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結婚相談所で活動を始めた42歳男性。申し込みが“1件”しか来なかったが…→写真を変えた途端、成婚退会に至ったワケ

  • 2026.11.5
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出典:photoAC ※画像はイメージです

皆さま、こんにちは。認定婚活カウンセラーの辻田圭佑です。

お見合いの申し込みが集まるかどうかは、お会いする前に目にするプロフィール写真で、思っている以上に左右されます。今回は、お見合いのお申受け(お相手の女性から、お見合いを申し込まれること)が2週間で1件だった42歳・会社員の男性が迎えた変化を、2枚の写真を並べながら見ていきます。

男性は、システム関係の会社に勤める42歳。

入会面談では、プロのカメラマンに撮ってもらった写真のほうが見栄えがよく、お相手の印象も上がることを、私からお伝えしています。スタジオの紹介もできるとお話しすると、男性は自分で外部のスタジオを探して、予約を入れました。

ところが、希望した日は空きがなく、撮影は2週間後になりました。

1枚目は、夜の部屋の照明の下で

撮影までの間は、自分で撮った写真で活動を始めることになりました。「窓際の明るい場所で、どなたかに撮ってもらうといいですよ」とお伝えしましたが、男性は一人暮らしで、頼める人がいません。仕事から帰って、部屋の照明の下で撮った1枚は、少し硬い表情をしていました。

「2週間だけですから」と、男性は笑っていました。

けれど、その2週間に届いたお申受けは、1件だけ。

毎朝、画面を開いては、0件のまま閉じる日が続いたそうです。ようやく届いた1件でお見合いが成立し、当日を迎えました。お見合いの席で、お相手の女性は男性に、こう話しました。

「お写真だと少し近寄りがたい感じでしたが、実際にお会いしたら、穏やかな方で安心しました」

お見合いは和やかに終わったものの、交際には進みませんでした。後日、男性は私に、苦笑いしながら打ち明けてくれました。

「写真で、損をしていたんですね」

写真が先に伝えていたこと

実物の男性は、穏やかな人です。

それなのに、硬い表情と、暗い照明が重なって、写真だけが「近寄りがたい人」の印象を先に届けていました。写真は、お会いする前の第一印象を大きく左右します。お見合いを申し込むかどうかを決める入口の段階で、お相手の女性に、人柄が届いていませんでした。

そこで、撮影の日に向けて、2つだけお願いしました。

1つめは、口角を少しだけ上げて、目線をカメラの高さに合わせること。笑顔を作るのではなく、硬い表情にやわらかさを足す程度で十分です。2つめは、顔まわりが明るく見える、襟のある白やベージュ系のシャツで行くことです。

2枚目は、自然光のスタジオで

撮影の日。窓から自然光が入るスタジオで、男性は最初のうち、やはり表情が硬かったと言います。

カメラマンさんに「口角だけ、ほんの少し上げてみましょう」と声をかけられて、肩の力が抜けました。選んだ1枚は、少し笑った表情でした。

撮影後の2週間で、お申受けは4件。最初の1件は、写真を差し替えた日の夕方に届きました。そのうち2人とお見合いが成立して、1人とは仮交際(複数の方と同時に進められるお試しの交際期間)に進みました。その後、真剣交際(1人に絞って進む交際)を経て、成婚(結婚相談所でのお付き合いを終えて、結婚へ進むこと)です。

成婚のあとで、お相手の女性が、男性にこう話してくれました。

「お写真の、少し笑った顔を見て、お会いしてみたくなったんです」

撮影の前でも、自分で試せることはあります。日の入る窓際で、明るい昼間に撮ること。スマホは、自分の目の高さに置くこと。頼める人がいなければ、棚に立てかけて、タイマーで撮れば一人でも大丈夫です。

写真を見る側は、お会いする前の数秒で、人柄を想像します。今のプロフィール写真を、初めて見る人の目で眺め直すところから、始めてみませんか?


ライター:辻田圭佑

結婚相談所Ti Amo(ティ アモ)代表。2020年に開業し、IBJ正規加盟店として婚活のサポートを行う。認定婚活カウンセラー、宅地建物取引士、認定AFPの資格を持ち、「結婚・住まい・お金」をつなげた人生設計の相談にも応じている。

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