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天才・前田智徳氏、ドラフト4位の広島より先に指名していたはずの球団を明かす 「3位はどうなったんだろうって…(笑)」

  • 2026.11.3

先日行われたプロ野球のドラフト会議。毎年、悲喜こもごものドラマが繰り広げられてきた。

1989年のドラフト会議も歴史に残るものだった。

8球団が1位指名した野茂英雄氏を引き当てたのは、当時の近鉄バファローズ。

野茂氏を逃した読売ジャイアンツは、外れ1位として大森剛氏(慶應大)を指名した。同じく野茂氏を逃した当時の福岡ダイエーホークスが外れ1位で指名したのは、元木大介氏(上宮高)。

だが、巨人入りを熱望する元木氏は、ダイエーの指名を拒否。その後、元木氏はハワイで浪人生活を送り、1年後に巨人から1位指名を受けた。

同年のドラフトは豊作年としても知られる。広島東洋カープから4位指名された前田智徳氏(熊本工業高)は、天才的なバットマンとしてプロ野球で大活躍した。

現役時代の前田氏は、近寄りがたい孤高の存在だったが、引退後はキャラクターが一変。お喋りキャラになると、いまではバラエティ番組でも活躍している。

そうしたなか、元木氏と前田氏がそろって、BS10の『ダグアウト!!!』に出演。ドラフトでの『遺恨』などを明かしたが、37年も前の出来事になるため、ジョーク交じりでもあった。

前田氏によれば、西武ライオンズ以外の11球団からドラフトで指名される可能性が伝えられていたそう。広島からは4位、ダイエーからは3位で指名すると担当スカウトから明言されていたという。

前田氏は地元九州にあるダイエー入りを確信していたものの、なぜか指名されず…。4位指名で広島入りすることになった。

一方、元木氏は巨人以外には入団しないと明言していたが、ダイエーが外れ1位として強行指名。

前田氏は、元木氏を強行指名したことでダイエーのドラフトプランが急遽変更になり、自分の3位指名もなくなったのではないかと考えているとか。

「僕は週に1回、(ダイエーの)スカウトの方とお会いしてたんですよ。再確認で3位でいく方針は変わらないからって聞いていたので。

(当時の前田)少年は信用するわけですよ。地元に行けて、両親も近いし。信じてるわけです、僕はね。

ただ、当時の広島のスカウトの方も4位で行く方針だからと熱心に言ってもらっていたんです。

ですけど、ダイエーが3位だから、(広島を)そんなに断る必要はないなと。せっかく熱心に来られているので。

4位なので、先に(ダイエーが)3位だから順調にいけば消えるからいいのかな…とちょっと油断したんですよ。

広島は予定通り。それも縁だったのかなと思うんですけども。指名してもらってありがとうございます!って。ただ、ダイエー3位はどうなったんだろうって…(笑)37年も経つんですねぇ」

3位指名を明言していたはずのダイエーからは事後報告なども一切なかったそう。

それでも、前田氏は、ドラフトは何が起こるか分からないほか、最終的な決定権はスカウトよりも上にある…と理解も示していた。

筆者:井上大輔(編集部)
画像提供:Getty Images

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