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「やってしまった…」と落ち込む自分が実は人を助けていた? 「気にしすぎる人」の心が軽くなるご自愛マンガ【書評】

  • 2026.10.26

【漫画】本編を読む

SNS総フォロワー数23万超の著者・ふるえるとりさんが生み出したご自愛モンスター・ポポカをご存じですか? 投稿したエピソードが200万インプレッションを超えた話題作。その魅力はもちろんポポカのキャラクターにあります。

まったく怖くないツノが生えた、ぬいぐるみのような癒やしフォルムのポポカ。がんばりやだけど意志弱めでついダラダラしがち。おやつがあれば即回復できますが、落ち込みがちで、ちょっとネガティブな性格でもあります。ネガティブゆえに、日常で「やってしまった……!」と反省することもしばしば。しかしポポカが「やってしまった」と落ち込んでいることが、実は人を助けている時もあるようで……?

ある日、バスに乗ったポポカ。隣の人も、その隣の人も気持ちよさそうに眠っています。けれどこんな時に限って鼻がムズムズ……。頑張って我慢しますが、どデカいくしゃみを放ってしまいます。その音に隣のふたりはびっくりして起床。席から離れていくふたりを見てポポカは「やっちゃった…」と顔を赤らめるのです。……と、ポポカ目線で見るとこんな話なのですが、実はこのふたり、ちょうど降りるバス停だったから降りただけ。ポポカから離れたわけではなく、むしろ「寝過ごすところだった…」とくしゃみのおかげで難を逃れたのです。

つまりは人助けしたとも言えるポポカ。そもそも公共の場で寝ている人を起こしてしまったこと自体気にする必要がないように思えますが、そこを気にしてしまうのがポポカの優しさ。優しいからこそ、いろんなことを気にしすぎて自己嫌悪に陥ってしまうこと、ありますよね。そんな時にこそ手に取って、ご自愛のきっかけにしてほしい1冊です。

文=原智香

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