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【両国】江戸東京博物館リニューアル記念・NHK大河ドラマ特別展「豊臣兄弟!」

  • 2026.10.19

両国の江戸東京博物館では、「江戸東京博物館リニューアル記念・NHK大河ドラマ特別展「豊臣兄弟!」が11月8日(日)まで開催されています。

出典:リビング東京Web

豊臣秀長の生涯をたどる――兄・秀吉を支えた「天下一の補佐役」

2026年の大河ドラマ「豊臣兄弟!」と連動して開催される本展では、豊臣秀吉の弟・豊臣秀長にスポットを当て、兄の天下一統を支えたその生涯と功績を、貴重な歴史資料や美術品を通して紹介されています。

出典:リビング東京Web

会場展示風景豊臣秀吉像 桃山~江戸時代 17世紀 京都・禅林寺蔵 【東京・前期】

豊臣秀長像 桃山~江戸時代 17世紀 京都・禅林寺蔵 【東京・前期】

兄・秀吉とともに戦場を駆け抜けた「転戦の日々」から、天下一統、そして大和入国へ。秀長は武将として戦に加わるだけでなく、各地の大名との調整や領国経営にも手腕を発揮しました。とりわけ大和入国後には、郡山城を本拠として城郭や城下町の整備を進め、商人の移住などを通じて新たな都市づくりにも取り組んでいます。

会場フォトスポット

「平三角大身槍 銘 兼上(へいさんかくおおみやり めい かねうえ)」は、賤ヶ岳の戦いで武功を挙げた武将・片桐且元(かたぎり かつもと)が所用したと伝わる、室町時代(16世紀)の由緒ある大身槍です。

賤ヶ岳合戦図屏風」のそばには、片桐且元が所持したと伝わる槍も展示されています。絵画に描かれた戦場の様子と、実際に武将が所持した武具をあわせて見ることで、当時の戦いをより身近に感じることができそうです。

出典:リビング東京Web

会場展示風景※特別に許可を得て撮影しています。

「平三角大身槍 銘 兼上」片桐且元所持 片桐家寄贈 室町時代・16世紀 (愛知・徳川美術館蔵)

展示では、豊臣秀長像や豊臣秀吉像をはじめ、織田信長、黒田官兵衛ら、秀長を取り巻いた人物ゆかりの品々も登場。さらに、戦国の合戦を描いた屏風や甲冑、刀剣、書状などから、秀長が生きた時代の空気を感じることができます。

出典:リビング東京Web

賤ヶ岳合戦図屏風 江戸時代 長野・佐久市教育委員会蔵 【東京・通期】

なかでも印象的なのが、「兄・秀吉を支えた弟」という視点だけでは語り尽くせない秀長の姿です。武だけでなく、内政や外交、さらに茶の湯などの文化にも関わった秀長。その多面的な人物像を、歴史資料から立体的に読み解けるのが本展の大きな魅力です。

合戦の迫力から桃山の美まで――東京展ならではの展示にも注目

本展は、プロローグ「武と智の兄弟」から、第1章「転戦の日々」、第2章「天下一統」、第3章「大和入国」、第4章「時の権力と美」、第5章「豊臣の落日」、そしてエピローグ「兄弟!再び」へと展開。秀長の人生を軸に、豊臣政権の成立からその後までをたどります。

出典:リビング東京Web

銀伊予札白糸威胴丸具足 桃山時代 16世紀 宮城・仙台市博物館 前期

東京展のみの展示となる「御所参内・聚楽第行幸図屏風」にも注目です。
こちらは東京展のみの展示で、秀吉の権力が頂点へと向かっていく時代の華やかな様子を伝える貴重な作品です。聚楽第を舞台に繰り広げられる壮麗な世界からは、豊臣政権が築き上げた権力と文化のスケールを感じられます。

出典:リビング東京Web

御所参内・聚楽第行幸図屏風 江戸時代 17世紀 小林英好氏蔵(上越市立歴史博物館寄託)【東京・通期】

さらに、第4章「時の権力と美」では、秀長ゆかりの茶入や刀、蒔絵の天目台なども紹介されているのが見どころのひとつです。戦国の「武」だけでなく、茶の湯や工芸といった「美」の世界にも目を向けることで、桃山時代の豊かな文化が浮かび上がります。

出典:リビング東京Web

会場展示風景:肩衝茶入 銘 薬師院 豊臣秀長ほか所用 中国・南宋〜元時代 13〜14世紀(兵庫・香雪美術館蔵)

「内々の儀は利休、公儀の事は秀長」と伝えられる言葉にも象徴されるように、秀吉のそばで政治や外交を担った秀長。

出典:リビング東京Web

会場展示風景 大河ドラマ「豊臣兄弟!」長浜城天守セット

秀長の生涯をたどることで、天下人・秀吉だけでは見えてこない、豊臣政権のもう一つの姿も見えてきます。

出典:リビング東京Web

会場展示風景 左:大阪市指定有形民俗文化財 伝豊国大明神坐像 室町~江戸時代 大阪・大宮神社蔵 【東京・通期】

右:豊臣秀長公像 寛永7年(1630) 奈良・壷阪寺蔵 【東京・通期】

兄・秀吉と弟・秀長。二人の強い絆と信頼関係、そして秀長を取り巻いた武将や文化人たち。ドラマとはまた違った「史料から見る豊臣兄弟」を楽しめる展覧会です。

出典:リビング東京Web

ミュージアムショップ

江戸東京博物館リニューアル記念・NHK大河ドラマ特別展「豊臣兄弟!」
会場:東京都江戸東京博物館 1階特別展示室(東京都墨田区横網1-4-1)
会期:2026年9月15日(火)~11月8日(日)
※会期中、一部作品の展示替えがあります
[前期]9月15日(火)~10月12日(月・祝)
[後期]10月14日(水)~11月8日(日)
休館日:月曜日、10月13日(火)、11月4日(水)
※11月2日(月)は開館 開館時間 9:30~17:30 ※入館は閉館の30分前まで※土曜日は19:30まで開館 ※11月6日(金)は20:00まで開館
特別展専用券(当日料金)
・一般: 2,100円
・65歳以上: 1,600円
・大学生・専門学校生: 1,300円
・高校生以下・未就学児・障害者等: 無料
常設展セット券(特別展+常設展)
・一般: 当日 2,740円
・65歳以上: 当日 1,920円
・大学生・専門学校生: 当日 1,680円
( )内は20名以上の団体料金
次の場合は特別展観覧料が無料
未就学児童 小・中・高校生 身体障害者手帳・愛の手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳・被爆者健康手帳をお持ちの方と、その付き添いの方(2名まで)
中・高・大学・専門学校生の方は学生証を、65歳以上の方は年齢を証明するもの(健康保険証、運転免許証など)の提示が必要です
<チケット販売場所>江戸東京博物館、江戸東京博物館オンラインWebket、ARTPASS、各種プレイガイド アクセス:JR総武線 「両国駅」下車 西口から徒歩3分、東口から徒歩7分
都営地下鉄大江戸線 「両国駅(江戸東京博物館前)」下車 A3・A4出口から徒歩1分
都バス錦27・両28・門33系統、墨田区内循環バス「すみだ百景すみまるくん・すみりんちゃん(南部ルート)」「都営両国駅前(江戸東京博物館前)」下車 徒歩3分
URL:https://toyotomi2026.jp

※記事に掲載した内容は公開日時点または取材時の情報です。変更される場合がありますので、お出かけの際は公式サイト等で最新情報の確認をしてください

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