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左から計算せずに速く解く!「60−13−27」→5秒でチャレンジ

  • 2025.5.25
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今回注目するべきポイントは、カッコを利用して計算をしやすくすることです。素直に左から計算せずに、カッコを利用して計算順序を変えると、簡単に解けるようになります。どんな工夫をすると良いか考えていきましょう。

問題

次の計算をしなさい。
60−13−27

二回の引き算を一つにまとめることができれば、楽に計算できそうですね。

解説

この問題の答えは「20」です。

解答のポイントは、二つの引き算を一つに「まとめる」ことです。計算で「まとめる」といえば、カッコを使うことが思い浮かびますね。

そこで、カッコを使った式のまとめ方を復習しましょう。

<カッコを使ったまとめ方>
・△+◯+□=△+(◯+□)
・△+◯−□=△+(◯−□)
・△−◯+□=△−(◯−□)
・△−◯−□=△−(◯+□)

カッコの直前にあるマイナスは、カッコの中の符号を逆転させます。

さて、今回の問題は上記の四つのまとめ方のうち、最後のまとめ方がぴったり当てはまりますね。これを参考にしながら式を変形させて問題を解いていきましょう。

  60−13−27
=60−(13+27)
=60−40
=20

カッコでまとめることで、引き算を一回だけにすることができました。繰り下がりもないので、とても計算しやすいですね。

まとめ

計算を進めるためにカッコを外すことはとても多いですが、今回のように計算をカッコで括ることもあります。

式をスッキリさせたいときや計算順序を明らかにしたいときに、カッコで括る方法は有効です。ぜひ類似問題でもカッコを使い、練習してみてくださいね。

※当メディアでご紹介する数学関連記事においては、複数の解法をもつものもございます。 あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。



文(編集):うおうお
数学の教員免許を所持。個別指導・集団指導の学習塾で数学の講師として小学生から高校生までの指導や、小学生の宿題指導を通して算数の魅力を深堀して楽しく伝えている。現在は民間学童保育所で放課後児童支援員として勤務しながらフリーランスで受験指導もしている。


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