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カニエ・ウェスト、ビアンカ・センソリとの破局を公表

  • 2025.4.4
67th GRAMMY Awards - Arrivals

カニエ・ウェストが、妻ビアンカ・センソリと破局したことを新曲「BIANCA」で認めた。カニエの相次ぐヘイト発言をビアンカが嫌い、彼の元から去ったようだ。4月3日(現地時間)にリリースされた最新アルバム『WW3』に収録された「BIANCA」の中で、カニエはこうラップしている。

「俺のベイビー、彼女が逃げ出した/でも先に俺を入院させようとしたのは彼女だ/病気じゃないんだ、病院には行かない、なぜなんだ」「俺のツイートが気に入らず、彼女はパニック発作を起こしている/ビアンカが戻るまで俺は眠らず一晩中起きている/彼女がどこにいるのか見当もつかない」

2022年に結婚したカニエとビアンカはたびたび物議を醸してきたが、今年2月に開催されたグラミー賞のレッドカーペットでビアンカが究極のシースルードレスを纏ったことでヒートアップ。カニエは、「自分には妻を支配する力がある。自分たちの関係はフェミニズムの戯言に左右されない」とX(旧ツイッター)に投稿し、破局説が囁かれていた。また、この頃から反ユダヤ主義発言をX上で繰り返し、最近はビヨンセとジェイ・Zの子どもたちを揶揄したり、過去のユダヤ人コミュニティへの謝罪を撤回。黒いクー・クラックス・クランの衣装を身に着けた姿をシェアするなど、過激さを増していた。

カニエは新曲の中で、メルセデス車の追跡アプリを利用して彼女の居場所を突き止めようとしたと歌い、さらに自分と彼女の関係を、性的暴行や性目的の人身売買で逮捕・起訴されているショーン・コムズと元恋人キャシーとの関係になぞらえている。

コムズと10年に渡って破局と復縁を繰り返した後、2018年に完全に破局したキャシーは、2024年にコムズを性的暴行と身体的虐待、性目的の人身売買で告訴した。当初コムズは容疑を否認していたものの、ホテルの廊下で彼女を暴行した2016年の映像が「CNN」によって公開され、謝罪を余儀なくされた。彼女の訴訟をきっかけに同様の告発が相次ぎ、コムズの刑事告訴に繋がった。コムズは今も容疑を否認しているものの、証拠棄損の恐れがあるとして釈放を認められず拘置されており、ほかに民事でも数多くの訴訟を起こされている。

なおカニエは、「BIANCA」の最後で彼女への想いをこう歌う。「ビアンカ、戻ってきてほしいだけなんだ/俺の元に戻ってきてくれ/怒らせたことはわかっている」

Text: Tae Terai

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