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『ONE PIECE』フジテレビアニメ“ワンピース”が深夜枠になって巻き起こる懸念とは…?

  • 2025.4.27
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出典元:photoAC(※画像はイメージです)

『ONE PIECE』のテレビアニメは、この春から時間帯が変更になり、約18年間放送されてきた日曜朝の時間帯(9時30分)から、日曜夜の時間帯(23時15分)へと、放送の枠の変更をしました。

つまりアニメ『ONE PIECE』は、朝から深夜枠へと移動したのです。

そこで今回は、フジテレビアニメ「ONE PIECEが深夜枠で巻き起こる懸念について」の考察を、ご紹介します!

※この記事は111巻までのネタバレを含みます。

懸念①子供達のONE PIECE離れ

日曜日の朝(9時30分)の時間帯は、「子供を持つ家族」が一緒にテレビを観やすい時間帯でした。

アニメ『ONE PIECE』は深夜枠に放送時間が変更になったことで、子供達、つまり低年齢層のリアルタイム視聴が難しくなってしまいました。そうなると大人たちも、「子供達と毎週“日曜朝”に観ていた習慣」がなくなり、アニメ『ONE PIECE』離れが懸念されます。

これにより、親から子へと脈々と続いてきた、次世代ファンの取り込み機会が減少する可能性があるのです。

懸念②視聴率とリアルタイムの熱量の低下

アニメ『ONE PIECE』は、深夜枠の時間帯へ移動したため、リアルタイムで視聴できる層が限定的になってしまい、録画や見逃し配信サービスに依存する形になり、従来の視聴率指標での評価が難しくなり、フジテレビはさらにスポンサー離れの加速が懸念される事態になると思われます。

そして今までアニメは「日曜日」、原作漫画は「月曜日」と、日曜日と月曜日に分けられていたリアルタイムのファンの熱量が、アニメが深夜枠へ移動した事により、原作漫画の発売とより近づいてしまい、どちらかのトレンドが、自らのコンテンツパワーによって、弱まってしまう事が懸念されます。

懸念③内容の変化への不安(表現の変化)

そして深夜枠になる事への1番の懸念は、描写の幅が広がってしまい「バイオレンスや過激表現が、より増えるのでは?」という事です。これからは大人向けの演出が強くなりすぎて、「かつての冒険アニメのイメージ」と乖離することが不安要素としてあげられます。

原作漫画で、すでに描かれている“エッグヘッド編”でこれから放送される「バーソロミュー・くまの過去編」では、天竜人に支配される奴隷たちの悲惨な末路も描かれます。

むしろこの内容を改変せず、描ききるために、期間限定で深夜枠へ移動しているのでは?ともいわれているほど、悲惨なエピソードがこれから放送されます。

まとめ

今回はフジテレビアニメ「ONE PIECEが深夜枠で巻き起こる懸念について」を、ご紹介しました。

たくさんの懸念をお届けしましたが、実は懸念だけではなく、近年リアルタイム視聴の価値は下がってきており、テレビで観るよりも「配信サービス」や「見逃し配信」で観る事が主流となってきている為、トレンドにさほど影響はないのではな?とも言われています。

世界で一番のコミックスの売り上げを保持する『ONE PIECE』。他の追随を許さない、さらに巨大なマンガコンテンツにする為に、ついにテレビと原作がより連動し、相互作用を高め、ファンを盛り上げようとしている、深夜枠へ移動なのかもしれません。


※記事内の画像はイメージです。
※当記事は、投稿者の許諾をいただいた上で記事化しております。

出典:「ゆっくり考察クリーム」
参考動画:【驚愕‼️】アニワンが深夜枠へ移動したヤバイ理由がコレ!揺れるフジテレビ問題の関係と面白い伏線と考察2選【ワンピースのヤバい雑学】【ONE PIECE FILM RED】