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「飲み込めない…」水も喉を通らない激痛。熱なしで続いた痛みの正体は【医師解説あり】

  • 2026.10.25

喉の傷みを感じたとき、「熱がないから大丈夫」と思っていましたが、実際は想像以上につらい毎日が待っていました。体力には自信がありましたが、無理を重ねず、体調の変化に目を向けることの大切さを実感する出来事でした。【医師解説あり】

喉の痛みだけで、熱もだるさもない

最初に異変を感じたのは喉の痛みでした。しかし熱はなく、ただの風邪だろうと様子を見ていました。ところが1週間たっても喉の痛みはよくならず、改善も悪化しない状態が続きました。

食べ物を口にするのはもちろん、水を飲むのもつらい状態でしたが、体は元気だったので、普段通りに仕事や家事をこなしていました。しかし、最もつらかったのは、寝ている間も喉が痛いこと。痛みで何度も目が覚め、ほとんど眠ることができませんでした。それでも不思議なことにせきはほとんど出ず、目立った症状は喉の傷みだけでした。

発症から8日後、このままではいけないと思い耳鼻咽喉科を受診。診察の結果は「扁桃炎(へんとうえん/喉の奥にある扁桃に炎症が起こる病気)」でした。医師からは、「熱がなくても症状が強く出ることはあります」と説明されました。その上で、医師の判断により1週間分の抗生物質が処方されました。

なかなか治まらない喉の痛み

薬を飲み始めても、すぐにはラクになりませんでした。痛みは相変わらず続き、食事はゼリーやスープを少しずつ口にするのが精一杯でした。また、おなかがゆるくなり、食欲も落ちました。薬の影響なのか、体調不良によるものなのかわかりませんが、服用前よりも体力が落ちたように感じました。

ようやく「治ってきた」と感じたのは、薬を飲み始めてから5日目ごろです。食べ物や水分を飲み込んでも喉が痛くなくなり、ほっとしました。普通に食べられることや、夜に眠れることが、こんなにありがたいものなのかと改めて感じました。

一方で、熱がなくても、強い痛みが続けば日常生活に大きく影響することを身をもって経験しました。十分に眠れず、食事もとりにくい日が続いたことで体力を消耗しており、40代という年齢では、若いころのような無理が効かないことも実感しました。

新たな不調で眠れない日々

喉の痛みが落ち着いたと思ったら、今度は鼻詰まりがひどくなりました。夜も鼻呼吸ができず、またもや睡眠が浅くなって寝不足に。そこで、再び耳鼻咽喉科を受診しました。診察では、喉の腫れは引いていると説明され、「40代はまだ若いですが、油断は禁物ですよ」と、体調が戻るまでは無理をしないよう声をかけられました。

点鼻薬が処方され、医師の指示に従って使用するうちに、鼻詰まりは少しずつラクになりました。ただ、喉の症状が落ち着いた後に鼻詰まりが現れた理由はわからず、体調が戻りきる前に油断をして普段通りの生活をしていたことが、あだとなってしまったのかもしれないと感じました。

仕事や家事、子育てを優先し、自分の体調を後回しにしていた私にとって、受診のタイミングや、休み方を見直すきっかけになりました。

まとめ

今回の経験で、「熱がないから大丈夫」と、喉の痛みなどの症状を見逃さないことの大切さを学びました。回復に時間がかかった理由を年齢だけに求めることはできませんが、以前と同じ感覚で無理をせず、体調に合わせて休むことを意識したいと思います。

医師による解説:発熱のない扁桃炎にも注意

扁桃炎はどのような病気?

扁桃炎は、喉の奥にある扁桃にウイルスや細菌が感染し、炎症が起こる病気です。喉の痛みや飲み込むときの痛み、扁桃の腫れなどが見られ、発熱を伴うこともあります。ただし、発熱が目立たなくても強い喉の痛みや飲み込みづらさが現れる場合があります。水分までとりにくい場合は、脱水などの合併症にも注意が必要です。

水分もとれない痛みは受診の目安

発熱がないからといって、喉の症状が軽いとは限りません。水分や唾液を飲み込めない、よだれが出る、息苦しい、声が出しにくい、口を開けにくいといった症状がある場合は、症状がかなり進行している可能性も否定できないため、我慢せずに受診しましょう。

治療方法は原因に応じて判断される

喉や扁桃の炎症は、ウイルスや細菌などによって起こります。投薬治療が必要かどうかは、診察所見や検査結果などを踏まえて医師が判断します。処方された場合は、症状が改善しても自己判断で中止せず、服用方法について医師や薬剤師の指示を確認することが大切です。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

監修:高島雅之先生(たかしま耳鼻咽喉科院長)

著者:徳 衿唯/40代。最近夫が「サウナー」になり、誘われるのでついていったある場所で「ロウリュウ」を体験。サウナの醍醐味を体感し、「サウナー」一歩手前な専業主婦。

イラスト:山口がたこ

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年8月)


監修者:医師 高島雅之先生

日本耳鼻咽喉科学会専門医、日本睡眠学会専門医。金沢医科大学医学部卒業。金沢医科大学耳鼻咽喉科で講師を務めたのち、2006年に開院。「病気の状態や経過について可能な範囲でわかりやすく説明する」ことをモットーに地域医療に従事。『宇都宮睡眠呼吸センター』を併設し睡眠医療にも携わる。

ベビーカレンダー/ウーマンカレンダー編集室

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