少しずつ暖かい日が増えてきて、窓を開けたくなる季節がやってきましたね。でもいざ窓を開けてみると…あれ?網戸が汚れている!網戸は意外にも、砂や花粉、排気ガス、室内のホコリや煙で汚れがたまりやすいんです。これじゃあ安心して換気もできない!そんなときは、オキシクリーンの出番!こびりついたホコリや汚れをすっきり落として、気持ちよく窓を開けられますよ♪今回は、網戸を外さずにできるオキシ掃除法を紹介します♪
今さら聞けない「オキシクリーン」とは?
オキシクリーンとは酸素系漂白剤です。お湯に溶かすことで酸素の泡が発生し、頑固なシミや汚れを一気に落とします。キッチンの油汚れ、浴槽の汚れ、皮脂汚れ、茶渋や衣類の黄ばみなど、家庭にあるさまざまな汚れに効果があります。塩素系洗剤とは違い、酸素の力で汚れを落とすため、素材が傷みにくくツンとした臭いがしないのもうれしいポイントです。
とっても便利なオキシクリーンですが、使えない素材もあるので注意しましょう。
【オキシクリーンが使えないもの】
・ウールやシルクなど水洗いできない繊維
・革製品
・ドライクリーニングのみと表示された衣類
・宝石類
・金属全般
・金属製の付属品
・ラテックス塗料
・ジュートやチーク材
・仕上げ木材
※金属に溶液がついた場合は、すぐに水で洗い流してください。
オキシクリーンの正しい使い方
【使うもの】
・オキシクリーン
・お湯(40〜60℃のぬるま湯)
・バケツ(金属製以外)
・ゴム手袋
・大きめのブラシ
・スポンジ
・クロス
【オキシクリーン溶液の作り方】
①40〜60℃のお湯を容器に入れる
②4Lに対し付属のスプーン1杯(28g)を入れる
③オキシクリーンが溶けきるまでよく混ぜる
●注意点
・オキシクリーンは40〜60℃で最も効果を発揮します。温度が冷たいとオキシクリーンが溶けきらず、熱すぎると効果が出る時間が短くなってしまいます。より高い効果を発揮するためにも、適温のお湯で十分溶かしてから使用してください。
・溶かしたときに発生する酸素は人体に無害ですが、吸い込まないように注意し換気しながら使用しましょう。
・肌荒れする恐れがあるため、オキシクリーンを素手でさわらないようにしてください。
オキシクリーンを溶かすと出るのは「酸素」。なので有害な気体が出るわけではないですが、使うときには熱気や湯気を吸い込むのは好ましくないので、換気は必ず行ってください。
ホコリや排気ガスで汚れた網戸
こちらは、2年ほど掃除をサボったわが家の網戸です。
あまり網戸をじっくり眺めることもないので気にしていませんでしたが、よーく見ると恐ろしいほどホコリが溜まっています。排気ガスもついているのか、さわると手が黒く汚れました!今まで見て見ぬふりをしてきましたが、これは手強そうですね…。
気を取り直してオキシ掃除していきましょう。
まずは軽くホコリを落とす
はじめに、毛のやわらかい大きめのブラシで、網目に入り込んだホコリを払いましょう。
作業は“室内側→外側“の順で。ホコリが舞うので、窓を閉めてマスクをするのがおすすめです。
先にホコリを払っておくと、オキシ拭きのときに雑巾の汚れを最小限に抑えられるメリットもありますよ。
オキシ溶液を作り、スポンジで網戸を拭く
次に、オキシ溶液を作ります。
40〜60℃のぬるま湯1Lをバケツに入れ、オキシクリーン1/4杯を加えてよく混ぜます。汚れをしっかり落としたいから…とオキシクリーンを多めに入れると、最後に白く残ってしまうので、量はしっかり守ってくださいね。
スポンジにオキシ溶液をたっぷり含ませ、網戸を上から下へ拭いていきます。このときも、室内側→外側の順で拭くと、スポンジが汚くなりすぎず作業できますよ。
網戸の目にも入るように、たっぷりオキシ溶液を含ませましょう。スポンジは大きなものを使うと、効率よく作業できますよ。汚れたオキシ溶液が垂れてくるので、下にクロスを置いておくのがおすすめです。
最後に、水拭きのクロスでオキシ溶液を拭きあげたら、完成!
15分で網戸がピカピカになりました♪
すべての作業を合わせて、15分で網戸がピカピカになりました。
【ビフォー】
ホコリまみれだった網戸が…
【アフター】
画像では少しわかりにくいのですが、すっきりキレイになりました!
網戸を外してシャワーで洗う手間を省けるので、すっごく楽で大満足♪
こびりついていたホコリや汚れがなくなってすっきりしましたよ〜。これで窓を開けても気持ちよく過ごせます。
水拭きだけでは落としきれなかった汚れも、オキシクリーンなら簡単にきれいになりますよ。窓を開けたくなる春の今こそ、網戸をオキシクリーンできれいにしませんか?