1. トップ
  2. J3鹿児島、徳重剛氏が代表取締役に復帰!“不起訴処分”で約1年ぶり再登板「この度、再び代表としてクラブの運営に携わる機会を頂きました」

J3鹿児島、徳重剛氏が代表取締役に復帰!“不起訴処分”で約1年ぶり再登板「この度、再び代表としてクラブの運営に携わる機会を頂きました」

  • 2026.4.28

J3の鹿児島ユナイテッドFCを運営する株式会社鹿児島プロスポーツプロジェクトは28日、代表取締役の交代を発表した。

4月24日(土)の株主総会および取締役会で正式決定されたもので、これまで代表を務めていた湯脇健一郎氏が辞任し、後任として徳重剛氏が代表取締役に復帰した。湯脇氏は4月3日(金)の取締役会で辞任を申し出ており、今後は取締役として引き続きクラブ運営に関わる。

今回の人事は、約1年前の経営体制変更の流れを踏まえたものでもある。

2025年3月、クラブ創設期から代表を務めてきた徳重氏が、関連会社の登記申請に関し、電磁的公正証書原本不実記録等の疑いで書類送検(のちに不起訴処分に)。これに伴い徳重氏の後を受けたのが湯脇氏だったが、当時はクラブのガバナンスや組織運営の在り方が問われる中での体制刷新であり、徳重氏自身も責任を認める形で一線を退いた経緯があった。

今回の復帰は、その後の体制を見直す中で、改めてクラブの舵取りを担う判断が下された形となる。

湯脇氏は在任約1年1か月を振り返り、「クラブに関わるすべての皆様の支えに感謝したい」とコメントし、今後もクラブ発展に尽力する姿勢を示した。一方で新体制は、経営基盤の強化と持続的成長を掲げ、地域密着型クラブとしての価値向上を目指すとしている。

徳重氏は1977年鹿児島市生まれ。上智大学卒業後、監査法人トーマツを経てスポーツマネジメントを学び、2010年にFC KAGOSHIMAを設立。2014年からクラブの代表としてJリーグ参入や基盤整備を主導してきた人物である。

以下は徳重氏のコメント。

「この度、再び代表としてクラブの運営に携わる機会を頂きました。1年前、私の至らなさから皆様に多大なご心配とご迷惑をおかけしましたことを、改めて深くお詫び申し上げます。

今後は、より強固なガバナンス体制の構築を最優先とし、法令遵守はもちろん、社会から信頼される透明性の高いクラブ経営を徹底して参ります。

特に、これまで以上にファン・サポーターやステークホルダーの皆様とのコミュニケーションを密にし、皆様の声に真摯に耳を傾け、オープンな対話を通じて信頼関係を再構築していく所存です。

皆様と共に歩むクラブとして、行動と結果をもってその責任を果たして参ります。厳しいご意見も含め、改めてご指導ご鞭撻のほど、心よりお願い申し上げます」

クラブは今後、透明性の高い経営と地域との結びつきを強化しながら、新体制のもとで再出発を図る。徳重氏の復帰は、過去の反省を踏まえた再建の象徴ともいえる決断であり、信頼回復とさらなる発展に向けた取り組みが注目される。

筆者:奥崎覚(編集部)

試合だけでなくユニフォーム、スパイク、スタジアム、ファン・サポーター、カルチャー、ビジネス、テクノロジーなどなど、サッカーの様々な面白さを発信します。現場好き。週末フットボーラー。

元記事で読む
の記事をもっとみる