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「未来はクラブのもとで形作られるべき」ドイツ女子新リーグの運営を巡り、クラブとサッカー連盟の対立が激化

  • 2026.2.18

ドイツ女子サッカー界で、リーグ運営を巡る対立が長期化する様相を見せている。

ドイツメディア『Deutsche Welle(DW)』は6日、女子ブンデスリーガの14クラブは、新たに設立したリーグ団体「FBL」をドイツサッカー連盟(DFB)と共同で運営する構想を白紙に戻したと報じた。

背景には、新リーグのプロ化を巡る主導権争いがある。DFBは今後8年間で総額1億ユーロ(約181億円)をFBLに投資する方針を示す一方、ブンデスリーガのクラブ側は最大7億ユーロ(約1270億円)規模の資金投入を見込んでいる。

FBL会長のカタリーナ・キール氏は、「女子ブンデスリーガはスポーツ面、経済面のエンジンがある場所。つまり、(女子サッカーの)未来はクラブのもとで形作られるべき」と主張している。交渉は続いているものの、現時点で合意には至っていない。

同メディアによると、女子ブンデスリーガは近年、欧州の他リーグに後れを取っているという。

UEFA女子チャンピオンズリーグでは2015年のアイントラハト・フランクフルトを最後にドイツ勢の優勝がなく、フランスやスペイン、イングランド勢がタイトルを独占。観客動員もイングランド女子スーパーリーグに水をあけられている。

同リーグにはバイエルン所属の谷川萌々子をはじめ、なでしこジャパンの選手も複数在籍。今後、クラブとDFBが歩み寄れるかどうかは、ドイツのみならず欧州女子サッカー全体の勢力図にも影響を与えそうだ。

筆者:江島耕太郎(編集部)

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