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劇場版『メダリスト』2027年2月19日公開決定 春瀬なつみ、大塚剛央らが“名シーン”生アフレコ

  • 2026.9.9

アニメ『メダリスト』のイベント「アニメ『メダリスト』スペシャルエキシビション2026」が8月30日、東京・ベルサール高田馬場で開催された。昼公演には、結束いのり役の春瀬なつみ、明浦路司役の大塚剛央、狼嵜光役の市ノ瀬加那、八木夕凪役の阿部菜摘子、鴗鳥慎一郎役の坂泰斗、高峰瞳役の加藤英美里が出演。第2期の名場面を振り返る企画や生朗読劇、ゲームコーナーなどを展開し、終盤には劇場版『メダリスト』が2027年2月19日に公開されることも発表された。

春瀬なつみ&大塚剛央が名場面を生アフレコ
©つるまいかだ・講談社/メダリスト製作委員会

開演前の場内アナウンスは、いのり、司、瞳の“ルクス東山トリオ”が担当。オープニング映像では、第2期オープニングの群舞シーンや描き下ろしイベントビジュアル、名場面とともにキャスト陣が紹介された。

イベントの司会は、大塚と加藤による“ルクス東山先生コンビ”が担当。最初のコーナー「輝け!メダリスト大賞」では、キャストやスタッフらが第2期で特に印象に残ったシーンを選出し、一部をステージ上で生アフレコした。

最初に発表された「春瀬なつみ賞」には、第16話「女王のジャンプ」で、演技直前のいのりが司の言葉を受けて覚悟を決め、「まかせて」と返す場面が選ばれた。春瀬と大塚が生アフレコを披露すると、会場から大きな拍手が送られた。

春瀬は、司の言葉について「劇場版で描かれる全日本ノービスへ戦いに行くにあたってのお守りのような言葉」と説明し、「その言葉を軸に、いのりちゃんと一緒に生きていこう」と思ったことから、このシーンを選んだと明かした。

「加藤英美里賞」には、第20話「氷の湖」で、ハーネス練習中にいのりをかばった司が激しく転倒する場面が選ばれた。春瀬、大塚、加藤が生アフレコを披露。加藤は、華やかな場面だけでなく、緊張感のあるシーンも丁寧に描かれていることが『メダリスト』の魅力だと語った。

また「鈴木明子賞」には、第15話「私のカード」で穴熊咲希奈、牛川四葉、庭取さな、離洲くるみの4人が滑走する場面が選出された。キャラクターごとに曲や振付が用意され、それぞれの個性を表現していることも紹介された。

坂本花織がサプライズ登場
©つるまいかだ・講談社/メダリスト製作委員会

「スタッフ部門みんなが主役賞」には、第17話「下剋上」で、ノービス中部ブロック大会後に全日本ノービスへの思いを語る夕凪と慎一郎の場面が選ばれ、阿部と坂が生アフレコした。

坂は「誰か一人だけが主役なのではなく、みんなが主役。でも全員が勝てるわけではない」と競技の厳しさに触れ、選手を支えるコーチの思いも伝わる場面だとコメント。阿部も、夕凪が光を追いかける一方で、自分の後ろにも追いかけてくる選手がいることに気づく場面だと振り返った。

「市ノ瀬加那賞」には、第22話「開幕」で、光が夜鷹のスケートを食い入るように見つめる場面が選ばれた。市ノ瀬は、この場面から光の「底知れない怖さの片鱗」が見えたといい、スケートへの「情熱」以上に「執着」に近いものを感じたと語った。

さらに、プロフィギュアスケーターの坂本花織がVTRでサプライズ登場。「坂本花織賞」には、第21話「熱血」で、いのりがトリプルルッツを着氷するか、4回転に挑戦するかを選択する場面が選ばれた。

坂本は「いのりちゃんが選んだ選択が、本当に輝かしい功績を生むきっかけになったシーン」と選出理由を説明した。

原作者・つるまいかだ氏が選ぶ「つるまいかだ賞」も第21話「熱血」から選出。4回転を跳びたいと願ういのりに、司がかつての自分を重ねて声をかける場面が選ばれた。

つるまい氏はメッセージで、ENGIによる臨場感のある構図や3Dを基にしたアニメーション、春瀬と大塚の演技、林ゆうきの音楽、シリーズ構成の花田十輝による回想シーンなどを高く評価。「漫画表現を完全に超越した1話になったと思いました」と絶賛した。

第2期と劇場版をつなぐオリジナル朗読劇
©つるまいかだ・講談社/メダリスト製作委員会

続いて行われたのは、つるまい氏が原案・完全監修を担当したオリジナルストーリーの生朗読劇。キャスト6人がステージ上に並び、イベントにちなんだ物語を披露した。

アニメ本編とは少し異なるキャラクターの一面も描かれ、春瀬と市ノ瀬が声を合わせて同じセリフを披露する場面も。大塚が「鴗鳥慎一郎先生も相変わらずというか……」と話を振ると、坂が「本当に明浦路先生には感謝しかありません」と返し、会場を笑わせた。

また、夕凪が8歳の時に慎一郎のショーを見ていたという新たなエピソードも明らかに。キャスト陣からは「実際に見てみたい」「いつか映像化してほしい」と期待の声が上がった。

キャスト陣がゲーム企画で大苦戦
©つるまいかだ・講談社/メダリスト製作委員会

イベント後半では、ゲーム企画も実施。「一本釣りクエスチョン」では、魚の形をした板を釣り上げ、そこに書かれた質問にキャストが回答した。

「今、努力して習得したい特技は?」と聞かれた春瀬は「トランポリンで宙返りをしたい」と回答。大塚は、自身が演じるキャラクター以外での推しキャラとして鹿本すずを挙げた。

さらに、6人が一文字ずつ担当し、相談せずに答えを完成させる「きちんと構成できるかな?」では、小学生レベルの問題に苦戦。5問中2問正解という結果となった。

観客参加型の「ご褒美ボイス争奪○×クイズ」では、作品やキャストにまつわる問題を出題。最後まで勝ち残った参加者に、大塚が司の声で「〇〇さん、優勝おめでとう! 喜びのGOE+5でお祝いだ!」と特別な“ご褒美ボイス”を贈った。

劇場版は2027年2月19日公開

イベント終盤には、今後の『メダリスト』に関する新情報が発表された。TVアニメ第1期、第2期の再放送が決定したほか、劇場版『メダリスト』の特報映像を上映。公開日が2027年2月19日に決定したことが明かされた。

あわせてティザービジュアルも解禁。演技直前に、力強く前を見つめながらグータッチするいのりと司の姿が描かれている。

劇場版のアフレコはすでに終了しており、特報映像に使用された音声も本編用のものだという。春瀬は「全身全霊を込めて演じた」と振り返り、動いているいのりや戦ういのりを「一日も早く観たいという気持ちでいっぱいです」と語った。

春瀬なつみ「全身全霊を込めて全力で臨んだ

エンディングでは、キャスト陣がそれぞれファンへメッセージを送った。

加藤は「大きなステージで戦ういのりちゃんたちを見守るために、もう一回、今までのテレビシリーズを見返して、心の士気や熱意を上げて、劇場版を楽しみに待っていていただけると嬉しい」と呼びかけた。

坂は「『メダリスト』という作品は、選手だけではなく、一緒に戦うコーチ陣の思いも描かれた、みんなが主人公な作品」と語り、阿部も「改めてすごく素敵な作品に関われて光栄」と作品への思いを明かした。

市ノ瀬は「ついに、光ちゃんが本格的に登場ということで、私もすごくドキドキの楽しみな気持ちでいっぱい」と劇場版への期待を口にした。

大塚は「『メダリスト』の収録があるたびに、台本をチェックしたり、原作を読んだりすると、何回読んでも涙が出てくるし、心を動かされます」と語り、ファンと作品への愛を共有できた喜びを伝えた。

春瀬は、劇場版のアフレコについて「全身全霊を込めようと思って全力で臨んだ結果、そこからしばらく、抜け殻のような状態で過ごしていました」と告白。「今日皆さんにお会いすることができ、『メダリスト』愛を共有できて、また充電ができたような気がしています」と笑顔を見せた。

最後はキャスト全員が「ありがとうございました」と声をそろえ、会場から大きな拍手が送られた。キャスト退場後には、慎一郎、光、夕凪の“名港ウィンドトリオ”による影ナレも流れ、約2時間にわたる昼公演を締めくくった。

文・丸本大輔

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