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子どもたちが「提供する側」に。夏祭りパーティー♡ スタイリスト木津明子運営【子ども食堂】

  • 2026.10.8

木津明子のこども食堂日記vol.58「感謝の食堂5周年♡」

まずはこの日記の主である木津明子(きづあきこ)の自己紹介を。スタイリストとして働きながら子ども食堂を運営する2児の母です。私は【こども食堂レインボー】がある横浜市磯子区の洋光台駅という町で育ちました。スタイリストのアシスタントを始めたころも、1時間ほどかけこの街から都内へ通っていました。アシスタント期間の途中から都内へ引っ越し、8年ほど東京住まいでしたが、長女(高校生)を出産後に地元である洋光台へ再び戻ってきました。そしてこの街に恩返しをしたいという気持ちで、5年前に子ども食堂を開いたというワケです。

丁寧な仕事でキレイに焼き上がったパン! 良太郎さすがです。

こんにちは!木津明子です。今回のこども食堂レインボーは、毎年恒例の人気イベント【夏祭り】。そこに5周年記念パーティーを合わせたスペシャルなイベントを開催しました!
このイベントはいつもとガラリと趣を変えて、メインシェフは、小学生の子どもたち。大人は完全にお手伝い役にまわりました。きっかけは私の誕生日でした。小学2年生の良太郎が、手作りのパンを焼いて持ってきてくれたんです。これがもう、本当に美味しくて♡ 焼きたての手作りパンって、食べ物として本当に極上‼ それを小学2年生が作ったということに、私はすっかり感動してしまって。
これまで子どもたちには、あくまでお手伝いとして関わってもらっていました。でも、良太郎が作れるなら、他の子どもたちにだってできるはず! 【子どもたちがメインになって、大人が手伝う】そういうイベントにしてみようと思いました。

やっぱりお祭りって楽しい! 主催者も盛り上がります♡

当日は朝からワイワイワイワイ‼
子どもたちが次々に集まってきて、それぞれの持ち場へ。良太郎はもちろんパン。フライパンで焼く、その名も【フライパンパン】! さくら、ゆうな、えなはおにぎり係。チームゆうきはチョコバナナを担当してくれました。このチョコバナナ、実はこれまでずっと失敗続きだったんです。チョコレートがドロドロになってしまって、うまく固まらない。原因はコーティング用のチョコレートを使っていなかったこと。今回はちゃんと用意して、チョコバナナ台もしっかり設けたら、これが何とか上手くできました♡
マコ、アミ、モモ、はるの4人はフルーツポンチ。打ち合わせのときに「ラムネやグミを入れたい♡」というリクエストがあったので、大人のスタッフで材料を用意して、それぞれ可愛く仕上げてもらいました。子どもらしい発想って、本当に自由でいいなと思います。
そしてどら焼きは、キッズスタッフのみずき(中3)が担当。あんこは私が家で煮てきた手作りあん、生地は米粉です。小学4年生からキッズスタッフとして来てくれているみずき、もうすっかり頼もしい存在で、ミニどら焼きを立派な一品に仕上げてくれました。
当日は、スタートの時間からたくさんの方が来てくれました。飾り付けもいつもより華やかにして、今回はケータリングスタイル。センターテーブルに料理をずらりと並べて、みんなが好きなものを自由に取れるようにしました。テーブルを見た瞬間、「わあっ〜♡ 可愛い!」と歓声が上がって。写真を撮ったりとにかくもう、みんな大喜び。一番写真を撮りまくり喜んでいたのは私かもしれないということは秘密に(笑)。

お祭りムード出てますよね? 美味しさも、みんなの熱気も今どきの縁日にも負けてないはず!

食堂史上最高に美しいチョコバナナの誕生です♡

いつもは、食べさせてもらう側の子どもたち。それが今回は食事を提供する側になりました。
以前【ありがとうを伝える日】というイベントを開いたことがあります。花束を用意して、メッセージカードを書くコーナーを作って、子どもたちに「ありがとう」を伝えたい人に手紙を書いてもらい、花束と一緒に気持ちを伝える。あのときも、同じことを感じました。
子どもって、普段は与えられる側でいることがほとんどですよね。でも、自分が誰かのために何かをする。その機会って、実はなかなかない。だからこそ、それができたときの子どもたちの顔は頼もしく誇らしげでカッコいい! 自分が作ったものをみんなが食べて、美味しいと言われる。【誰かに何かを渡せた】その実感が、子ども自身の自信になっていくんだなと、改めて思いました。
5年間続けてきて、毎回いろんなことがありますが、みんなが喜んで楽しくご飯を食べられる。これが最高だなとあらためて思ったイベントになりました。
そして良太郎は、家に帰ってから「パン屋さんになる」と言っていたそうです😊 みんなに「美味しい!」をたくさんもらって自信がついていく。そんないいきっかけになれたならもう最高!将来お店を開いたら、毎日通っちゃおうかな。
 
午後には「材料あるし作ってみる?」とスタッフともこが先生となってガールズたちが良太郎パン職人のレシピでパン作り♡ 残った材料でそれぞれオリジナルパン作りをして、可愛らしいパンが完成しました。「楽しさや嬉しさは世界や生活、人を救う!」って、しみじみ実感し、朝からテンパっていた店主は内心かなり救われました。いつだってみんなが笑顔がいいよね!

子どもたちに調理をやらせるのは、実はそれなりに大変。でもだからこそ、やってもらう意義があると信じて!

otona MUSE K

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