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千葉県から全国へ発信!「raquty Pro」で高校のテニス大会の運営を効率化

  • 2026.10.19

raquty(ラクティー)は、10月3日(土)・4日(日)に千葉県千葉市で開催された「第59回 千葉県高等学校新人体育大会 テニス大会」において、自社が提供する大会運営システム「raquty Pro(ラクティープロ)」を導入し、大会運営のペーパーレス化および効率化を実現した。

2027年度に千葉県で開催される全国高等学校総合体育大会(テニス競技)を見据え、これからの高校硬式テニス界における新しい大会運営モデルの構築を目指す千葉県高体連テニス専門部と共に、その「キックオフ」として同大会でのシステム運用を開始したという。

教員の働き方改革のパイオニアとして全国へ発信

教育現場における「教員の働き方改革」が急務となる中、休日に開催される部活動の大会運営は、教職員にとって大きな負担となっている。

特にテニスは、複数のコートで同時進行する試合状況の把握や、紙のスコアカードを用いたスコア記録など、アナログで煩雑な業務が多く残されている。

千葉県高体連テニス専門部では、自らが「パイオニア」となって持続可能な大会運営のモデルケースを構築し、その新しいカタチを千葉県から全国へ発信していく構想を描いている。その目標を実現するため、2026年4月より準備を開始し、実際の現場運用を正確に把握するべく、今年度、奈良県で開催された全国高等学校総合体育大会(テニス競技)の視察も行った。

「raquty Pro」導入による大会の主な成果

同大会では、すべてのデータを「raquty Pro」上で一元管理し、リアルタイムで情報を共有することで業務の無駄が省かれ、少人数でも安定した大会運営が可能になったという。

主な成果は3つある。1つ目は「進行管理・業務のスリム化」。本部では「raquty Pro」を活用し、大会全体の進行をシームレスに管理した。従来の紙ベースによる進行管理から脱却し、関係者間でリアルタイムに情報を共有。同じ画面を見ながら管理することで、情報伝達のリードタイムやコミュニケーションコストを大幅に削減した。

また、RU(ロービングアンパイア)も手元の端末から各コートの状況を正確に把握できる環境を整えた。コート上から結果報告が行われると、トーナメント表やオーダーオブプレイが自動で更新される。また、審判端末と連動したリアルタイムのスコア情報を活用することで、試合の割り当てや進行調整をスムーズかつ効果的に行えるようになった。

2つ目は「審判(スコアリング)業務のデジタル化」。同大会ではSCU方式を採用し、審判が端末上の「raquty Pro」スコアリング機能を用いて1ポイントごとにスコアを入力した。また、試合終了後には審判がコート上から直接端末で結果報告を行った。これにより、試合終了から本部への報告に要するリードタイムを大幅に短縮し、よりスピーディーで円滑な大会運営を実現した。

3つ目は「選手・観客へのリアルタイムな情報提供」。選手や観客は、「ゲストサイト」を通じて、試合の進行状況やリアルタイムでの速報、スタッツなどのアナリティクス情報をどこからでも確認できるようになった。試合前の選手は本部に足を運ぶことなくオーダーオブプレイを確認できるほか、各コートの1ポイントごとの進行状況を把握することで、ウォーミングアップの時間調整などを柔軟に行える。

さらに、審判が記録したスコアデータは「アナリティクス機能」として視覚化され、試合終了後の詳細な振り返りに活用可能。スタッツや試合展開を示すグラフ表示により、感覚だけに頼らず、客観的なデータに基づく分析が可能となる。

今回の導入について、千葉県高体連テニス専門部委員長の渡辺綾先生は「試合のスコアやポイントの状況が分かりやすく伝わることで、より快適に大会を楽しめる環境につながっていると感じました。また、スコアリングシステムを導入したことでSCUを担当する高校生の負担軽減や自信にもつながりました(一部抜粋)」と述べている。

また、副委員長の三藤彰太先生も「効率化と負担軽減による持続可能な大会運営を目指すとともに、参加者がより快適に大会に参加し、充実感を得られる大会にしていきたいと考えています(一部抜粋)」とコメントしている。

千葉県から全国へ、高校テニス界のスタンダードが生まれることになりそうだ。

(山崎正和)

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