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ダフト・パンクのレゴが2027年登場!伝説のライブステージを再現

  • 2026.10.23

2021年に解散したフランスのエレクトロ・デュオ、ダフト・パンクがレゴになる。現地時間10月22日、ダフト・パンクとレゴは、2人のライブの象徴だった「ピラミッド・ステージ」をモチーフにしたセットを2027年に発売すると発表した。このセットが誕生するきっかけとなったのは、あるファンの親子が制作した作品だった。(フロントロウ編集部)

ロボット姿の2人がブロックで「再結成」

今回のコラボレーションは、現地時間10月21日にダフト・パンクが配信した「Daft Punk ? WDPK 83.7」のなかで予告され、翌22日に正式発表された。公開された映像では、おなじみのヘルメット姿でレゴ化されたトーマ・バンガルテルとギ=マニュエル・ド・オメン=クリストを囲むように、ブロックでできたDJコンソールが組み上がっていく。

米Pitchforkは、解散から5年が経過しても再結成の兆しはないとしたうえで、今回のセットによって、少なくとも自宅で2人が演奏しているような気分は味わえると伝えている。ミュージシャンをモチーフにしたレゴ製品としては、ビートルズやスパイス・ガールズなどの例がある。

予約に関する情報や、完成版のピラミッドの全貌は今後数か月以内に明かされる予定で、価格や具体的な発売日はまだ発表されていない。

2006年のコーチェラで初めて登場した巨大ピラミッド

セットのモチーフとなったピラミッドは、ダフト・パンクのライブ史において特別な意味を持つ。2人が約10年ぶりに本格的なライブ活動を再開したのは、2006年4月に開催された米コーチェラ・フェスティバルでの公演。このステージで初めて披露されたのが、LEDで覆われた巨大なピラミッド型のステージだった。

2007年には、このピラミッドを携えてアリーナを中心としたワールドツアーを開催。トーマは当時、アリーナを回る理由について「観客に完全で包括的な体験を届けるため」だと語っている。同年6月14日に開催されたパリ・ベルシー公演の音源は、ライブアルバム『Alive 2007』に収録され、同作は2009年のグラミー賞で最優秀エレクトロニック/ダンス・アルバム賞を受賞した。

その後、2人は2014年のグラミー賞授賞式でファレル・ウィリアムス、ナイル・ロジャース、スティーヴィー・ワンダーらと「ゲット・ラッキー」を披露したものの、本格的なコンサートを再開することなく2021年に解散した。ピラミッドは、2人にとって最後のワールドツアーを象徴する存在でもある。

ロックダウン中の父と息子のアイデアが公式製品に

レゴ化のきっかけは2020年にさかのぼる。ルクセンブルクに住む父と息子が、ファンから製品化のアイデアを募る「レゴ アイデア」のコンテストに、ピラミッド・ステージを再現した作品を応募。多くの支持を集め、優勝を果たした。

米Rolling Stoneによると、原案を考案したパトリック・ハルボンは声明で、「これは、息子と私が共通して大好きなダフト・パンクとレゴを通じて、ロックダウン中に創造性を発揮するための息抜きとして始めたものでした」と振り返り、「ここまで大きな展開になるなんて、想像もしていませんでした」と喜びを語った。なお、公開された作品は応募当時のもので、実際に発売される製品版とは異なるという。

長年ダフト・パンクのクリエイティブ・ディレクターを務めるセドリック・エルヴェも、「ピラミッド・ステージは、ダフト・パンクの視覚的な世界観を象徴する存在のひとつです。ファンが生み出したデザインが今回のパートナーシップの中心に据えられるのは、ふさわしいことだと感じています」とコメント。さらに「ファンは、いつの時代もダフト・パンクの物語において大切な役割を果たしてきました」と続けた。

レゴの最高製品・マーケティング責任者を務めるジュリア・ゴールディンは、「これは、さらに大きな取り組みの始まりにすぎません」と、今後の展開も示唆している。ステージを降りたロボットたちの物語は、ファンの手のなかで続いていくことになりそうだ。

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