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宇田幸矢、大一番で輝き放ったサウスポーが語る勝因「崩れないこと」 T.T彩たまの初優勝へ「チームの集大成」【Tリーグ】

  • 2025.3.22
T.T彩たまの宇田幸矢 撮影:SPREAD編集部
SPREAD : T.T彩たまの宇田幸矢 撮影:SPREAD編集部

ノジマTリーグ 2024-2025シーズン」は22日、代々木第二体育館にてプレーオフ男子のセミファイナルが行われ、T.T彩たまは岡山リベッツと対戦。マッチカウント3ー2で勝利してファイナル進出を決めた。

■第3マッチでは谷垣と激闘

今季終盤まで琉球アスティーダと首位を争うなど躍進したT.T彩たまで輝きを放ったのが宇田幸矢。第3マッチで谷垣佑真と対したサウスポーは第1ゲームのデュースを落としたものの、その後2ゲームを奪取するなど流れに乗り、最終ゲームを9-11でものにした。
その後、マッチカウント2-2としたなかでビクトリーマッチにも起用され吉山僚一と対戦。チキータや回り込んでのフォアハンドなど強気の姿勢が目立つなど11-9で取り切り、勝利後は大の字になって喜びを表した。
宇田は試合後に「デュースからの展開は少し単調になってしまったんですがやっていることは悪くなかった」と第3マッチの序盤に言及しつつ、「きれいなストップを相手にさせないことを意識した」と第2ゲーム以降に修正が実ったと明かす。さらにビクトリーマッチでは、「足がつってしまって僕自身はそこに頭がいってしまった。怖さもあったので、崩れないことを意識して戦った」とアクシデントがあったことで戦い方を整理したと分析した。
今季からチームを率いた水野裕哉監督は、「ビクトリーマッチでは足がつりそうになってアクシデントもあったんですが、そこを我慢することができて、勝つことができて良かったと思います」と宇田の勝利を称えた。
T.T彩たまは初優勝をかけて23日にはレギュラーシーズン首位の琉球アスティーダと戦う。
宇田は、「チームの集大成でもあると思うので、リーグのなかで得た良いところは活かしながら、反省する部分は修正する。個人のところでもチームのところでも高められるか」とファイナルに向けてのポイントを語った。

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