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理不尽なカスハラ客に固まる店員…上品なマダムが放った“意外な一首”に「スカッとした」【作者に聞く】

  • 2026.10.20

「お前なんかクビだからな」「もっと可愛い子が売らないと」。接客業に従事していると、時に人格を否定するような言葉の暴力に晒されることがある。そんな絶望的な状況下で、1人の客が差し伸べたあまりにスマートな救いの手が、SNSで19万超の「いいね」を集め、大きな感動を呼んでいる。タジマオオカ( @pu92yu )さんの実録漫画だ。

接客業であったすごい客1 画像提供:タジマオオカ(@pu92yu)
接客業であったすごい客1 画像提供:タジマオオカ(@pu92yu)
接客業であったすごい客2 画像提供:タジマオオカ(@pu92yu)
接客業であったすごい客2 画像提供:タジマオオカ(@pu92yu)
接客業であったすごい客3 画像提供:タジマオオカ(@pu92yu)
接客業であったすごい客3 画像提供:タジマオオカ(@pu92yu)

理不尽な暴言に晒される接客現場。救いの手は意外な“クレーマー”?

デパートで働くタジマさんが、ネチネチと執拗なクレームを受けていたときのことだ。「ちょっと店員さん! いつまでかかるの?」と、上品なマダムが声をかけてきた。一見、順番を待たされて怒っている別のクレーマーのように見えたが、その真意は、執拗な攻撃に晒されていた店員を救い出すための計算し尽くされた「介入」であった。

「あぁいう人、嫌いなのよね」。気品あるマダムが見せた見事な引き際

マダムの「急いでるんだけど!」という一言に、気まずくなったクレーマーはそそくさと退散した。その後、マダムが静かに告げた「あぁいう人、嫌いなのよね」という言葉で、タジマさんは彼女がわざと割って入ってくれたことを知る。

タジマさんは当時の心境を、「呆気にとられましたが、ありがたい気持ちと同時に、お客様にここまでさせてしまった申し訳なさでいっぱいでした」と振り返る。一見すると厳しい言い方であっても、声のトーンや雰囲気から、自分への怒りではないことがすぐに伝わったという。「同業者か、接客の経験がある方だったのかもしれません」と語るタジマさんにとって、そのマダムの自然な振る舞いは、今も忘れられない「憧れの姿」として胸に刻まれている。

カスハラ社会を照らす光。現場を支える良識ある人々の存在

近年、カスタマーハラスメント(カスハラ)が深刻な社会問題となる中、このエピソードは「第三者によるスマートな介入」の可能性を示している。理不尽な暴言に立ち向かう店員を守ったのは、同じ客という立場の人の勇気であった。

タジマさんは、「多くの方は良識のある優しいお客様。そういった方々と出会えることが、仕事を続けていくモチベーションになっている」と語る。助けてくれたマダムはお礼を伝えると、特に多くを語ることなく風のようにその場を去っていったという。その引き際の美しさもまた、多くの読者が「素敵すぎる」と称賛する理由だ。殺伐としがちな現代の接客現場に、1筋の光を照らすような実話である。

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