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サッカー日本代表、初招集は谷村海那・中野就斗・松木玖生・齋藤俊輔の4名!それぞれが持つ「圧倒的な武器」とは

  • 2026.9.24

ワールドカップ後、新たなスタートを切った森保ジャパンに4人の新戦力が加わった。

森保一監督は9月17日、9月のキリンチャレンジカップと10月のキリンカップサッカーに臨む日本代表31名を発表。谷村海那、中野就斗、松木玖生、齋藤俊輔がA代表初招集を果たした。

年明けにはAFCアジアカップ2027も控えており、今回の4連戦は新たな競争のスタートでもある。森保監督も初招集組に対し「自分の武器を見せてほしい」と期待を寄せている。

初めてSAMURAI BLUEのユニフォームに袖を通す4人はどのような選手なのか。それぞれが持つ「武器」に注目して紹介する。

谷村海那

1998年3月5日生まれ(28歳)

FW/横浜F・マリノス所属

28歳にして初めて日本代表までたどり着いた異色のストライカー、谷村海那。最大の武器は極めてシンプルだ。「ゴールを奪う力」である。

国士舘大学卒業後の2020年、当時JFLだったいわきFCへ加入。そこからJ3、J2とカテゴリーを一つずつ駆け上がり、2025年7月に横浜F・マリノスへ移籍した。

今季はJ1開幕から8試合で6ゴール。森保監督も初招集の理由として、日本人選手の中で際立った得点結果を残していることに加え、守備でも献身的に働ける点を評価している。

183cm、81kgの体格を生かした前線での競り合いも強みで、今季はここまで空中戦で15勝を記録。だが本人にFWの醍醐味を尋ねれば、答えはやはり「点を取るということ」だという。

華麗な経歴を歩んできたエリートではない。JFLから這い上がり続けた遅咲きの点取り屋が、その決定力一本でついに日本代表の扉をこじ開けた。

中野就斗

2000年6月27日生まれ(26歳)

DF/サンフレッチェ広島所属

中野就斗の武器を一つに絞るのは難しい。それこそが、この選手最大の魅力かもしれない。

183cm、83kgの強靱な身体を備え、センターバック、サイドバック、ウイングバックと複数のポジションに対応。サンフレッチェ広島では右ウイングバックを主戦場としながら3バックでもプレーし、今季はリーグ開幕から8試合すべてにフル出場して2ゴールを記録している。

森保監督が特に評価するのが「デュエル」だ。地上戦だけでなく空中戦でも国際レベルで戦えると期待を寄せており、そこに豊富な運動量と前への推進力が加わる。自陣でボールを奪って終わるのではなく、そのまま前線まで飛び出してフィニッシュに絡めるダイナミズムは中野ならではの武器だ。

さらに、タッチラインからゴール前までボールを放り込める強烈なロングスローという飛び道具もある。

攻撃、守備、セットプレー、そして複数ポジションへの対応力。代表で一つの役割に収まらない「万能戦士」となれる選手だ。

松木玖生

2003年4月30日生まれ(23歳)

MF/サウサンプトン所属

高校サッカー時代から全国的な注目を浴びてきた松木玖生が、23歳にしてついにA代表へたどり着いた。

松木最大の武器は、攻守をつなぐ圧倒的なエネルギーだろう。球際で激しく戦い、豊富な運動量でピッチを駆け回りながら、左足のキック、攻守の切り替え、そしてゴール前へ飛び込む推進力も備える。中盤だけでなく複数のポジションをこなせる万能性も大きな魅力だ。

今季のサウサンプトンでは代表発表を前にしたスウォンジー戦でアシストを記録すると、続くブリストル・シティ戦では右サイドで先発。ペナルティーエリア内で右足から左足へ持ち替え、逆サイドへ流し込む巧みなゴールを決め、好調をアピールした。

森保監督も「ハードワークしながら最後に点を取る」能力に加え、チームを鼓舞できる強いメンタリティを高く評価している。

技術、強度、運動量、得点力、精神力。そのすべてを高いレベルで組み合わせられることこそ、松木の「武器」と言えるだろう。

齋藤俊輔

2005年4月26日生まれ(21歳)

MF/ウェステルロー所属

4人の中で最年少となる21歳の齋藤俊輔。彼の最大の武器は、一目見れば分かる。「ドリブル」だ。

桐光学園高校から2024年に水戸ホーリーホックへ加入すると、2026年1月、J1昇格を置き土産にベルギー1部のウェステルローへ移籍。相手との距離が近い状況からでも細かなタッチと鋭い方向転換で抜き去ることができ、シュートやクロス、プレースキックにも高い技術を持つアタッカーだ。

欧州でその攻撃力はさらに磨かれ、今季はここまでベルギーリーグで7試合4ゴール。森保監督も、左ウィングから中央へ入ってボールを受け、自ら得点を奪うだけでなく、アシストや攻撃の起点にもなれる点を高く評価している。

近年の日本代表には三笘薫や久保建英ら「個」で局面を変えられる選手が何人もいる。競争は激しいが、それでも齋藤が持つ、攻守において相手に仕掛け続けられる姿勢は日本代表の力となるはずだ。

ベルギーで急激な成長曲線を描く21歳。まずは自慢のドリブルで、森保ジャパンに新しい風を吹き込みたい。

筆者:奥崎覚(編集部)

試合だけでなくユニフォーム、スパイク、スタジアム、ファン・サポーター、カルチャー、ビジネス、テクノロジーなどなど、サッカーの様々な面白さを発信します。現場好き。週末フットボーラー。

画像提供:Getty Images

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