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「生活費は半分ずつでいいよね?」年収850万の41歳彼から提案され…真剣交際直前の女性が「待った」をかけたワケ

  • 2026.11.6
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出典:photoAC ※画像はイメージです

皆さま、こんにちは。婚活アドバイザー・恋愛コンサルタントの望月椏栖華です。

共働きの夫婦であれば、生活費も半分ずつ出す。

一見すると、とても分かりやすく公平な方法に見えます。

ただ、二人の収入に大きな差がある場合、同じ金額を負担することが本当に同じ負担になるとは限りません。
今回ご紹介するのは、「生活費は完全折半」という男性の考えをきっかけに、真剣交際前で一度立ち止まった二人のケースです。

女性は自分も生活費を出すことを当然だと考えていた

36歳の女性と41歳のAさんは、約3か月にわたって交際を続けていました。
デートは7回目を迎え、真剣交際についても現実的に考え始めています。

Aさんの年収は約850万円。

女性は約480万円で、二人とも会社員として働いていました。
女性も、結婚したら男性に生活費をすべて負担してもらいたいとは考えていません。

家賃や食費、光熱費などは、自分もきちんと出すつもりでした。

むしろ共働きである以上、二人で家計を支えるのが自然だと思っていたのです。

Aさんも女性が仕事を続けることには賛成しており、その点で大きな意見の違いはありませんでした。

女性が気になり始めたのは、「二人で出す」という言葉の中身まで具体的にしたときです。

家具店を見た帰り、「基本は半分ずつでいいよね?」と聞かれた

7回目のデートでは、結婚後の暮らしをイメージするために家具店を見に行きました。

ソファやダイニングテーブルを眺めながら、「このくらいの広さの部屋がいいね」「家賃はいくらまでなら無理がないかな」といった話をしていました。

その帰りに休憩スペースへ立ち寄り、家賃や食費など毎月かかるお金の話になったとき、Aさんがこう言います。

「家賃も食費も、基本は半分ずつでいいよね?」

女性は少し考えてから

「収入差があっても全部半分?」

と聞き返しました。するとAさんは

「二人とも働くなら、そのほうが対等で分かりやすいと思う」

と答えます。

Aさんにとって折半は、どちらか一方が相手を養う形にしないための方法でした。

二人が同じ金額を出せば、お互いに対等な立場でいられる。

そう考えていたのです。
一方、女性には別の部分が気になりました。

同じ金額を出しても、残る金額は二人で大きく違うからです。

男性は“同じ金額”、女性は“同じ負担感”を公平だと考えていた

Aさんの年収は約850万円。

女性は約480万円です。

たとえば毎月の生活費として、それぞれ15万円ずつ出すとします。
金額だけを見れば同じです。

しかし、収入に占める割合は同じではありません。

女性の場合、生活費を出したあとに残るお金はAさんより少なくなります。

そこから自分の貯蓄や保険、衣服などを支払えば、自由に使える金額にも差が出ます。

女性は

「同じ金額を出すことだけが公平なのかな」

とAさんへ伝えました。

Aさんはそこで初めて、金額ではなく収入に対する負担割合という考え方を意識します。
Aさんとしては、女性へ多く払わせようとしていたわけではありません。

むしろ、「男性だから多く出す」という形にすると、関係に上下が生まれるように感じていました。

女性も、Aさんの収入が高いから生活費を多く負担するべきだと言いたいわけではありません。

ただ、収入差があるにもかかわらず完全折半にすると、自分だけが家計の負担を重く感じる可能性があることを心配していました。

二人は“半分ずつ”ではなく、収入に対する割合で考え直した

二人はその日のうちに結論を出さず、家計の分け方を改めて考えることにしました。
そこで出てきたのが、収入比率を参考に生活費を分担する方法です。

Aさんのほうが収入が高いため、生活費についてもAさんが少し多く負担する。

一方で、女性も一定額をきちんと出す形にしました。
最終的には、家賃や食費、光熱費などの共通支出を、おおよそ6対4で負担する方向に落ち着きます。

個人の趣味や衣服、交際費などは、それぞれ自分の収入から支払うことにしました。

さらに、収入が変わった場合には負担割合も見直すことにしています。

たとえば転職や昇給、働き方の変更があれば、その時点でもう一度話す。
最初に決めた割合をずっと固定する前提にはしませんでした。

女性も、「多く払ってもらいたいわけではなく、同じくらいの負担感にしたかった」と伝えています。

Aさんも、その考えなら納得できると受け止めました。

最終的に二人は、収入比率を参考に生活費を分けることで合意し、その後真剣交際へ進みました。

“平等”と“公平”は、夫婦のお金では同じとは限らない

生活費を完全折半にする方法は、非常に分かりやすいものです。
二人とも同じ金額を出すため、「どちらかだけが負担している」という感覚も生まれにくいでしょう。

一方で、収入に大きな差がある夫婦の場合、同じ金額を出すことが同じ負担になるとは限りません。

大切なのは、どちらかが得をする方法を探すことではありません。

  • 生活費を出したあと、それぞれがどのくらい貯蓄できるのか
  • 自由に使えるお金はどの程度残るのか
  • 将来の住宅購入や子どもの費用をどう準備するのか

こうした部分まで含めて考える必要があります。

今回の二人も、「半分ずつが正しい」「収入が多い側が多く払うべき」という二択にはしませんでした。
二人が納得できる負担感を探した結果、収入比率を参考にする方法を選んでいます。

夫婦のお金では、同じ金額を出すことが平等でも、それが必ずしも公平とは限りません。

数字だけでなく、お互いにどれくらいの負担として感じるのかまで確認しておくことが大切です。

プロフィール

望月椏栖華
婚活アドバイザー・恋愛コンサルタント。結婚相談所での会員サポートや、お見合い・仮交際・真剣交際に関する相談対応を経験。婚活中の男女に向けて、交際の進め方やコミュニケーションに関するアドバイスを行っている。

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