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「中国は日本の二軍に20点差で惨敗しただけではない」日本にまた負けた中国バスケ、愛知・名古屋アジア大会で露呈した『深刻な危機』

  • 2026.9.19

現在開催中の愛知・名古屋アジア大会。

一足早くに開幕していた男子バスケットボールは、早くも佳境を迎えている。

バスケットボール男子日本代表は、18日に行われた中国との準決勝に97-77で勝利。初優勝をかけて決勝で韓国と対戦することになった。

FIBA世界ランキングでは、日本22位、中国30位、韓国57位。日中韓は2027年ワールドカップに向けたアジア地区予選1次ラウンドでも対戦している。日本と中国は1勝1敗だったが、7月の対戦では日本が92-73と圧倒した。

そうしたなか、中国では今回の惨敗を受けて、危機感が広がっているようだ。

「2ヶ月で2度目の惨敗…日本に20点差以上で負けた中国バスケが失ったものは20点だけではない。

77-97で日本に敗れた後、中国は2大会連続でアジア大会の決勝進出を逃した。

彼らを撃破したのは、八村塁も河村勇輝も渡邊雄太もジョシュ・ホーキンソンもいない二軍の日本だった。

これは惜敗ではなく、審判の問題でもなく、運が悪かったわけでもない。人員構成、戦術、現場の指揮からメンタルに至るまで、全方位にわたる機能不全だ。

日本の攻撃システムは明快かつ効率的。頻繁なピックアンドロールでミスマッチを作り、素早いパス回しでディフェンスを崩し、ドライブでダブルチームを引き寄せてから果断にボールをさばく。

一方、中国の攻撃は、『1人で攻めて、残り4人は傍観しているだけ。20秒ドリブルした挙句に無理やりシュートを打つ』と要約できた。

中国には日本のディフェンス陣を崩し続けることができる選手が誰一人としていなかった。

リバウンド、ターンオーバー、スティールのデータにおける劣勢は、アグレッシブさの欠如を物語るものだ。現代バスケの勝敗は、往々にして小さなデータの中に隠れている。中国はこの試合において、ほぼすべての詳細なデータで負けていた。

中国は2メートルを超えるインサイド選手を3名擁しながら、リバウンドで日本に抑え込まれた。

これは中国バスケの身長の優位性に問題が生じたのではなく、チーム全体のスクリーンアウトの意識とルーズボールへ飛び込む積極性が、まだ決勝進出レベルに達していないということだ。

スティールの差は、中国のディフェンスが日本の攻撃に対して、ほぼ何のプレッシャーも与えられなかったことの裏返しでもある。

日本に2ヶ月間で2度も惨敗しているが、問題が解消されていない。コーチ陣の対応力、チームの精神的なタフさ、戦術の古臭さなど、あらゆる面で『赤信号』が灯っている。

目の当たりにしたのは、単なる敗戦ではなく、チームの技術・戦術システム全体が機能不全に陥っているという現実だ」

日本はリバウンド(47-41)、ターンオーバー(7-3)、スティール(6-2)のすべてで中国を上回った。

中国としては八村らが不在の日本に完敗したことで、チームが深刻な状況にあると危機感を抱いているようだ。

筆者:井上大輔(編集部)
画像提供:Getty Images

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