毎日1時間もウォーキングする時間を確保するのって、実は大変なこと。でも、ウォーキング1時間分(約250〜300kcal)のカロリー効果は、他の方法でも叶えられるんです。そこで今回は「消費する」と「減らす」両方の視点から、ラクちんで続けやすい方法を紹介します。
時短で効果アップ!続けやすい「カロリー消費」テク
ウォーキング1時間で消費するカロリーは約250〜300kcal。これって意外とハードルが高いイメージですが、同じカロリーを消費するなら、もっと短時間で済む運動や、日常生活に取り入れやすい方法があるんです。例えば、20分間の水泳や30分間のリズムダンスなどのインターバルトレーニングは短時間で高いカロリー消費効果が期待できるのはもちろん、ウォーキング1時間分のカロリーが消費できちゃいます。
また、特に続けやすいのは「NEAT(非運動性熱産生)」という日常生活での小さな動きの積み重ね。エレベーターではなく階段を使う(約20分で同等効果)、掃除を少し丁寧にする(約1時間で同等効果)、立ち仕事を増やすなどでOKです。これらはトレーニングと違って「やらなきゃ」という負担がなく、日常に自然と組み込めます。しかもウェアラブルデバイスを装着しておけば、これらの小さな運動もしっかり消費カロリーをカウントしてくれるので、達成感を得やすいでしょう。
我慢知らず!「カロリーを減らす」が叶う満足感アップの食事テク
カロリーを減らすというと「食べることを我慢する」というイメージがありますが、最新の栄養学では「何を減らすか」より「何に置き換えるか」が重要とされています。例えば、「白飯をお茶碗1杯(約250kcal)を減らす」のではなく、雑穀や玄米をブレンドすれば、満足感はそのままに栄養価アップ&GI値ダウン。これにより、血糖値の急上昇を抑え、脂肪蓄積を防ぐ効果も得られるのです。
また、最近話題の「ボリュームイーティング」も要チェック!低カロリー高栄養の食材(キノコ類や海藻など)を取り入れることで、見た目のボリュームはそのままに、カロリーだけカットすることができます。
心を満足させて“続けられる習慣づくり”を
どんなに効果的な方法でも、続かなければ意味がありません。そして、「小さな成功体験」の積み重ねが習慣化のカギだと言われています。例えば、「今日は階段で3階まで上がる」「夕食のごはんを少し減らす」など、達成可能な小さな目標を設定し、それを達成したら自分を大いに褒めることで、ポジティブな感情が生まれ、継続する力になります。
「ウォーキング1時間」と聞くと大変そうに感じるかもしれませんが、消費する方法も減らす方法も、すでに日常に存在しています。あまり難しく考えず、ラクちんだから続けられて、続けるから効果が出る。そんな好循環を作っていきましょうね。