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一番早い日の入りは冬至前 東京2026年は16時28分

  • 2026.10.2

国立天文台の2026年の日の入り時刻を7都市で並べると、最も早い時刻はどの都市も冬至より前に現れます。東京は16:28が11月29日〜12月13日に続き、冬至の12月22日は16:32。日の出が最も遅い時期は冬至の後(東京は1月2日〜1月13日)で、ずれる理由も国立天文台の解説で紹介します。

10月に入って、夕方の暗くなる早さに驚く日が増えてきました。「冬至がいちばん日が短いのだから、日の入りもその日がいちばん早いはず」と思いがちですが、国立天文台の時刻表を並べると、そうはなっていません。
東京の2026年の日の入りは、11月29日から12月13日まで16:28で、これが冬までで最も早い時刻です。冬至の12月22日は16:32で、すでに4分遅くなっています。
この記事では、札幌・仙台・東京・名古屋・大阪・福岡・那覇の7都市について、国立天文台 暦計算室の2026年10月〜2027年2月の日の出・日の入り時刻から、次の3つを計算しました。
・日の入りが最も早い時刻と、その時刻が続く期間
・冬至の日の入りは、最も早い時刻より何分遅いか
・日の出が最も遅い時期と、1月末までの朝夕の変わり方
どの期間を取り出すか、何分違うかはweboo編集部が数えました。時刻そのものは国立天文台の計算値です。

日の入りが最も早い時期は7都市とも冬至より前に終わる

国立天文台の「各地のこよみ」は、日の入りを1分単位で載せています。そのため、最も早い時刻が何日か続きます。この記事では、最も早い時刻が続く最初の日から最後の日までを「最も早い時期」としました。
・札幌 16:00(12月3日〜12月15日) 冬至は16:03で3分遅い
・仙台 16:16(12月3日〜12月11日) 冬至は16:20で4分遅い
・東京 16:28(11月29日〜12月13日) 冬至は16:32で4分遅い
・名古屋 16:40(12月1日〜12月10日) 冬至は16:44で4分遅い
・大阪 16:47(11月30日〜12月10日) 冬至は16:51で4分遅い
・福岡 17:10(11月30日〜12月9日) 冬至は17:15で5分遅い
・那覇 17:37(11月24日〜12月6日) 冬至は17:43で6分遅い
7都市とも、最も早い時期は12月6日〜15日に終わり、冬至の12月22日には日の入りがもう遅くなり始めています。冬至の日の入りは、最も早い時刻より3〜6分遅い結果でした。
始まりがいちばん早いのは那覇の11月24日、遅いのは札幌と仙台の12月3日です。1分単位の時刻どうしの差なので、実際の差は1分ほど前後することがあります。
10月1日の日の入りから最も早い時刻までは、39分(那覇)〜77分(札幌)早まります。夕方の暗くなる時間帯の注意は、関連記事の夕暮れの交通事故のNGで紹介しています。

国立天文台の説明は「冬至の半月ほど前」「10日前くらい」

国立天文台のよくある質問のページには、次のように書かれています。
「また、日の出がもっとも遅い日は冬至の半月ほど後、日の入がもっとも早い日は冬至の半月ほど前になります。」
一方、同じ国立天文台の暦計算室の解説(暦Wiki)では、「冬至十日前:日の入りが最も早くなるのは冬至の10日前くらいになります。」という言い方です。
上の表の期間を冬至から数えると、東京は冬至の9〜23日前、札幌は7〜19日前で、「10日前くらい」も「半月ほど前」もこの期間に入ります。那覇は16〜28日前と、さらに早い時期でした。
国立天文台は、日の出がもっとも遅い日が冬至の後、日の入がもっとも早い日が冬至の前になることについて、「この現象は、日本中どこでもほぼ同様です。」と説明しています。

日の出が最も遅いのは冬至の後 1月は夕方が先に延びる

日の出は反対に、最も遅い時期が冬至の後に来ます。
・札幌 7:06(12月30日〜1月9日)
・仙台 6:54(1月5日〜1月7日)
・東京 6:51(1月2日〜1月13日)
・名古屋 7:01(1月1日〜1月14日)
・大阪 7:06(1月5日〜1月11日)
・福岡 7:23(1月1日〜1月16日)
・那覇 7:18(1月5日〜1月21日)
東京は1月2日〜1月13日の6:51が最も遅く、冬至の6:47より4分遅い時刻です。
このずれのため、冬至を過ぎると朝と夕方で変わり方が違ってきます。1月31日の時刻で比べると、次のとおりです。
・札幌 日の入り 16:45(最も早い時刻より45分遅い)/日の出 6:51(最も遅い時刻より15分早いだけ)
・仙台 日の入り 16:57(最も早い時刻より41分遅い)/日の出 6:43(最も遅い時刻より11分早いだけ)
・東京 日の入り 17:07(最も早い時刻より39分遅い)/日の出 6:42(最も遅い時刻より9分早いだけ)
・名古屋 日の入り 17:19(最も早い時刻より39分遅い)/日の出 6:53(最も遅い時刻より8分早いだけ)
・大阪 日の入り 17:26(最も早い時刻より39分遅い)/日の出 6:57(最も遅い時刻より9分早いだけ)
・福岡 日の入り 17:48(最も早い時刻より38分遅い)/日の出 7:16(最も遅い時刻より7分早いだけ)
・那覇 日の入り 18:11(最も早い時刻より34分遅い)/日の出 7:14(最も遅い時刻より4分早いだけ)
東京では1月31日の日の入りが最も早いころより39分遅くなる一方、日の出は最も遅いころと9分しか違いません。日が延びるのは夕方が先で、日の出は1月末でも最も遅いころから4〜15分しか早まりません。

ずれる理由は南中時刻 冬至をはさんで遅くなり続ける

昼の長さだけで決まるなら、日の入りが最も早いのも日の出が最も遅いのも冬至になるはずです。国立天文台は、もうひとつの要因として太陽が真南に来る時刻(南中時刻)の変化を挙げ、「夏至と冬至の頃は、南中時刻がどんどん遅くなっている時期にあたります。」と説明しています。
南中時刻が遅くなると、日の出も日の入りも、そのぶん遅いほうへずれます。暦Wikiの解説では「とくに、冬至や夏至付近では南中高度の変化の影響が小さくなり、相対的に南中時刻の変化の影響が大きく現れます。」とされています。その結果、日の入りは冬至より前に最も早くなり、日の出は冬至より後に最も遅くなります。
東京の南中時刻を同じ時刻表で見ると、10月23日〜11月14日の11:25が最も早く、そこから冬至の12月22日は11:39、1月31日は11:54と遅くなり続け、2月2日の11:55で最も遅くなります。
南中時刻が季節で変わるのは、国立天文台の説明では、太陽の通り道(黄道)が天の赤道に対して23.4度傾いていることと、地球の公転軌道が楕円であることの2つによるものです。

よくある質問

昼がいちばん短いのは冬至で合っていますか

合っています。国立天文台の解説でも、冬至は1年のうちで昼間が一番短い日とされています。2026年の冬至は12月22日です(国立天文台の暦要項)。昼の長さが最も短い日と、日の入りが最も早い日・日の出が最も遅い日が、同じ日にならないということです。

夏至のころも同じようにずれるのですか

ずれます。国立天文台は、「日本では、日の出がもっとも早い日は、夏至より1週間ほど早く、日の入がもっとも遅い日は夏至より1週間ほど後になります。」と説明しています。冬と比べると、ずれは1週間ほどと短めです。

時刻表で同じ時刻が何日も続くのはなぜですか

各地のこよみの時刻は1分単位で、日の入りが最も早いころは1日の変化が1分に満たない日が続くためです。そのため、この記事では「最も早い日」を1日に決めず、同じ時刻が続く期間で示しました。なお、表の時刻は標高0mで、太陽の上辺が地平線に一致する時刻です。建物や山がある場所では、実際に太陽が見えなくなる時刻は前後します。

まとめ 夕方は冬至の前から延び始め 日の出が最も遅いのは冬至の後

7都市の2026年の日の出・日の入り時刻から見えたことです。
・日の入りが最も早い時期は7都市とも冬至より前。東京は11月29日〜12月13日の16:28
・冬至の日の入りは、最も早い時刻より3〜6分遅い
・日の出が最も遅いのは冬至の後。東京は1月2日〜1月13日の6:51
・1月31日の東京は、日の入りが最も早いころより39分遅く、日の出は最も遅いころより9分早いだけ
12月上旬〜中旬(都市によって違います)を過ぎると夕方は少しずつ延び始めますが、1月31日の日の出は7都市で6:42〜7:16と、まだ遅い時刻です。日の出前に出かける日は、住んでいる地域の日の出の時刻を各地のこよみで確かめておくと、暗い時間帯の外出に備えやすくなります。

※日の出・日の入り・南中時刻は、国立天文台 暦計算室「各地のこよみ」の2026年10月〜2027年2月の値(各都市・標高0m)です。最も早い時期・最も遅い時期の取り出しと分の差は、weboo編集部が計算しました。記事の情報は2026年10月2日時点のものです。

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