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「在宅でしょ?前も平気だったじゃない」と言い返した私が、弟の個人チャットで知ったこと

  • 2026.9.29
ハウコレ

「わかった。ごめん」と打ったあと、弟から個人のチャットが届きました。責める文ではありません。私は、頼み続けた相手の事情を、1つも聞いていなかったのです。

学童の予定表を見ながら、家族のグループチャットを開きました。弟の妻に頼むのは、今月これで3度目です。書き出しは考えるまでもなく、指はいつもの一言を打っていました。

「暇でしょ?」は、聞かないための一言でした

夫は転勤で家におらず、職場に戻って2年目の私には、学校の代休が一番の難所でした。「暇でしょ?あさって、うちの子また頼める?」と送る相手は、家で仕事をしている弟の妻です。2年前、義実家の集まりで彼女が「家で仕事をしているので、困ったときは声をかけてください」と言ったのを、私は言葉どおりに使ってきました。両親のいるグループに書くのは、そこなら断りにくいと知っていたからです。既読はついたのに返事が来ず、私は続けました。「既読ついてるよね?家にいるんだし、いいでしょ」。届いたのは「大丈夫ですよ」の一言です。私はそれ以上を読まず、学童の予定表に丸をつけました。

弟の名前が並んだ画面

すぐに通知が続けて鳴りました。「姉ちゃん、あいつ暇じゃないよ。仕事中。次は俺に聞いて」。両親も見ているグループで、弟が私に何か言ったのは初めてです。引っ込みがつかず、私は言い返しました。「在宅でしょ?前も平気だったじゃない」。「前は締切ずらして預かってた。姉ちゃんが知らないだけ」。私の知らない事実だけが書いてありました。自分の送った行を読み直しても、都合を聞く言葉はどこにもありません。「わかった。ごめん」とだけ打ち、グループはそこで止まりました。

弟からの個人チャットに書いてあったこと

帰りの電車で、弟から個人のチャットが届きました。「グループで言ったのは、姉ちゃんを責めたかったからじゃない。あいつが一番断れない相手が姉ちゃんだから、断る役を俺が引き受けた」。続けて、彼女が明日締切の仕事を抱えていたこと、そして「あいつ、うちの子と過ごすのを楽しみにしてる。だから余計に言えないんだよ」と書かれていました。断られるのが怖くて、聞かない形を選び続けていたのです。翌日、彼女に個人で送りました。「この前はごめんなさい。次からは、先に予定を聞きます」。返事はすぐに来ました。「明日は、締切のあとなので本当に大丈夫です。その代わり、次は先に聞いてください」。

そして...

今は頼みを送る前に、「いつなら空いてる?」の1行を先に打っています。この前届いた返事には、空いている日付と一緒に、うちの子への短い伝言が添えてありました。

(40代女性・会社員)

本記事は、読者アンケートに寄せられた実体験をもとにした本人視点の記事を参考に、相手側の心情を想定して制作しています。実際の相手本人への取材ではなく、編集部による解釈を含みます。

(ハウコレ編集部)

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