正しい順番で計算できる？「10+(5−2)×4÷6」→5秒でチャレンジ

今回の計算問題の制限時間は5秒です。素早く解くためには、しっかりと計算問題の解き方を定着させておく必要があります。

5秒以内に解けるように計算の基本ルールを振り返っていきましょう。

問題

次の計算をしなさい。
10+(5−2)×4÷6

素早さと丁寧さのバランスをうまく取ることを意識しましょう。

この問題の答えは「12」です。

登場する一つひとつの計算自体は簡単な方ですね。

しかし、重要視して欲しいのは計算順序になります。カッコを含む計算の正しい計算順序をきちんと確認していきましょう。

＜カッコを含む計算の基本順序＞
・カッコの中から計算する。
・次に掛け算と割り算を計算する。
・最後に足し算と引き算を計算して答えを出す。
※カッコの中も掛け算と割り算を優先して計算する。

では、この計算順序に従って問題を解いていきましょう。カッコが使われている問題なので、計算順序に注意が必要です。

10+(5−2)×4÷6 ←まずはカッコの中から計算する
=10+3×4÷6 ←掛け算を計算する
=10+12÷6 ←割り算を計算する
=10+2
=12

正しい答えにたどり着くことができました。

計算順序は計算の基本となるルールですので、必ず覚えておきましょう。忘れてはいけないのは、カッコの中→掛け算・割り算→足し算・引き算の計算順序ですよ。

この計算順序がしっかりと身についていれば、5秒以内の計算も可能になってきます。他の問題にもチャレンジして、慣れていきましょう！

※当メディアでご紹介する数学関連記事においては、複数の解法を持つものもございます。あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。

文（編集）：うおうお
数学の教員免許を所持。個別指導・集団指導の学習塾で数学の講師として小学生から高校生までの指導や、小学生の宿題指導を通して算数の魅力を深堀して楽しく伝えている。現在は民間学童保育所で放課後児童支援員として勤務しながらフリーランスで受験指導もしている。

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