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【こじはる】の意外な本性とは?ふんわり系の裏側には何が!?[第2回]

  • 2019.5.26

見た目の可愛らしさとは裏腹に、「中身は完全に男だと思います」という小嶋陽菜さん。AKB48として活躍してきた経験から、「自分にとって何がいいのか、何が求められているのかを考えて選択する」クセがついてきたそう。「30代は本当に楽しい!選択の幅も広がりました」と話す、“大人になったこじはる”インタビュー。

アイドルの活動の中で自分で考えて選択する経験を積み重ねたら自然と強くなっていた

ーー前回のインタビューで「あえてイメージを裏切りたい」とおっしゃっていましたが、見た目の可愛らしさを裏切る芯の強さみたいなものを感じることがあります。それはもともとの性格ですが? それともアイドルとして活躍した経験から培われたものでしょうか?

「AKB48というたくさんの女の子たちの中で12年間活動して来た中で自然と身につきました。自分で考えて、選択しなければならないことが多かったので。プロデューサーの方はいらっしゃいますが、細かい部分は全部自分でやらないといけないんです。例えばコンサートでどんな内容を喋ろうとか、正解がない中で自分で答えを見つけないといけない。言葉をはじめ、いろんなことを自分で選択していくうちにどんどん積み上がっていって、強くなっちゃったのかなって思います(笑)」

ーー総選挙もありますし、自分をアピールしなければならない場面では、全部ご自分で考えてやってきたということですね。

「全部自分で考えてきました。自分のいいところはどこかなとか、普段からずっと考えてやってきたので、そのクセは今も続いていると思います」

ーーインスタグラムがとてもステキで、ご自分の見せ方を知っていて、セルフプロデュース能力の高さを感じます。それはどうやって養ってこられたのでしょうか?

「AKB48で自分をどう見せていくかを常に考えてきたからだと思います。たくさんの女の子がいる中で、自分は何が得意なのか、どこを見せたらみんなが喜ぶのか……そういうことを毎日10年以上考えてきました。それがファッションになって、インスタグラムになって。感覚的には今までやってきたことをインスタグラムという違う舞台でやっている感じですね」

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中身は完全に男だと思います(笑)。仕事に関してはシビアだし、選択するのも早い

ーー人生にはいろんな困難な状況が訪れると思うんですけど、そんなときの乗り越え方はありますか?

「基本的に大きな期待はしないかもしれないです(笑)。大変なこと、いやなことがあってもしょうがないなって思ってやり過ごす。だって選ぶときは楽しいかどうかもわからないから、“こっちを選んだほうがラッキー”、それくらいでいいと思います。そのラッキーが積み重なっていくといいですよね」

ーー小嶋さんは女性ファンも多いと思うのですが、女性からの支持を受けるために気にかけていることはありますか?

「あまり意識していないですね。普通の女性として生きてきて、いろんな経験をしてターニングポイントもあって、顏や身体つきも年齢と共に変わってきて……その中で私はただ毎日、目の前の与えられたことを一生懸命やってただけなんですね。だから特別に先のことまで考えて何かをしてきたわけでもなく、観てくださる女性のみなさんと一緒に年を重ねてきただけですね。でも、私、中身は完全に男だと思います(笑)」

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ーーえ、それはどんなところが、男なんですか?

「仕事に関してはシビアだと思うし、選択するのも早いです(笑)」

ーー何かを選択するときは自分で決めるタイプですか? 迷ったときに誰かに相談したりは?

「あまり相談はしないですね。一応話は聞いても、結局決めるのは自分だから。何事もなるようになるのかなと、出たとこ勝負だなという気持ちで、何でも自分で選択していきます」

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30代は自分でやりたいことができる世代。選択肢も増えて、どんどん楽しくなっています

ーー30代になって変化したなと思うことはありますか?

「20代の頃は与えられたことをひたすら一生懸命やっていたけど、これからは自分のやりたいことができるんだなって実感しました。やりたいことの選択肢も増えたし、今まで会ってきた人の中で手伝ってくれる人、頼れる人もいる。どんどん楽しくなりそうだなって感じはします」

ーー30代になって楽しいことが増えたってステキですよね。

「20代の頃は少し不安だったのですが、30歳から楽しいよってよく言われていたんです。それが30代になってみたら、本当に楽しくて! 言われた通りだなって思っています」

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ーー日本では「30歳までには結婚しないと!」みたいな社会通念みたいなものに、いまだに縛られている人も多いようです。小嶋さんはそういうものを感じることってありますか?

「結婚に関しては、私の同世代の友達はそんなことまったく気にしていないですね。結婚したかったらすればいいし、しなくてもいいねって感じの生き方をしている人が多いので、私もあまりプレッシャーは感じないです。私は仕事でしたいこともあるので、まずそれをしたいなって思っています」

ーー最近は大人になるほど恋に臆病になる傾向もあるようです。大人の恋愛の始め方について、アドバイスをお願いします。

「余裕を持つことが大事かなって思います。余裕を持って、これだけは譲れないと思うものを大事にしていけば、その先にステキな出会いや人から好意を持たれるということがあるのかなって気がしますね」

 

▼第1回の記事はこちら
イメージを裏切りながら進化し続ける!【こじはる】の自分プロデュース論とは?

Movie Director:Yohei Takahashi(f-me)
Writing:Yuko Sakuma
編集:TRILL編集部

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