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【34歳独身・婚活迷子…】上手くいかない理由は、“年齢・見た目”は関係ない!?

  • 2019.6.2

恋愛の悩みはいくつになっても絶えないもの。

大人になってしまったからこそ、
「友達に相談しづらい」「誰にも言えない」そんな悩み、ありませんか?

『大人の恋愛相談 R30』ではそんな“大人の女性”が抱える、恋愛のお悩みにお答えします。第一回となる今回は、婚活にまつわるお悩み…。

お悩みCASE.1 「婚活が上手くいかない…」
ADVICE
プロフィール 林 伸次さん

以前TRILLでも取材させていただき、的確なアドバイスで多くの人を共感させた渋谷のワインバー「bar bossa」店主・林伸次さん。
林さんに婚活迷子のAさんのお悩みを紐解いていただきました。

▶︎林伸次さんのTRILL記事
【トキメキ脳】彼を絶対ときめかせる、たった1つの方法とは?
【トキメキ脳】「よく笑う女の子が最強にモテる」説って!?

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確かに「こういうタイプの方がより男性にモテる」とか「華奢な方が男性が守りたくなる」とか「隙がない、色気がない」とか、そういう「見た目のモテるモテない」っていろいろとあるかとは思います。でもそういうことって34歳になって「改善したい」と思っても、そう変わるものではないと思います。Aさんは今まで付き合っていた男性はいたんですよね。だとすれば、「モテないタイプ」ではないと思います。たぶん「婚活の方法、いわゆる出会い方」が良くないんだと想像します。

婚活はマッチングアプリや婚活パーティーや結婚紹介所や合コンといったものでしょうか。そういう場所ってどうしても「出会った瞬間のイメージ」で相手を決めてしまいます。
女性だってそうですよね。「なんか不潔そう」とか「暗いなあ。何にも喋らないんだ」とかって感じで、ぱっと見た印象で決めてしまいますよね。そういう出会い方はやめた方が良いです。

日本は男女ほぼ同数なので、同数の独身男性がどっさりいるはずなんです。でも男性の場合は特に、アプリや合コンやパーティーといった「婚活市場」に顔を出していません。

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【理由1】 仕事や趣味に夢中で、恋愛なんて考えていない。男性にはすごく多いです。もちろん女性は好きだけど「恋愛に興味がない」という男性はたくさんいます。

理由2】 自分が婚活するなんて恥ずかしい。プライドが許さない。これが実はそうとう多いです。男性って「女性に断られる」っていうのが、すごく耐えられないんです。そうなるくらいなら、「俺、独身のままで良い」って思ってます。

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さて、この男性たちも全員、女性は大好きなんです。「恋人欲しいなあ」「デートしたいなあ」「できればキスとかセックスとかしたいなあ」って思っています。

そんな彼らに出会う方法、それは「趣味の場」と「紹介」です。

Keyword1 ・「趣味の場」と「紹介」が出会いのカギ

例えば彼らって、サッカーの応援団に入っていてずっとそれに夢中だったり、読書が大好きでたまに自分も小説を書いたり書評をブログで熱心に書いたりって感じの「趣味」に生きています。

ーあなたはそういう彼らと気が合う「趣味」ってありませんか?

僕の知人で浦和レッズの応援サークルに入って、毎回試合後の飲み会に参加して、高収入の男性と結婚した女性がいます。想像できますよね。試合が勝って、近くの安い居酒屋でみんなで生ビールで乾杯して、さっきまでサッカー場では肩を組んだりハイタッチをしていたわけです。そりゃ、恋に繋がります。

あるいは読書会ってご存じでしょうか。猫町倶楽部という有名な読書会がありますが、そこで出会って結婚する人たちってすごく多いそうです。想像できますよね。ちゃんとした会社にお勤めなんだけど、本当は文学の方に進みたかったタイプで、やっぱりまだあきらめられなかったり、あるいは純粋な趣味で、本に夢中な男性。そんな場所で、本について何時間も語り合って、それが恋に繋がるってありそうです。

こういう趣味の場所に行くには「女性一人で参加」が鉄則です。女性二人で行くと、男性は恥ずかしがって声をかけません。でも女性一人でそういうサークルに入っていって、一人でポツンと立っていると、中心人物的な男性が、「サッカーに興味あるんですか?」とか「鉄道がお好きなんですか?」って感じで声をかけてくれて、そのサークルでの「姫」になれます。一人で行きましょう。

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もうひとつの方法は「紹介」です。「一斉LINE」でいいかと思うのですが、知人友人に「今月の8日と14日と18日と23日と29日が空いています。だれか独身男性と食事に行きたいと思っています。紹介してください」って感じで送信してください。面倒見の良さそうな「じゃあ俺の部下でいい男がいるから」みたいな年輩の男性なんかが返信の「ヒット率」が良いようです。

そしたら「その紹介者は入れないで」、その独身男性と二人だけで会って食事をしてください。紹介者を入れて3人や4人で食事をすると、「3人や4人の会話」になります。「8日の午後7時に渋谷のハチ公でこういう男がいるから」って言われて、それで出会って「じゃあ俺が知ってる居酒屋で良いですか」って感じでカジュアルに食事してください。

その出会い方だとかなりいろんなタイプの男性に出会えるようです。そして相手は「アプリとか」を介しているわけではないですから、「女性と二人っきりで食事をするのなんて5年ぶり」みたいな男性がたくさんいます。そして彼にとっては「一回切りの出会い」なんです。それであなたのことを恋人にしようかどうかって、あなたのことだけを考えて、他の女性と比較なんてしないで、思ってくれます。これはすごく「確率が高い」です。

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「紹介」と「趣味の場」での出会いを「両輪」にして、休日や空いた時間は全部、「婚活慣れしていない、純粋な男性たち」と出会う時間に使うようにする。すると必ず「すれていない良い男性」に出会って恋に繋がると思いますよ。

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林さんの婚活アドバイス、いかがでしたか?
「婚活は見た目が100%」だと言い切っていたAさんですが、Aさんが今一番力を入れるべきは「見た目を変えるということではなく、出会う方法を変えること」ということですね。
同じようなお悩みを抱えていた大人の女性のみなさん、是非参考にしてみてはいかがでしょうか。

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Text:Shinji Hayashi
Design:Tomomi Hashiba
Illustration:Tsuboyuri
Edit:TRILL編集部

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