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夫「浮気して悪いか?大黒柱に逆らうな」開き直って離婚宣言→「遠慮なく♡」家族全員で出て行った結果

  • 2026.9.15

私は36歳の専業主婦で、夫と3歳の娘、そして義父母と暮らしていました。住まいは、数年前に建てた二世帯住宅です。土地はもともと義父の所有で、建物は「いずれ会社を継ぐ息子に」という義父の意向で夫名義とし、頭金の一部を義父が出し、残りは夫が住宅ローンを組みました。

夫が勤める地元の製造会社の社長は義父でした。義父は会社の創業者で大株主でもあり、高齢になったことから、そろそろ夫に会社を継いでもらいたいと考えていました。

最初は「自分には荷が重い」と消極的だった夫ですが、義父の「最初のうちは会長としてしっかりサポートするから」という言葉に背中を押され、社長に就任することになりました。

大金を手にした夫のひょう変

社長に就任し、役員報酬が大幅に上がった夫は、すっかり人が変わってしまいました。

最初に振り込まれたまとまった額の役員報酬を見て気が大きくなったのか、急に金遣いが荒くなったのです。

私は娘の将来のために貯金に回したかったのですが、夫は「社長には付き合いがある」と理由をつけて、夜の街へ飲み歩くようになりました。

週末も家にいることはほとんどなくなり、「少しは家族の時間も大切にしてほしい」と注意すると、夫は「黙れ、嫁の分際で! この家の大黒柱は俺だ!」と怒鳴り散らすようになりました。

義父母の目がないところでは、私にきつく当たることも増えていきました。クレジットカードの明細には、毎月のように高額な飲食代の請求が並んでいました。

浮気相手を堂々と家に連れてきた夫

ある日、夫のスーツのポケットから、女性ものの高級バッグを買ったレシートを見つけました。夫を問い詰めると、悪びれる様子もなく言い放ったのです。

「浮気して悪いか? 浮気相手へのプレゼントだよ」

あまりの開き直りに憤りを感じた私は、義父母にすべてを打ち明ける決意をしました。その晩、私から報告を受けた義父は「実は会社でも困っていた」と重いため息をつきました。就任後の夫は、取引先との会食と称して経費を使い込み、役員や古参社員からも苦言が出ていたそうです。義父は夫を居間に呼び出し、公私両面について厳しく叱責しました。

しかし、すっかり社長気取りで傲慢になっていた夫は逆上。あろうことか、外に待たせていた浮気相手の女性を家に招き入れたのです。

そして、あぜんとする私たちに向かって叫びました。

「コイツが俺の女だ。大黒柱の俺に逆らうな! もうお前とは離婚だ! ここには彼女と住む! お前らは全員出て行け!」

突然の離婚宣言に、私は一瞬言葉を失いました。夫名義の家とはいえ、義父から多額の援助を受けたからこそ建てられた住まいです。それにもかかわらず恩を忘れ、完全に理性を失った夫の姿を見て、私の中に残っていた愛情も未練も完全に冷めました。

「わかりました。それでは遠慮なく出て行きます」

私がそう告げると、義父母も夫を見限りました。

「この土地は私の名義だ。お前に出て行けと言われる筋合いはないが、こんな家にはもういたくない。お前のような息子はもう知らん。私たちも出て行く」

こうして夫を除く家族全員、つまり私と娘、義父母は必要最低限の荷物だけをまとめ、その日はひとまずビジネスホテルに身を寄せ、数日後、義父が所有する賃貸マンションの空室に移りました。

翌日、私は義父母の協力を得て弁護士に相談し、前夜に夫から切り出された離婚について正式に話し合いを進めることにしました。夫とはその後、弁護士を通じて何度か協議を重ねました。

夫と離れ、新しいスタート

その結果、娘の親権者を私とすることや、慰謝料、養育費などについて合意。家については夫名義のままとし、住宅ローンも夫が引き続き返済することになりました。私は家について財産分与を求めないことで合意しました。養育費などの支払いが滞った場合に備え、強制執行認諾文言を盛り込んだ公正証書も作成しました。そして離婚届を提出し、正式に離婚が成立しました。

一方、会社でも元夫の立場は大きく変わりました。義父は緊急の取締役会を開き、元夫を代表取締役から解職しました。元夫は私生活の問題だけでなく、社長就任後の放漫な勤務態度や会社の信用を損なう言動についても問題視されていたそうです。

その後、臨時株主総会も開かれ、元夫は取締役からも解任されました。それから数カ月後、元夫から突然電話がありました。代表取締役を解職され、取締役からも外されたうえ、浮気騒動や金遣いの荒さが地元の取引先などにも知られるようになり、再就職も思うようにいかないとのことでした。

さらには、羽振りが悪くなった元夫のもとから浮気相手も去ってしまったそうです。収入が大きく減った一方で住宅ローンの返済は残っており、「もう支払いが厳しい。助けてほしい」と泣きついてきました。しかし、すべては元夫自身が招いた結果です。

「自分自身でどうにかしてください」私はそれだけ伝えて、電話を切りました。現在、私と娘は元義父が所有するマンションの一室を借り、元義父母とは隣同士の部屋で暮らしています。離婚によって義理の親子ではなくなりましたが、元義父母は今も娘の祖父母として私たちを気にかけてくれています。周囲のあたたかい支援に支えられながら、娘と一緒に心穏やかな毎日を過ごしています。

◇ ◇ ◇

自分の立場を過信し、家族をないがしろにした結果、大切なものを次々と失うことになった元夫の姿には考えさせられるものがあります。信頼関係は、一度大きく壊れてしまうと簡単には修復できません。配偶者から理不尽な暴言や裏切りを受けたとしたら、その場しのぎの言葉に惑わされず、まずは周囲の信頼できる人や専門家に相談し、自分の人生と子どもの未来を守るために、冷静に行動したいですね。

※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。


著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

ベビーカレンダー編集部

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