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伝説のスーパーボウル直前の姿。プリンス『3121』20周年盤に全編ライヴ

  • 2026.10.30

2006年に全米アルバム・チャート初登場1位を獲得したプリンスのアルバム『3121』が、発売20周年を記念したデラックス盤として12月11日に全世界同時発売される。目玉は、2007年1月のラスベガス公演を約2時間にわたって収めたフルコンサート映像だ。(フロントロウ編集部)

スーパーボウル直前のプリンスが映っている

Blu-rayに収められるのは、2007年1月20日のラスベガス公演。その約2週間後、プリンスは第41回スーパーボウルのハーフタイムショーに立ち、いまも「史上最高のハーフタイムショー」と語り継がれるステージを披露した。つまりこの映像は、伝説の舞台を目前にしたプリンスの姿を記録したものということになる。

セットリストはキャリアを幅広く網羅している。「Purple Rain」「Kiss」「If I Was Your Girlfriend」「U Got the Look」といった代表曲に、『3121』や『ミュージコロジー』からの曲、さらに「Pass the Peas」「Crazy」「Play That Funky Music」などのカヴァーも並ぶ。

発売の発表にあわせて、この公演から「ブラック・スウェット」のライヴ映像が公開された。

『3121』は“再び主流へ”の象徴だった

『3121』は、2006年のサントラ盤を除いた個人名義のオリジナル・アルバムとして、プリンスが初めて全米アルバム・チャートで初登場1位に輝いた作品。同チャートで首位を取ったアルバムとしては4作目にあたる。

前作『ミュージコロジー』のツアーが大成功し、グラミー賞を受賞したあとに発表された31枚目のアルバムでもある。当時のプリンスは「サタデー・ナイト・ライヴ」や「グッド・モーニング・アメリカ」に出演し、「アメリカン・アイドル」のシーズン・フィナーレにも登場。メインストリームの注目を再び集めていた時期を象徴する1枚だ。

国内盤は日本語字幕付き、未発表音源10曲も

国内盤は2CD+Blu-rayの3枚組で、完全生産限定盤として価格8,800円(税込)で発売される。Disc1がオリジナル・アルバム、Disc2が『3121』制作時の未発表音源10曲、Disc3がラスベガス公演のBlu-ray。CDは高品質のBlu-spec CD2仕様で、ジュエルケースに解説・考察・歌詞対訳が付き、ライヴ映像は日本語字幕付き、ステレオ/5.1サラウンド/ドルビー・アトモスで収録される。

プリンス『3121』デラックス盤 国内盤の展開図
画像提供:ソニー・ミュージック

未発表音源のなかから、「タイム・オブ・ユア・ライフ」(Time of Ur Life)は発表と同時に配信が始まった。海外では3LP+Blu-rayの形態も用意され、11月27日にはレコード・ストア・デイ<ブラック・フライデー>に合わせて、同じラスベガス公演の音源をまとめたライヴ・アルバム『3121 Las Vegas Live』も輸入盤で登場する。

2016年4月21日に57歳で亡くなったプリンス。没後10年の今年は、夏にキャリアを網羅した未発表音源集『Timeless』も発売された。アーカイブから届く音と映像は、まだ尽きそうにない。

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