコラムにすることをライフワークにする。

元記事で読む
の記事をもっとみる