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「今年公開の作品で1番期待」「大作」“戦後沖縄を舞台”にした実写映画…“豪華すぎる”追加キャストたちに大興奮の声!

  • 2025.6.15

戦後沖縄を舞台に、史実に記されない真実を描き切った真藤順丈による傑作小説『宝島』。審査委員から満場一致で選ばれた第160回直木賞をはじめ、第9回山田風太郎賞、第5回沖縄書店大賞を受賞し栄えある三冠に輝いた本作を、東映とソニー・ピクチャーズによる共同配給のもと実写映画化。9月19日(金)に全国公開を迎える!

監督を務めるのは、さまざまなジャンルや題材を通して常に新たな挑戦を続ける大友啓史(『るろうに剣心』シリーズ、『龍馬伝』)。主演には妻夫木聡を迎え、広瀬すず、窪田正孝、永山瑛太ら日本映画界を牽引する豪華俳優陣が集結。

誰もみたことがない「アメリカ統治下の沖縄」を舞台に、混沌とした時代を自由を求め全力で駆け抜けた若者たちの姿を、圧倒的熱量と壮大なスケールで描く、衝撃と感動のエンタテインメント超大作が誕生!

追加豪華キャストが解禁!

今回出演が明らかとなったのは、塚本晋也、中村蒼、瀧内公美、栄莉弥、尚玄、ピエール瀧、木幡竜、奥野瑛太、村田秀亮、デリック・ドーバーら 10名の実力派俳優陣。

このキャスト発表にSNSでは「今年の1、2を争う大作になっていそう」「今年公開の作品で1番期待してます」「絶対観に行く」など、期待の声が上がっている。

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(C)真藤順丈/講談社 (C)2025「宝島」製作委員会

失踪したオンを探すため刑事となったグスクの相棒・徳尚(とくしょう)役には、『鉄男』(1989)はじめ映画監督としても世界的に評価されている俳優塚本晋也。グスクやヤマコたちの良き理解者として物語を支える塚本は、本作出演に対して「徳尚という役を通し、沖縄のこと、日本のこと、たくさんのことをあらためて見つめる大事な機会になりました」とコメント。

米軍の高官アーヴィンの通訳・小松役には、Apple TV+ドラマシリーズ『Pachinkoシーズン2』(2024)で自身初となる海外作品への参加も果たした中村蒼。日米の間に立ち、グスクと対峙する小松を熱演する中村は、「戦後の沖縄という最も過酷な現実に置かれ、歴史に声を奪われた登場人物の怒り、友情、絶望、希望が描かれておりそんな今作にとても心打たれました。画面からすごいエネルギーがひしひしと伝わってきました」と熱い想いを込める。

ヤマコが慕うAサインバーの女給・チバナ役には、『由宇子の天秤』(2021)での輝かしい受賞歴をはじめ圧倒的存在で出演作が後を絶たない実力派俳優、瀧内公美。混沌の時代を逞しく生き抜く役どころを熱演する瀧内は、「沖縄で過ごした時間はわたしの心にいまも生き続けています。ものがたりでもあり、フィクションであるにも関わらず、沖縄史にどうしても気持ちが向き、ここに生きている"人間たちが""魂が"あったんだ、と叫ばざるを得ませんでした」と熱い心境を語る。

キャストのそれぞれが語った熱い思い

さらに、物語のカギを握る謎に包まれた孤児・ウタ役には、カナダ出身で「メンズノンノ」モデルオーディション史上最年少グランプリを受賞した栄莉弥(エリヤ)。本作で本格的俳優デビューということで、現場で緊張していたことを語る。「撮影中は様々な感情が入り混じり、緊張で硬まってしまう事もありましたが、監督から「ここにいる以上は、同じ土俵に立っているのだから自信を持ってやっておいで」と仰っていただき、その言葉をパワーに変え、キャストの先輩方やスタッフの皆さんに背中を借りる気持ちで日々挑戦でした」とコメント。

その他にも、兄・オンを見つけ出すためにヤクザへの道を選んだレイの刑務所仲間である民族運動家・タイラ役に尚玄。「沖縄と真摯に向き合ってきた大友啓史監督だからこそ実現できた意欲作。沖縄出身の俳優として、この作品に参加できたことを光栄に思う」と熱い思いを語った。

ヤクザになったレイに特飲街の仕切りを任せるコザ派の親分・喜舎場(きしゃば)役にピエール瀧。「久しぶりに大友監督の現場に参加させていただきました。相変わらずのエネルギッシュな現場で、何よりも監督が楽しそうにされている姿に触れてこちらも嬉しくなりました」と喜びを表現した。

とろサーモン村田「どんだけ涙が出てくるねんってくらい泣いてた」

ある事件の内容を探るためグスクに近づく CIA 要員・ダニー岸役に木幡竜。密貿易団クブラのリーダーで、オンが消えた日、一緒に基地に忍び込んだ戦果アギヤーの・謝花(じゃはな)ジョー役に奥野瑛太

グスクの刑事としての才能を買い、チームを組んで何件もの事件を解決する米軍の高官・アーヴィン・マーシャル役に、アメリカ出身で元プロ格闘家のデリック・ドーバー。「『宝島』は私にとって特別な作品であり、日本映画界にとっても大きな意義を持つ挑戦だと感じています」とコメント。

喜舎場や謝花ジョーと繋がり、オンの行方にも関わっている鼻の曲がった男・辺土名(へんとな)役にお笑いコンビ「とろサーモン」の村田秀亮。村田は「どんだけ涙が出てくるねんってくらい泣いてた。胸が熱くて苦しくて痛くて…涙が止まらなかった。戦争は終わったはずなのに沖縄では何も終わっていなかったあの時代自分達の本来の島を取り戻したくて護りたくて命を懸けて立ち上がる若者たちの姿は、泥臭くて尊い。これはただの物語でも映画でもないよ」と映画の見どころを語る。

CIAや軍の高官、民族運動家や危険な組織のメンバーなど、アメリカ統治下時代の沖縄を象徴する魅力的なキャラクターたちが顔を揃えた。時代の大きな変革の中、グスク、ヤマコ、レイが駆け抜けた20年の日々。彼らを取り巻く様々な人物の想いが交錯し、激動の物語は衝撃の真実へと収束していく…。

東映とソニー・ピクチャーズによる共同配給のもと、ハリウッドに拠点を置くLUKA Productions Internationalも製作に参加して日米共同製作で挑む、映画業界への挑戦。今までの常識を覆す、革新的なエンターテイメント超大作『宝島』は9月19日(金)より、全国拡大公開!


映画『宝島』2025年9月19日(金)より全国公開
[出演]妻夫木聡、広瀬すず、窪田正孝、永山瑛太
[監督]大友啓史
[原作]真藤順丈『宝島』(講談社文庫)
[配給]東映/ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
(C)真藤順丈/講談社
(C)2025「宝島」製作委員会