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大阪の“だし文化”を味わい尽くす!「OMO7大阪by星野リゾート」“アフタヌーンだし”でヌン活&「たこ政」のくわ焼きと串焼き【上方食文化研究會・Wあさこのおいしい社会科見学vol.5】

  • 2025.4.3

お料理教室を通じて上方の家庭の味を伝える日本料理家・吉田麻子先生と、奈良在住の編集者・ふなつあさこの“Wあさこ”がお届けする、上方(関西)の食にまつわる大人の社会科見学。今回は、大阪市浪速区のJR・南海新今宮駅前に位置するOMO7大阪 by 星野リゾートの「アフタヌーンだし」で“ヌン活”(ホテルやレストランなどでアフタヌーンティーを楽しむこと)してきました! はたしてアフタヌーンティーとだしがどんなマリアージュを見せてくれるのか、レポートします♪

実は麻子先生との出会いも、「だし」がきっかけ(『だしの教科書 保存版』宝島社)。私が編集を担当し、先生にレシピをご執筆いただいた思い出深い一冊です(もう在庫がないのが残念……)。

麻子先生は、昨年にも『ごくごく飲みほす だしの本 手軽なのに本格的!』(文化出版局)を上梓されるなど、いわば、だしのスペシャリスト(こちらの本はOMO7 大阪のラウンジにもありました)。

桜や苺からもええ「だし」出るん!? 新感覚の「アフタヌーンだし」

「大阪のOMO7さんで、だしのアフタヌーンティーっていうのをしてはるらしいねん」と麻子先生にお誘いいただき訪れたのは、新今宮駅前の「OMO7大阪 by 星野リゾート」。OMO(おも)は、テンションあがる「街ナカ」ホテルブランドで、3・5・7・エアポートの5タイプを展開。OMO7は、都市のランドマークとなるフルサービスホテルです。

「街をこよなく愛するスタッフが地域の方々と仕掛ける、新感覚のホテル」というだけあって、OMO7大阪も大阪らしさを楽しめる内装やサービス、仕掛けがたっぷり。宿泊はもちろん、日中はホテルの前の広々としたガーデンエリア「みやぐりん」が開放されているほか、10:00AM〜8:00PMは宿泊客以外でも2FのOMOカフェ&バルを利用することができ、情報ツウのなにわマダムにも愛用されているそう。

つまり! 「アフタヌーンだし」は、宿泊しない私たちでも利用可能(2025年5月31日までの金・土・日曜開催、4日前までに要予約。13:00/13:30/14:00/14:30/15:00/15:30の1日6回開催、各回6組。1組は〜4名)。ということで、Wあさこでおしゃれに“茶をしばいて”きました(「茶をしばく」=関西弁で、お茶しにいくこと)。

そういえばやったことある!? 削り節体験からスタート

“だしソムリエ”でもあるというスタッフさんに案内されたのは、「NOMU DASHI」と書かれた看板が目印のカウンター。そして手渡されたのは……なんと鰹節削り器! 自分で飲むだしを自分で削るという趣向なのです。実は今回で3回目となる「アフタヌーンだし」で今年初となるアクティビティだとか!

鰹節を自分で削ったことあったっけな? と思いながらやってみると、お、結構いい調子……

と思いきや、イメージするふわふわの削り節にはなっておらず、謎の粉が入っているばかりでした。

麻子先生はというと……

さすが、お上手です! 力加減? 角度? どうしてこんなに違うのでしょう。

そしてガラスのドリッパーで、コーヒーのように削り節をドリップ。鰹だしのふくよかな香りがふんわりと漂い、食欲をそそります。

削り節体験を楽しんだ後、お席に案内していただきました。この日は屋内でしたが、お天気のいい日なら春の陽気を感じられるガーデンエリア「みやぐりん」のお席で楽しむこともできるそう。

ええだし出てる〜 甘×辛な“だしヌン活”を堪能!

ウェルカムドリンクには、合わせだしをジンソーダで割った「だしジンソーダ」とすだちレモネードの酸味とだしのうまみが調和した「だしレモネード」の2種が用意されています。

そしていよいよ、メインとなるアフタヌーンティースタンドが登場。OMO7 大阪オリジナルのスタンドには、9種のスイーツとセイボリーが可愛らしくスタンバイしています。

メニュー:桜の抹茶クリームとチーズケーキ、いちごと桜のピスタチオタルト、コーヒーシュークリーム、塩昆布メレンゲ、パンデピスバターケーキ、ショートケーキ、だし巻き卵バーガー、昆布だしピクルス、トマトとバジルの冷製だしリゾット、かつお節生チョコレート

この「アフタヌーンだし」では、食品から抽出するものを“だし”と呼んでいるそうで、鰹節や昆布からとるいわゆる“だし”以外にもさまざまなだしが登場するとのこと。例えば、コーヒーシュークリームにはコーヒー豆を入れてひと晩抽出した生クリームと牛乳が使われています。甘辛のバランスもよく、どれもがおいしい。塩昆布メレンゲはおつまみにもなりそうで、お土産にしたいぐらいでした。

スイーツやセイボリーとともにいただくドリンクは……先ほど削っただしも使った「飲むだし」。オリジナルの合わせだしと、それに桜とゆずを合わせたもの、桜えびとマッシュルームをプラスした3種をスープ感覚でいただきます。

締めのドリンクは、紅茶かコーヒーからチョイス。あれ? 鰹節削り器が再登板!? と思ったら、実はこちらは「かつお節生チョコレート」! 鰹節そっくりの形に作られたチョコレートを削っていただきます。

「ちょうどええ量やったね〜」と麻子先生。アフタヌーンティーというと、もう晩御飯食べられないかも……というほどのボリュームで供されることもありますが、OMO7大阪の「アフタヌーンだし」は、物足りないということもないけれど苦しくなるほどでもない、本当に程よいボリューム。

宿泊すると、街の魅力をとことん追求して発信する「OMOレンジャー」なるスタッフが案内する「ええだし出てますわツアー」や「ほないこか、ツウな新世界さんぽ」などの無料ツアーが開催されていて、大好評とのこと。

夜は「OMO7大阪 PIKAPIKA NIGHT」を通年開催中。大阪らしいモチーフがデザインされた「なにわネオンアート」で彩られた「みやぐりん」では、ご近所さんのたこ焼きやクラフトビールを堪能できる「湯上がりご近所スタンド」なども楽しめるそう!

いいな〜と思いながら見上げると、プロジェクションマッピングが。こちらにも大阪らしいモチーフがたくさん登場。エンディングには、アメリカで生まれ、大阪で育ったユニークな神様、ビリケンさんが! 「近いけど泊まりたいよ、OMO7 大阪!!!」とお祈りしておきました。

大阪らしいくわ焼き&串揚げの名店へハシゴ♪

ヌン活後にしばらく打ち合わせをしていたら、ちょっと小腹が減ってきました。「まだなんかちょっといけそうやない?」と麻子先生。

……というわけで、麻子先生がお若い頃から通っているという、なんば・法善寺横丁の「たこ政」さんへハシゴ。くわ焼き(鉄板焼きを大阪ではこう呼ぶそう)と串揚げの昔ながらの名店です。

炒めた豚肉などを卵で包んだ「とん平」や……

パンにエビのすり身をつけてあげた「エビパン」、

鶏のミンチを揚げた「オランダ」などユニークなメニューばかり。

“ヌン活”の後ということもあり、食べたい量だけオーダーできて、ぴったりなチョイス。
 
大阪は食い倒れの街だなぁ、としみじみ思いながら奈良に帰る夜でした!

この記事を書いた人

編集者
ふなつあさこ

ふなつあさこ

生まれも育ちも東京ながら、幼少の頃より関西(とくに奈良)に憧れ、奈良女子大学に進学。卒業後、宝島社にて編集職に就き『LOVE! 京都』はじめ関西ブランドのムックなどを手がける。2022年、結婚を機に奈良へ“Nターン”。現在はフリーランスの編集者として奈良と東京を行き来しながら働きつつ、ほんのり梵妻業もこなす日々。

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