Text by 井上大輔(編集部)
レアル・マドリーはアーセナルは8日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ準々決勝1stレグに0-3で敗れた。連覇を狙う王者だが、この日は敵地で完敗を喫している。
アーセナルMFデクラン・ライスに圧巻のフリーキック2本を決められる展開だったが、レアルMFジュード・ベリンガムは試合後にこううなだれていた。
「僕らはまったくおよばなかった、それが事実だ。アーセナルがよすぎた。
2ゴールはフリーキックで、素晴らしい個人技だが、正直に言えば、彼らはもっと獲れていたはず。僕らが3点で済んだのはラッキーだ」
相手に脱帽しつつ、逆転するには魔法が必要だとも述べていた。
一方、アーセナルのミケル・アルテタ監督はライスのフリーキックについて、「彼は決意を固めていた。なぜなら、2021年9月以降は直接フリーキックのゴールがないと数か月ほど伝えていたからね。長い時間がかかった。これまでフリーキックを一度も決めたことがなかった選手が、あれだけのクオリティで2ゴールを決めるなんて…どんな確率だろうね」とコメント。
なお、長期離脱中のアーセナルDF冨安健洋は欠場。レアルホームの2ndレグは16日に行われる。