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広島本通で創業約80年の古書店「アカデミイ書店」が新刊の常時販売を開始。街で自然に本と出会えた風景をもう一度

  • 2026.10.30

マエダハウジングホールディングスのグループ企業である、広島市中区本通の古書店「アカデミイ書店 金座街店」は、新刊(新品書籍)の常時販売「Relight “本”通り」を開始した。

古書と新刊を同時に販売し、本通の読書文化に寄与

1947年創業の「アカデミイ書店 金座街店」は、激動の時代からこれまで古書という事業領域を守り、時代を越えて受け継がれてきた本を次の読者へ届けてきた。

古書は、過去の知や記憶を次の世代へつなぐもの。新刊は、いま生まれている考えや物語との出会いをつくるもの。今回、古書という軸を守りながら新刊という役割を加え、「古い本も、新しい本も、街の中で出会える」場所として、本通の読書文化にもう一度灯をともしていく。

新旧の本を同じ場所に並べることで、世代や関心を越えて「本に出会う入口」を広げ、書店・活字文化の再興に寄与していく。

街で自然に本と出会えた風景をもう一度

「アカデミイ書店 金座街店」が目指すのは、単に取扱商品の幅を広げることではない。広島を代表する商業地・本通・金座街周辺には、かつて多くの書店があり、買い物や通学、仕事の途中に本と出会える環境があった。一方で現在は、ポップアップ等を除き、常設の新刊書店が姿を消し、「街で新しい本を手に取る」という日常の選択肢が少なくなっているという。

だからこそ、本通(金座街)で長く本を扱ってきた「アカデミイ書店 金座街店」が、新刊を「いつでも買える」状態をつくる。大規模書店と同じ品ぞろえを目指すのではなく、小さな棚だからこそ一冊一冊に理由を持たせ、古書店として培ってきた選書の視点も生かすという。

「Relight “本”通り」プロジェクトイメージ

「Relight “本”通り」という名前には、街を歩けば自然に本と出会えた風景をもう一度つくりたい、という思いが込められている。

全国で減少する書店、20年間でほぼ半減

書店の減少は、広島だけの課題ではない。経済産業省の資料によると、全国の書店数は2003年の約2万1,000店から2023年には約1万1,000店へと、20年間でほぼ半減。また、書店がない市町村は全国の27.7%にのぼるという。

こうした状況を受け、経済産業省は2025年に「書店活性化プラン」を公表し、街中の書店を「創造性が育まれる文化創造基盤」と位置づけている。書店は本を販売する場所であると同時に、偶然の一冊と出会い、知らなかった世界に触れ、地域の文化を支える場所でもある。

書籍文化の復興と次世代への継承

アカデミイという店名が示すのは、「学び」の深化と探究。「アカデミイ書店 金座街店」ではその原点に立ち返り、広島市の中心部に、小さくとも光る「学び」の場所をつくる。本が持つ価値や意義を示し続け、活字・書籍文化の復興と次の世代への継承に取り組む。

古書店ならではの視点を活かした選書

「Relight “本”通り」では、新刊は常時50~100点を展開し、徐々に増やしていくという。話題の新刊や長年読み継がれてきたロングセラーをそろえる一方、古書好き・本好きの人が思わず足を止めるような、少しマニアックな一冊も選ぶ。

「今、みんなが読んでいる本」と「まだ多くの人が知らない本」が隣り合う。古書店ならではの選書の視点を新刊にも生かし、目的買いだけではない偶然の出会いが生まれる売り場を目指している。

テーマを設けたフェアを毎月実施

「アカデミイ書店 金座街店」では常設販売に加え、毎月テーマを設けたフェアを実施。今月は、広島出身の作家と、海外からも高く評価される女性作家の作品を集めて展開。地域にゆかりのある文学と、世界へ開かれた文学を同じ棚で紹介し、普段は選ばない一冊へ手を伸ばすきっかけをつくっている。

世代や関心を超えて、本との偶然の出会いを生み出す「アカデミイ書店 金座街店」に足を運んでみては。

■Relight “本”通り 内容:アカデミイ書店 金座街店での新刊(新品書籍)の常時販売 取扱点数:常時50~100点 選書:話題の新刊/ロングセラー/古書店の視点で選ぶマニアックな本 フェア:毎月テーマを変えて実施

■アカデミイ書店 金座街店 所在地:広島県広島市中区本通1-7 営業時間:10:00~19:00 HP:https://academyshoten.com/

(yukari)

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