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フルスイングはNG⁉素振りの力感は6割でOK!そのワケは…

  • 2026.10.6

「教えたとおりに素振りはできるのに、いざ打つとうまくいかない」——そんな経験はありませんか?実はその原因、素振りにあるのです。

多くのアマチュアが見落とす盲点を、インストラクターの髙久あずさが解説します。

本番からかけ離れた力感やスピードの素振りはミスの素

学生時代には全国クラスの競技に出場し、プロを目指してツアーにも出場していた髙久あずさは、選手としてよりも教えることに魅力を感じて昨年からインストラクターに転身。千葉や東京で多くのアマチュアを指導するようになって、すぐに感じた欠点が素振りの仕方だそうだ。

「スイングを直して打つ前に素振りをしてもらうことがよくありますが、その素振りが教えたとおりにできない原因に気づきました」髙久のいう原因とは素振りの本気度。ほとんどのアマチュアは実際にボールを打つときの半分以下の力感やスピードで振る〝本番のスイングとは大きくかけ離れた〞素振りをしている。

「素振りだからといって適当な構えや軌道、テンポで振ってはいけません。本番同様のつもりで振らないと素振りをする意味がなくなってしまいます。ただし、本気すぎる素振りもダメ。実際にボールを目の前にして打とうとすると、無意識に素振りよりも力が入ってしまいます。そこで、私がオススメする力やスピード、振り幅は本番の6割程度。多くの生徒さんで検証した結果、6割の素振りが本番でもきちんとやりたいことができるベストな加減でした」

素振りから8秒以上経つと再現性が落ちてしまう

また、髙久は「素振りをしてからアドレスに入るまでやアドレスに入ってからもいろいろと確認している人がいますが、素振りで予行練習したことは時間が経てば経つほど再現性が落ちてしまいます」という。そして、これには具体的なタイムがある。

「素振りから本番のスイングをスタートさせるまでのタイムを7秒以内にしてください。すると、素振りでやろうとしたことが9割以上再現できます。これは傾斜やライが悪いときもです。悪条件になると、きちんと状況に合った素振りをしなかったり、慎重になりすぎて素振りをしてからの時間が長くなったりすると、素振りの効果が台無しになってしまいます」

6割の素振りをしたら7秒以内に始動する。ラウンドだけでなく、練習でも徹底して行ってみたくなった。

フルスイングはNG⁉素振りの力感は6割でOK!そのワケは…
7 秒以内に始動する

振り幅も力もスピードも本番の約6割の素振り

6割の加減で素振り。4割抑えてもやりたいことやどんな状況で打つかなどは本番を意識して、実際にボールを打つつもりで振ることを忘れずに

「なんとなく」で力感もスピード感もなさすぎ

素振りだと力感もスピード感もなく、手首などをルーズに使った手打ちで「なんとなく」振る人が多い。これは本番のスイングとかけ離れすぎているので意味がない

フルスイングは本番で100%以上になってしまう

写真左は10割の素振り。写真右は直後の本番のスイング。いざボールを打とうとすると素振り以上の振り幅になったり力が入ってしまうので、10割の素振りも×

いかがでしたか? ぜひレッスンを参考にして練習をしてみてください。

髙久あずさ
●たかく・あずさ/1995年生まれ、福島県出身。東北福祉大ゴルフ部のキャプテンを務め、関東学生ゴルフ選手権で優勝。単年登録で女子ツアーのステップアップツアーに出場していたが、教える魅力に気づき昨年から「エースゴルフクラブ」の赤坂や千葉でレッスン活動をスタートした。

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