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「出たわ、タブレット育児」ワンオペ外食中に年配女性から嫌味な言葉⇒長男と近くの男性が反論した結果

  • 2026.11.3

夫が出張中の週末、息子2人を連れてファミレスへ。席につき、隣に座るやさしい老紳士と和やかに交流するも、私が食事を始めた瞬間、別の席にいる年配女性たちから、子育てを責める心ない言葉が聞こえました。

心無い言葉に反撃してくれたのは…

当時9歳と3歳だった息子2人を連れて、ファミレスに行ったときの話です。案内された席の隣には、食事を終えコーヒーを飲んでいる上品な80代くらいの男性が座っています。9歳の長男が男性のカバンについていたキャラもののキーホルダーを見て、「あ! 僕も持ってるやつだ」とうれしそうに声をかけたのです。すると、男性は「おや、おそろいかな? 孫にもらったんだ」とやさしく応じてくれます。そんな何気ない2人のやりとりに、心がほっこりしました。

注文した料理が届くと、9歳の長男と会話をしつつ、私は次男の食事を補助。ようやく自分のハンバーグに箸をつけようとしたころには、料理はすっかり冷めています。私は次男が飽きてぐずらないうちに、自分も早く食事を終えようと思い、長男に「ふたりで見てて」とタブレットを託しました。長男は次男の隣に座り動画を一緒に見てくれています。「静かに動画を見てくれている今のうちに食べなくちゃ」と、周囲に迷惑をかけないための私なりの配慮のつもりでした。

すると、別の席にいた年配女性2人組が、私たちをチラチラ見ながら「うわ、また出たわよ、タブレット育児」「最近の親はラクをして子どもを放置するからダメなのよね」「本当ね。私たちのころはもっと必死に子育てしていたわよ」などと、わざと聞こえるように話しているのです。配慮してしたことを否定するような言われ方をされ、冷めたハンバーグを食べながら、悲しさや悔しさでうつむきそうになった、そのときでした。

おとなしく動画を見ていた長男が「おばちゃんたち、なんでそんないじわる言うの? ママはさっきまで弟にごはんをあげていたんだ。僕たちがこれを見て静かに待っているのはママにゆっくり食べてほしいからなんだよ」とまっすぐな瞳で女性たちに言いました。

息子の純粋な正論に女性たちが絶句していると、先ほどの隣の男性が「失礼。こちらのお母さんはお子さんたちとしっかり向き合っておられましたよ。苦労することと愛情を注ぐことは別物です」とやさしい笑顔で鋭い言葉を放ちます。さらに「お母さんが周りへ配慮しながら食事をするため、文明の利器に頼ることが、なぜいけないのでしょう。それを理解できないあなたたちの想像力のなさのほうが問題ですよ」と諭すように続けたのです。

女性たちは顔を真っ赤にして、何かを口走りながら逃げるように会計へ。私は感謝で胸がいっぱいになり、息子たちを抱きしめながら男性へお礼を言いました。男性は「どうってことない。お母さんが頑張ってるのを見てたから、いてもたってもいられなくてね。口を挟んで申し訳ない」と遠慮気味に言ってくれたのでした。

今回は、長男と男性の温かいフォローにとても救われました。時代が変わると共に育児の方法が変わっても、親が子を、子が親を思う気持ちは変わらないと私は思います。目に見える一面だけで誰かを批判するのではなく、それぞれが懸命に過ごしている背景に心を寄せられる「やさしい想像力」を大切にしていきたいと感じた出来事です。

著者:池田いおり/30代・ライター。12歳と6歳の活発な男の子を育てるママ。仕事と子育てに奮闘しつつも、自分の時間を何とか確保してリフレッシュしている。

作画:Pappayappa

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年4月)

ベビーカレンダー編集部

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